<22>見学会
こんばんは。
うわー広っ。ひとが多い….。
「ここに通うのか…。ハアー人酔いしそう。」
はい、皆さんこんにちは美麗です。今日は来年通うことになっている小学校に見学に来てるんです!(ペナルティーはあと2日間残ってるんだけど…)今とっても楽しい!見学だけなら気が楽だもんね〜
(莉栗から少しの間解放されるし!)
「こちらがカフェテリアです。」
「うわ〜!!」
こんなん学校じゃないって、レストランだよ⁉︎
(私マジでここに通うの?!)
絶対ここに普通の人いない。いかにもお金持ちの人専用の学校じゃないか!ああ、考えるだけでめんどくさい。
「レイ~?何で一人ではしゃいでいるのかな?」
「あっ、ごめん。」
「いいよ~許してあげる。はい」
「えっと...何?」
なんか莉栗がこっちに手を伸ばしてきたんだけど、
(ああ~!そうか)
「ハイ、どうぞ」
「えっと、これは?」
えっと...何で戸惑ってるの?手を伸ばしてきたのって
「この学校のパンフレットが欲しいんじゃないの?」
「はあ~全然違うよ...。」
「ん?」
この時周りの人は思った。この子は鈍感だ、と。そして姉に気づいてもらえなくて一人で拗ねてる莉栗に同情の目を向けたのだった。




