<13>お買い物
こんばんは。
(まさかこんなところで出会ってしまうなんて...。)
確かこのゲームの攻略対象って皆んな大手企業とかの子息だったよね...?もう一度言おう。
攻略対象、なんでホイホイ出歩いてるのよ!家で将来のためにしっかりとお勉強してなさいよ!
「レイどうかしたの?」
おっと、つい自分の世界に入ってしまっていたらしい。
莉栗が俯き気味の私の顔を下から覗き込んでいる。
心配させっちゃたようね。っていうか単純な話、私が普通に接しとけば良いのよね。だって相手は知らないんだもの。自然な形で今日を乗り切って今後なるべく関わらなければ良いものね!
(というか心配する莉栗、可愛い!!)
「ううん大丈夫だよ。ごめんね少しだけ考え事してただけだから。」
「そっか。なら良かった。」
「なあ〜、はやくいこうぜ〜レイ。俺お腹すいたんだけど...あっ!!!」
「ん?何かあったの水原君?」
て言うかなんでコイツ私のことレイ呼びなの?もしかして...っというかもしかしなくてもコイツ、コミニュケーション能力高い、いわゆる 陽キャ !!
マジで苦手だわ...。陰キャの私とは真反対なタイプ。
攻略対象抜きにあんまり関わりたくないかも...。
「ああ!!あそこに焼き鳥があるぞ!はやくいこうぜ!」
「ええ、莉栗いきましょう!!」
「うん!!」
するとさりげなく莉栗が手を取ってきた。
(私が迷子にならないか不安なのかしら?まあ、なんだっていいわよね!とりあえず今日を乗り切れれば。)
「ちょっと、水原君待ってよ!」
私たちは慌てて先に行ってしまった攻略対象である水原を追ったのである。
突然ですが、木曜日はお休みします。スミマセン。




