<26>卒業式
こんばんは〜!!
ゴールデンウィーク楽しんでますか〜??
時が過ぎるのは本当に早い。生徒会としても攻略対象としても整っている本道春翔が最後のあいさつを述べる。
「私達がここまで成長できたのは先生方をはじめ皆さんの協力があったからこそです。6年間ありがとうございました。」
後ろのピアノから最後に全校で歌う曲のイントロが流れてくる。母体が大きいからこそ出来る迫力のある合唱が紡ぎ出される。
そう。今私たちは桜凛学院初等部の卒業式に卒業生として出席している。大多数の人がそのまま中等部に進むのでそこまで淋しいといった感情はないのだが、いざこうして式に出ると子よりも親のほうが泣いている姿が多く目に入る。
(お母様、泣いてる...!)
珍しいものを見た感じが凄いんだけど...。鬼の形相しか思い出せないくらい怒られっぱなしだから。ありがとう泣いてくれて。
目をつむり心のなかで両親に向けて合掌をする。
しかし式自体には特段それ以上の感想はでてこず美麗の中では普段と同じように時間が流れていった。
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「皆、ここまでありがとう。僕は皆のおかげでこの1年楽しく過ごぜまじた...。これからも頑張ってぐだざい...。」
今年の担任である新任の大野先生が涙交じりの挨拶をした。
こっちまで泣けてきそう。あっ、つられて涙が...。
「はい。使って」
「っ...ゔん。ありがどゔ!」
こういう時さり気なくハンカチを渡してくる我が弟のイケメン度合いに感心せざるおえない。ありがとう莉栗!!
渡されたハンカチで涙を拭きながらコレまでを振り返ってみる。ホントに色々あった。特に低学年はハチャメチャでした。初めての校外学習で倒れて毎年のバレンタインは鋭い目でグサグサやられて...。それも攻略対象に三人も出会うわ、それだけでなくそのうち二人とも仲良くなった事が影響しているのだろうけど...。
(まぁ、別にいいんだけどね!?)
本編が始まったら距離とるし。てか、なんかあったら一応友達だからかばってくれると思えばマイナスどころかプラスじゃない!
前向きに考えろ美麗!!人生は紆余曲折。一回限り!プラスに考えなくてどうする!
「_それでは号令お願いします!」
「起立 礼!」
「「「「ありがとうございました!!!」」」」
色々考えすぎていたからだろうか頭を下げたところでふと冷静になった頭で気がついた。
(私、先生の言葉最後まできちんと聞けなかったー!!??)
こうして元気な声で初等部の生活は幕を閉じた。
まとめ方少し雑になってしまったかもです...。
スミマセン(~_~;)
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次からついにー!?




