<16>お茶会という名の戦争①
こんばんは。
はい、いよいよ始まります。今日はお茶会です。
「お嬢様着きました。」
「アリガトウ...。」
やばい脳内で現実逃避してたわ...。朝から準備大変だったのと、普通にいきたくない病が発病してしまったのでね。本当にマジで大変だったんですよ。では、朝の回想にいきますよ〜!
◇◆◇
「お嬢様おきてください!!!」
「ん?...奈未?なんか今日早くない?」
外まだ暗いんですよみなさん。いくらお茶会だからって早すぎると思いません?
「いつもよりは確かに早いですね。ですがそれくらい大事なお茶会なんですよ。申し訳ないですがわかってください。」
「は〜い。それじゃあよろしくね!」
「お任せください!!」
こうして私は1時間かけてお茶会仕様に仕上げてもらいました。
「どうでしょうか。」
「おお!すごい!!」
自分で言うのもあれだけれどなんて可愛いのでしょうか!ライムグリーンのプリンセスラインのワンピースに大きなリボンが腰に1つ付いている。髪型はハーフアップでサイドは編み込まれている。
「すごいわね!さすが奈未!!」
そう言って鏡から奈未に視線を移すとなんと奈未がなぜか悶えて床に手をついていた。
「えっと...奈未さん?どうしたの?」
すると奈未は勢いよく顔を上げて私を見て、
「だって、お嬢様美しすぎですもん!!」
(いや奈未さん?もんって...。とりあえず)
「ありがとう?」
「ハイっ!!」
ていうか奈未ってもしかして私のこと結構好き?いっつもクールだけど...。
「はい。実は私、美しいものが好きなんです。だから美麗様は私の理想の方なのです!でも表情がわかりにくいのが私的にもコンプレックスなんです...。」
「なっ何で私の考えていたことに答えてんの!?」
「美麗様全て声に出ていますよ。」
「えっ嘘!?」
「それも美麗様の美点です!」
「あれがとう...?」
コンコン
「はーい。どうぞ。」
「美麗、準備できたかい?」
(今日もお父様はイケメンだ!まっ眩しい!!)
「はい!どうですか?」
そう言ってその場でくるっと回ってみせた。
「ああ!可愛いぞ!さすが私の娘だ!」
「ありがとう!」
「では早速行こうか。莉栗はもう車に乗っているよ。」
「奈未それじゃあ行きましょう。」
こうして私の支度戦争は幕を閉じたのだった。
そして冒頭に戻る。
ストックが底を尽きそう...。




