SP1周年!〜メイドのアレコレ〜
こんばんは。お久しぶりです...。
突然ですがさっき気が付きました。
13日でもしかして1周年では!?と、
普段見えないメイドの心の内を一緒に覗きに行きましょうー!
※ここまでの本編の流れとはあまり関係ありません
「奈未、これでどうかな?このメガネ華美過ぎない?」
「大丈夫です。お似合いです」
「違う!そうじゃなくて私は似合う似合わない以前に地味さを求めているのよ!」
「....」
また始まってしまった。なぜこれほどまでに地味で目立たないということを追求したがるのだろうか。
(私のお嬢様がー!)
皆様こんにちは。突然ですが私の話を聞いて下さい。
まず、私松乃奈未はこの家に仕えている所謂メイドである。まぁ、今は未美麗様のお世話兼用心棒のようなものですが...。
私がここに来たのは5年前。まだ美麗様が1歳の頃だった。それから勤めて3年、美麗様と初めて対面したあのとき、私は生まれて初めて目を奪われる、と言う言葉の意味を理解したのだと思う。子供嫌いだった私がそう思ってしまうくらいに。本当に目にした神の子はまだ幼いながらも美しかったのである。それが美麗様が4歳の頃の話。しかし、私は当時まだまだ下っ端だった為、見守ることしかできなかった。
『なんでオムライスなの!私はハンバーグがいいの!』
と、昼食の席で癇癪を起こしたときも、
(私がハンバーグ作って差し上げたいー!)
『私今日は起きないから!』
朝不機嫌で反抗しているときも、
(私はお嬢様のおそばで静かに待ちます!)
そうやって私なら、とその頃は毎日そのことを考えていた気がする。美麗様のために何かしてあげる事ができないのがもどかしかった。正直、文句を言っているお嬢様付きのメイドたちを蹴り飛ばして、すぐに代わりたかった。しかし、正当な順番は回って来なかった。ようやく地位が少し上の方になった!頑張りが認められた!そうやって自分を励ましていた。
そしてチャンスが来たのは美麗様が変わってしまったちょうどその時。
『えぇ、よろしくね!』
その言葉を聞くために頑張ったのだと思えた。それから数日一緒に過ごしたがやはり毎日見ていただけに違和感を感じてしまったのだ。今思えばあのとき聞いておいてよかったと思っている。聞いたときは
(前世の記憶?あるんだ...!?)
混乱した。そして何をそんなに恐れているのか分からなかった。本当にそんなに心配することが起きるのかなんてわからないでしょ?
しかしまぁ、お嬢様の力になるのが私の仕事。今のお嬢様は私からしたら推しだから!
まだ装いについて姿見の前で眉間にシワを寄せながら迷っている美麗に声を掛ける。
「美麗様、こちらのお洋服と合わせるとさらにご希望の形に近づくと思いますよ。」
「確かに!さっすが、奈未ありがとう。早速着てみるわ!」
美麗が着替えるために走っていく背中を見つめながら奈未は思った。
(私がいつでもあなたの味方です)
そして悪い虫と未来からあなたをお守りします、と。
主人ラブなメイドは今日も幸せな時間を満喫している。
どうでしたか?
1年って思っている以上に早いですね〜
皆様ここまでお付き合いいただきありがとうございます!これからもゆる〜く楽しめる美麗の奮闘記を読んで応援してくれると嬉しいです(◡ω◡)




