第百五十五話 エトワル城入城
テアフレナの記憶移動魔法はあれから、ずっと裏山を飛び、エトワル城上空まできていた。
「みなさん、あそこに降りましょう」
ウィードが指をさしていった。
そこはエトワル城内の広場だった。
「テアフレナ、ウィード様のいっているところに降ろしてくれ」
「はい」
テアフレナが記憶移動魔法の四次元光を解き、みながエトワル城内に踏み入れたときだった。
警備をしていた衛兵が数人それに気づき、槍などをもって近づいて威嚇してきた。
「何奴!」
「衛兵よ、僕だ、僕が分からないのか、ウィードだ」
衛兵はまさかと思い、ウィードを見やった。
本物だと気づくと、態度が豹変した。
「は、ウィード様でありましたか、失礼をいたしました」
槍を引っ込め、敬礼をその場にいたものが全員した。
サリアがそれをみてにっこりしながらいった。
「よかった、みんな元に戻っているみたいですね、洗脳から」
「そうだな、戦わずに済んだ。事は一刻を争う。とりあえず、父上に会うぞ」
ウィードはそういうと兵のいたほうに無理やり歩いて突っ切っていった。
「兵よ、父上は王の間にいるか」
「は、謁見でございますか」
「そうだ」
「遠征はしていらっしゃらないので、大臣たちと共にいらっしゃると思います」
「よし、いくぞ」
ウィードはそういうとゴーサインをみんなに出した。
しかし、ウィードとサリア以外は兵にとっては外部者だった。
ファイたちが通ろうとすると、槍で威嚇し止めた。
「ウィード様、こちらの方たちは?」
「敵ではない。僕の客人だ。丁重にふるまえ」
「は」
兵がそういうと、ファイの肩に腰かけていたニミュエが口を開いた。
「ソレイユ城も広いけど、ここも同じくらいすごいね」
「ニミュエ、おいしいものが食べたいんじゃないか、ボンも」
「あーん、ご飯食べたーい」「おいどんも」
ファイとニミュエたちの話をきいてウィードは笑った。
「はは、いいですよ。時間があれば」
ファイたちはキュラの命令で、王の間に入るのをやめ、ニミュエやボン、レギン、ヒョウ、エリュー、レイティス、オネイロスたちと、待合室で軽く食事をとることになった。
キュラたちは王の間に入って謁見に臨んだ。
☆☆
おはようございます。
遅い時間帯でも早い時間帯でも読んでくださっている方ありがとうございます。
作者も何となくですがわかるのでうれしいです。
時間の流れでいうとすぐですね。一日も経っていないくらいで。
人間にしてもそうですが、第二波が感染症もこようとしています。
この作品みたいに洗脳ではないですが、近いものだと思います。
読者様も気を付けてください。
マスクを外出はして、闇雲に接触しないほうが関東圏ならいいのではないかと思います。
もしですが、自身がかかると周りの人まで巻き込んで大変なことになります。
ファイたちは身分制度があるこの世界では、位置づけは騎士です。
第二身分という設定になっております。
この身分制度を覆すように、キャラも動いております。
やはり、作者もなのですが、身分なんて必要ないと思っています。
人間はみな平等で生を与えられた時から、みな同じだと作者は思っております。
そういう貴族の横暴にもこの作品の序盤でも出てきますが、ファイは対抗しています。
そんなファイたちをこれからもよろしくお願いします。
また夕刻でも会いましょう。




