第百五十三話 バルバトスの人格
「く、なんて瘴気だ」
「動いたぞ、くる」
破壊神バルバトスが動き、ファイたちのほうを向いた。
みな、連携しようと、身構えた。
そのときだった。
「おお、力が満ち溢れる。何千年以来だ、体が動くのは」
「しゃべったぞ、あの野郎」
ファイが懸念しながら言った。
怪訝な面持ちでキュラが言葉を紡いだ。
「みな、気を抜くな、フォライーより更に手強いぞ」
バルバトスが胸のあたりを手で押さえて、死体があるほうを一瞥した。
「心臓が二つ入っておるな、ん、あの死骸はなんじゃ、魔族か」
「(わしだ、お前を復活させたものじゃ)」
「なんだ、お前は」
「おかしいぞ、あいつ、誰かと話してるようだ」
ファイが異変に気付いた。
「(わしは、確かに死んだ。だが、お前の脳の一部となりて、生きておる。お前にありったけの莫大な魔
力を注ぎ、復活させたのだ)」
「ほざけ、脳内でほざきおって、我は、破壊神バルバトスじゃ」
その一連の模様を見て、不敵な笑みでキュラはファイたちのほうを向き言った。
「ファイ、ヒョウ、今がチャンスだ、向こうは情緒不安定だ。攻撃を仕掛けるなら今だ」
「おう、わかってら」
そういうとファイが高く飛び上がって仕掛けた!
「てやぁ」
「何奴?」
「フレアブレイク!」
「アイスブレイク!」
DWOOOOONNNNN!
ヒョウとファイが連撃で最強の技を叩き込んだ。
魔神の片腕に切り込み当たって、大爆発を起こした。
その爆発展開中のところに続けて二人が攻撃を仕掛けた。
「もう一つ、おまけだ、魔神」
「魔法剣アイススラッシュ!」
「わしを忘れるな! イーリアウルファ!」
DWOOOOOONNN!
「どうだ!」
「やったか」
四人の連携でそれぞれの強力な技を叩き込んだ。
普通の魔族なら、確実にダメージを負わせることができている。
しかし、この相手は半端ではなかった。
その一連の模様に動じることはなかった。
「その魔闘気、うぬたちは魔神剣士か」
「ダメだ、まったくきいてない」
「そんな馬鹿な、四人がかりで、傷一つ負わせれないなんて」
キュラがそういうと、バルバトスが赤い目を光らせた。
「なるほど、人間にしてはできると、思っていたが、魔の力が使えるものか。その程度の攻撃、蚊にさされたようなものだ。その程度では我の装甲は破れん」
バルバトスとの死闘が始まった。
☆☆
おはようございます。
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また夕方アップします。
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これからもファイたちをよろしくお願いいたします。
復活したバルバトスに異変が?
どうなるファイたち!!
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