<10>協力者
こんばんは。
ゆるっとしてます。スミマセン...。
さあやってきました。この時が!波乱の食事が終わった今わたしを阻むものは何もない!
「よし!奈未、街に行くわよ!」
今のわたしはやる気マックス!明るい未来に向かって今日この時から一歩を踏み出すのだから!!!
「分かりましたお嬢様。で・す・が・その前にお話があります。」
(えっわたしなんかしたっけ?)
ここまで記憶を取り戻してたった三日しかったて無いけれど奈未は私によくしてくれた。
(実はものすごく不満が溜まっていたのかしら?)
「お嬢様、あなたは一体誰なのですか?わたしの知っている方とは少し変わってしまったように感じます。お願いです。わたしに何があったのかを話してくださいませんか?」
な〜んだ。まあそうですよね..。ずっとわたしのそばにいてくれたんだものそりゃ気付きますよね。
(しょうがないか...。)
「奈未、まずね、私は変わってないのよ。記憶がね、前世の記憶が急に溢れ出してきたの。」
「前世の記憶?」
「そうだよ。私には前世の記憶があるの。このままじゃ私は破滅の一途を辿ってしまうの。だから私はこれから自分の手で変わっていかなきゃならないのよ!」
確かにはためから見れば私はガラッと性格が変わったように見えるでしょうね...。
(不気味だと思ったでしょうけど、奈未だけには理解してほしい。)
「そうだったのですね。私はいつでも味方になろうとお嬢様が頭を打って目が覚めたあの瞬間、声をかけてくれたあの時から決めています。だから全力であなたの味方としてお役に立とうと思います!」
私はなんて恵まれているのだろう。こんなにいい人が近くにいてくれるなんて....。
「ありがとう奈未。」
(私は本当に幸せ者だ...!!!)
「奈未、そうと決まればこれからもよろしくね!それとこのことは内緒よ?」
「はい。こちらこそよろしくお願いします。」
よし!わだかまりも消えたことだし...
「街へレッツGO!!!」
「お嬢様、その前にお着替えを。」
「...ハイ。」




