<17>2学年、校外学習②
こんばんは〜本日27日!&祝50話!
「皆さん、先週提出してもらった計画表は一通り目を通しました。コメントを付けて各班返していくので呼ばれたら前に取りに来てください。」
「えっ、早いね。わたしたちの班どうなんだろう〜?」
「まぁ、大丈夫じゃない?ダメでもやり直せばいいよね!」
「うん、だね!...でも緊張する~」
先生の言葉を受けて静かだったクラスが盛り上がっていく。そりゃそうだろう。結構時間を使ってそれぞれが考え抜いて作られた計画だ。大変だった分成功するか気になるところだろう。
(しかしなぜ...)
「俺等の班は大丈夫じゃない?」
「まぁな、なんてったって俺が考えたんだし!」
「昂輝、どこから来るんだその自信(笑)」
「ここから!」
そう言ってクラスの人気者は自分の胸を叩いた。
(いや、『ここから!』じゃないでしょ!)
クラスにある様々な班が上手くいくか、と緊張している中、美麗の班は全くと言っていいほど緊張感はなく逆に悠長に構えていた。一人美麗を除いて。
(なんだコイツら?)
悠々と構えやがって。
計画は自分が中心で立てた感を出してますけど実際は違うからね?提出日2日前になっても全く進まなかったから私が立てて皆に提案したの覚えていないのか?
美麗は座りながら、ふざけ笑い合う四人を見てあくまで表面上は穏やかに、と努めながらだが確かに怒りと嘲笑を心の中で感じていた。あくまでもここでとやかく言わないのは『自分のほうが精神年齢的にも年上だ、ここは我慢!』と抑えているからである。
「4班の人」
「お!俺等じゃん!」
「なら私が―」
「俺、行ってくる!」
「おう!頼んだ昂輝」
立とうとした私のことが見えていなかったのだろうか。クラスの人気者が勢いよく前に取りに行った。元気はいいこと。でも周りを見ないのは良くないですよ〜?と言うか、
(私の言葉、遮るなよ)
「はいこれ。あなたの班の計画表です。裏にコメントをかいたのでまずはそれを読んでまた下描きを提出してくださいね。」
「わかりました!」
いやいや...分かりました!じゃないでしょ!?うちの班だけだよ再提出促されてるの。ガチで周り見ろや。
意気揚々と帰ってくるヤツを残念な目で見ながらそう思う。そんな事、当の本人や周りの男どもは知らない。だからか余裕の笑みを浮かべている。
「なぁ〜早く見ようぜ」
「「「だな!」」」
おいおい、そんなにいいこと書いてあるわけないじゃないか。本当に...。
美麗がそんなことを思っているとも知らずに美麗以外の男子は一つの机に集まり紙を裏にした。そして10秒
「「「「.....」」」」
(ほーら、やっぱり。言わんこっちゃない)
まぁ、直接は言ってないけど。
目線を紙の下に移していくにつれて男子たちの顔が死んでいった。
今後ともよろしくお願いします(◍•ᴗ•◍)




