<20>校外学習⑤
おはようございます。
読者の皆さま、更新遅れてごめんなさいm(_ _;)m
急に話し掛けれられて男子全員の口がポカンと間抜けにも空いている。この顔じゃあイケメンも台無しだ、と言いたいところだがイケメンは何しても似合うということが今ここで実証された。
「えっと...」
「ん?聞いちゃいけないことだったの!?ごめんなさい!あまりにも楽しそうだったからせっかくだから一緒に楽しもうと思ったの...」
先程までの盛り上がりは遠い過去のものとなり今はただ美麗の声が響くのみとなっている。美麗自身も分かっているが何せこれまで溜めていたものが一気に吹き出した状態である。まぁ、周りのことを気にすることができないほどに結局のところ美麗は
キレているのである。
(はぁ、だんまりですか?)
ここで沈黙?あんなに愉しそうに人の悪口言ってたのに?てか、黙っているってことは少しは悪いことしったて思ってる証拠でしょう?悪いことしたと思うならやるなよ。あと言う事あるなら直接来い。
「ふふ、静かになっちゃって...私には教えてくれないんですか?」
少し涙ぐむフリをする。心の声が少し出てしまったのは見逃して欲しい。
しょせん演技と思うでしょ?こちとら前世で悲劇のヒロインぶってた女五万と見てるの、周囲をどうすれば自分の味方にできるか。その方法を今回は活用させてもらうこととしましょう。
美麗の思惑通り室内の空気は美麗の味方モードになっている。そのうえクラスメートの今の話題に挙がっているのは4班の男子班員がいかに仕事をしていなかったか、褒められたエピソードを恥ずかしげもなく大きな顔をして自慢していたかなどが嘲笑を交えながら話されていた。
「何を話していたの?僕たちも知りたいんだけど...」
そんな空気のなか莉栗が美麗の横に立ちいまだ固まっている男子に話しかけた。
莉栗が話しかけたのが良かったのだろうか。少し空気が和らいだように感じた。
(莉栗さすがだな~)
莉栗は誰ともそつなくしかも良好な人間関係を構築する。その成果が今素晴らしい形で発揮されているのだろう。空気が和らぐことは一歩前進と考えていいだろうが、
(さっさと話せよ)
「レイ、顔」
莉栗に頬をプニプニされながら指摘された。人気者と仲の良い女子が地味子だと疎まれる。漫画でも現実でもよく見たもんだ。
「ちょっ、やめて」
その綺麗な指でつつかないで欲しい。正直女子からの羨望の視線が痛いのでやめていただきたい。
みんな微笑みを向けないで!妬み嫉みの視線じゃなくて羨望の視線はどうすればいいか分からないんですー!!!
そんなことを考えていると目の前の男子が口を開いた。
キリが悪いですが続きは長くなりすぎるので次回。
次回もよろしくお願いいたします<(_ _)>




