<17>お茶会という名の戦争②
遅くなりました。すみません...。
はあ〜。疲れた...。ついて早々もうクタクタだよ。色んな人に挨拶して喉がカラカラ、適当に座って残りの時間を潰そうかしら。
「すみません。飲み物をいただけませんか?」
「ただいま持って参りますのであちらの席でお待ちください。」
(おお!結構親切な給仕さんだ!)
「ありがとうございます。」
よっこいせっと、足も疲れたしちょうどよかった。にしてもみんな楽しそうにお喋りしてるなあ〜。楽しくない話に付き合うのって結構な苦行なのよね〜。同い年なのにみんな凄っい!!
「お待たせいたしました。こちらにケーキもご用意いたしました。」
「ありがとうございます。」
うわ〜!!どれも美味しそう。莉栗も誘いたいけど私が押し付けた人達に囲まれてるから無理か。なら仕方がないよね、
「いっただっきまーす!」
うわっ!何これ、美味しい!これを食べないなんて、なんてもったいないことをしそうになったの私!あら?私の他にもお料理を食べている子達がいる。話しかけてみよう!
(勇気を振り絞って、)
「ねえねえ、お料理美味しい?」
「うん!美味しいよ。君も何か食べる?」
そう言いこちらを振り返ったのは口調が優しいイケメンでした。
おいおい、何でまだ幼いのにこんなにかっこいい子が2人もいるの!?ていうか同じ顔だし...。双子初めて見た。
「うん!オススメはどれ?」
「これは美味いぞ。」
そう言って皿を差し出して来たのはクールな口調の男の子だった。
「ありがとう!」
おお!確かにとても美味しい。いやーこの子達とは仲良くなれそうな気がするわ。
「とっても美味しい!自己紹介が遅れてごめんなさい。私は美麗よ。あなたたちは?」
「ああ、僕は森羅叉紗。こっちは...」
「俺は森羅叶野。見ての通り俺たちは双子だ。」
(イケメンの双子とか凄い。画面の中の人じゃないのが惜しい。)
「私は烏野美麗。今年で5歳なの。叉紗達も同い年?」
「えっ!?美麗って僕たちの1つ年上なの!?てっきり同い年なんだとばかり思ってたよ...。」
「ってことは私の1つ下なのね...。少し残念...。」
「まあ今後会えないって訳じゃないんだし良くないか?」
「確かにそうね...。」
「ねえ!僕たちと友達になろうよ!そしたら今後も家の繋がりで互いに会いに行けるよ。どう?」
(お”お”、イケメンの上目使い半端ない!)
「もっ、もちろんよ!」
「ん。じゃあこれからもよろしくな。美麗。」
「よろしくね、美麗!」
「こちらこそよ!」
こうして私は友達を2人ゲットしたのだった。




