第百六十話 伝説の封印されていた聖魔剣士
そして、ウィードが懸念しながら話し出した。
「バルバトス封印で語り継がれている神話に登場してくる魔剣です。この象り間違いない、聖魔剣ホーリープロキオンです」
ウィードの言葉をきくと、一同が面食らった。
一呼吸置いた時だった。
「(さあ、魔剣を解放しろ。お前たちの助けとなる)」
また声が聞こえてくる。普通の人間の声だった。
「キュラ様、どういたしますか」
「どうする?」
「私には声が聞こえないが、お前たちの反応をみると悪いものにはみえない、それになんらかの封印にかかわるものなら、抜くしかない」
そういい、キュラはゴーサインをファイに出した。
「ファイ、抜いてくれ!」
「よし、てああぁ」
ファイは台座に刺さっていた剣を魔闘気をかけ、思いっきり抜いた。
しかしびくともしなかった。魔の力を使ってもだ。
「はぁ、はぁ、ダメだ、なんて固く突き刺さってるんだ、全く抜けない」
「どれ、俺が」
今度はヒョウが同じように抜いてみた。
しかし、剣は動くこともなかった。
魔剣士の力のキャパシティを遥かに超してる刺さり具合だった。
「く、なんて、固さだ、びくともしない」
「ヒョウでも無理か」
「ここは、レギン殿だな」
キュラは最後の頼みの綱、獣人で馬鹿力のレギンに頼んだ。
レギンは、張り切り、筋肉を収縮させた。
「よし、任せておけ、俺にかかればそんなもの」
「うおらぁああぁぁッ」
いうと同時に、レギンは聖魔剣を見事に抜いてみせた。
「やった、抜いたぞ」
レギンがそういった矢先だった。
「戻れ」
「な、魔剣が消えた」
「まさか」
ファイたちが剣をもち、身構えた。
この剣の戻し方は、術者がいるのは推測できたからだ。
「我を封印から解き放ってくれてすまないな」
「女?」
「我は、聖魔剣士セイク・リッドだ」
「セイク?」
なんと、目の前には美麗な容姿の鎧をきた女の剣士がいた。
髪がピンク色をしており、かなりのロングヘアだ。
一同は声の主と推測でき、その術者が女性とわかると面食らった。
動揺の色が隠せない。
「一部始終は聖なる力でそこの風の魔剣士の心を覗かせてもらった。事情は全部わかった。
ついにまた復活したか」
「僕の心をみた?」「そんなことができるのか」
ウィードがびっくりし、唖然となった。
セイクの聖なる力を使うと、神のように心もみえてしまうのか。
そして、剣を握ると、セイクは第一声を発した。
「どうやら、また地下城を動かす時がきたようだ」
「地下城?」「一体どういうことだ」
ファイたちにはわけがわからなかった。どこに城があるというのだという感じだった。
キュラはその様子を少し理解し、じっと見つめていた。
セイクは不敵な笑みを見せて動こうとした。
☆☆
おつかれさまです。
ついに、新魔剣士がでてきましたね。
なんかすごく強そうな、女性キャラの。
いったいどうなるのか。
ファイたちをこれからもよろしくお願いします。
読者様の声援がある限りこの物語は続きます。
といっても作者が死ぬまでかいてそうな気がします。
魔王ダギラスも出てきましたが、またもう一回封じ込めただけで生きています。
伏線みたいなものですが、再戦もあるかもしれません。
興味があればバックナンバーをみてみてください。
魔剣士は基本普通の人間より強いですが、魔の力を使えても人間です。
魔物の生命力などにはかないません。
そこのところをうまくバトルで表現できたら名と思いながらかいてます。
まだまだバトルは続いていきます。
応援よろしくお願いします
またお会いしましょう。
感染症読者様も気を付けてくださいね。




