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第百六十四話 羽が生えた魔神獣



「第二撃、行きましょうか、お見舞いしてやろうぞ」



「はぁああぁ」



 いうと同時に、セイクは聖魔剣に力を注ぎだした。



 セイクの体に莫大な力が収束していく。



 フォライーは意識だけだが、魔神の目から様子がみえていた。



 今の一撃は、自分が倒されるくらい、強力なもの。



それを垣間見て、首をかしげていた。



「(なに、魔神の攻撃を無傷でしのいだ? 一体どういうことじゃ、あの城は? 魔神はさっき、魔導砲

撃といっておった、だとすると、何千年も昔のもの)」



 フォライーの意識は、魔神の中で熟考していた。



 前に進むことしか考えることができない、魔神に悪知恵を考えていたのだ。



 フォライーの勘が冴えていた。



「(魔導の力で動く城か、だとすれば、城にいるものをやれば、城は落ちるか)」



 フォライーの意識は魔神に語り掛けていた。



 魔神は妙な顔をする。



 そのときだった。



「いくぞ、我の攻撃を受けよ、魔神め」



「はぁああぁ」



 セイクがうなった一瞬だった。



「聖魔導砲撃斬!」



DWOONNNN!



 なんと、今度は光の刃が一瞬にしてはなたれ、魔神の体を無残にも斬って落とし、寸断した。



「魔神の体を手足もろとも斬った」



「すごい」



「なんだ、光の速さだ、一瞬で」



「ぐは、手が、足が、」



 魔神はその場に、倒れこんだ。



 手と足が見事に付け根から、胴体と別に切断されていた。



 いまあるのは首と胴体がくっついているだけだった。



「魔神も首と胴体だけだ、ああなっては、魔神も動けないな」



 キュラがそういった矢先だった。



「(ちょうどよい、魔神よ、手を使え。手を再生させることなく、分身を作るのじゃ)」



 フォライーは妙なことを魔神の意識の中でいっていた。



 魔神がその言葉に反応した。



 足が再生し、胴体とくっつこうとしていた。



「足をくっつけようとしてるぞ」



「おかしい、手が再生しない、まさか」



 キュラが妙なことに気が付いた。



 たしかに、前なら完全復活をするものの、今度はしないからだ。



「手よ、我が分身となりて、羽を生やし、城にいるものを殺せ」



 魔神がいった瞬間、変異が始まった。



「なんだ、魔神の手が魔物に変異している」



「まずいぞ、羽を生やしている。飛んで来るかもしれない」


「いけ、魔神獣バルバトラーよ」



 なんと、魔神の手は、変異し、ドラゴンのように羽を生やした魔獣となっていた。



 その魔獣は飛び、浮遊城に向かっていった。



「こっちに飛んできている、くるぞ」



ファイの言葉でみなに緊迫感がひしめいた。



城の壁を突破されれば、肉弾戦になる。



被害は免れなかった。



フォライーの思惑通りだった。



城の内部から操るものを始末しようと策を弄していたのだ。
















☆☆


お疲れ様です。お忙しい中、読んでいただいてありがとうございます。

作者もなんとなくわかるのでうれしいです。

読み物として毎日更新していきますので、よろしくお願いします。

読者様も暑さには気を付けてくださいね。

ゲームなどを創っているところも大変かと思いますが、物語考えるほうも楽じゃありません。

想像力が頼りですが、作者でもプロットに困るときがあります。

ですが、考えていると数秒で展開が浮かんできます。

キャラが不思議と動くんですね。

フォライーは実質いないですが、意識で生きているとか。

魔神に寄生しているようなもんですね。

セイクも人一倍正義感が強い女の子です。

特殊能力性が高いですね。

レヴェルもまたどこかで出てくるかもしれません。

といいつつ当分出てこない気がします。

またお会いしましょう。

読んでいただいてありがとうございます。

読者様の貴重な時間ありがとうございます。


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