<3>攻略対象との関係性
こんばんは。ちょっと夜遅いですが17日です!明日からまた一週間始まりますね…。
「げっ、名前あったよ...。」
入学式が無事終わり、これから一年間を過ごす2組に戻ってきました!そして事前に配られた各クラスのクラス分けが書かれた紙と絶賛にらめっこ中です。
「おい、何か嫌なことあったのか?美麗?」
「いや~?そんなことないよ!」
(原因はお前だよ!!)
皆さんこんにちは。ただいま私の席のとなりで話しかけてくるのは御察しの通り
「久しぶりにあったんだからもっとしゃべろうぜ?それとも俺の名前忘れた?俺の名前はな...」
「わかった分かったから、亮。ちょっと静かにしててくれない?」
そう。あの日私が町で出会ったスポーツ少年こと私の未来を脅かす危険のある人物の一人水原亮である。なんとこの度同じクラスになってしまった。そして席も偶然となりである。神様ひどいよ~。トホホ
こうなったはしょうがない、と、もはや諦めの境地に達しそうである。ではこれからどうするかというともうプランは出来ている。その名も、
(近すぎず遠すぎない友達になろう!)
もうこうなったらこれしかなくない?今のうちに恩でもなんでも売っといて関係性を気づいた方が得策。だってもう入学前から互いに知ってるしなんなら私が先に声かけて仲良くなっちゃったからね...
(もう本当に何してんだあのときの自分~!!)
あのとき声をかけなければ一人関わらなくても良かったかもなのにー!!
色々と頭のなかでこうして考えていると急に隣から声がかかってきた。わざわざなんだ?と思いそのまま顔をそっちに向けると、
「おい、美麗顔険しいぞ?まるで...山姥だ!」
カッチーン
「なんですって!?もう一回いってみなさい!」
(なんだコイツ?女子に向かってその一言。いくら今の私がメガネかけてる地味系女子だからといってもひどくない?)
「ゴメンナサイ。」
私の怒りに驚いたのか素直に謝ってくるがそんなに私は甘くない。
「この普段温厚な私を怒らせるとはいい度胸ね?何?もう話し掛けて来ても話してあげないから!」
こういうやつはこれくらいやらないと次もやる。でも
「それは...嫌だ。謝るから無視しないで。お願い..。」
(ウッ、そんな子犬のような純粋な目に涙をためて私を見ないでよ。)
莉栗といい亮といいまだ幼いけど顔がいいからなんだか良心が余計にその顔を見ると痛む。ヴうぅ
(許すしかないじゃんか)
「ゴメン意地悪言った。もう許すから。これからも仲良くしよ?ね?」
「ホントに許してくれる?」
「もちろん!嘘はつかないから。」
「ありがと。」
うっ、イケメンの笑顔破壊力えぐっ!
こうして私はまた自ら足を踏み込んでしまったのだった。
イケメンの泣き顔最高だと思いませんか?
(性格悪いかな?)




