第五百六十三話 突破、炎の柱! 二段攻撃!
ファイは思いっきり剣を下手に向け技を発動させた。
「フレアランス」
DOWWOONN
「火の柱」
なんと、超風力の中、フレアランスを地面にぶつけ、上に突出したのだ。
「そうか、炎を軸に」
「なるほどな」
ヒョウが冷淡な笑みをみせた。
一同が面食らった。
ファイは超風力の範囲が届かない場所を狙ったのだ。
「らりゃぁ」
ファイは掛け声と同時にフレアランスの勢いを強めた。
「フレアランス、超風力を突っ切って、上空に出ろ」
そのファイの突出した行動にニュイスも気が付いた。
「なんだ、火の柱」
ニュイスは焦り、手を振り配下の者に指示を出した。
「ええい、紛らわしい、ヒュドラ、ヘルコカトリス、炎の超風力を向けろ」
GUOOOONNN
ニュイスの指示でヒュドラとヘルコカトリスが動いた。
しかし、ファイの方が一手速かった。
「遅い」
「もう、お前らの上にいるぜ」
その瞬間だった。
「くらえ、炎斬」
DOWOOONNNNN!
「ぐぎゃぁ」
「な、なに、ヒュドラの首全部を」
何とファイは一瞬で二つの攻撃をやってのけた。
「へ、それだけじゃねーぜ」
「ぐぎゃああ」
「ヘルコカトリスの羽を一瞬で切り刻んだ」
なんと、同時に素早く攻撃を繰り出していた。
羽が切り刻まれ風を起こしにくくされていた。
それにヒュドラの首もすべて落としていた。
血しぶきが飛んだ。
「僕のヘルコカトリスの片翼が、く、くそ」
そのときだった。
状況をみていた、ニミュエが懐からぴょこんと出てきた。
「ひゅー、やるぅファイ」
「お前、懐から出るなっていったろ」
「もうだいじょうぶだもん、もう片翼だけならへっちゃらよぉ」
「妖精?」
ニュイスはニミュエを見て動揺していた。
そして、またふふんと笑い、嘲け笑った。
「ふふん、それくらいで勝った気でいるのか」
「なに」
「ファイ、気をつけろ、ヒュドラはおそらく再生するぞ」
「なんだって、レイティス」
「モンスター学で学んだ覚えがある」
レイティスが森から檄を飛ばした。
ニュイスが後ろ手に宙を舞い、旋回していった。
「そうだよ、ご存じのようだね」
そして、ニュイスが手を振り上げた。
「再生だ、ヒュドラ」
事態は急変した。
ファイたちは息をのんだ。
☆☆
おつかれさまです。
昨日も一昨日も何回も見てくださっている読者さまには感謝です。
毎日見てくださっている読者様にはいちばん感謝です。
ほんとにありがとうございます。
これからもファイを応援してくださいね。
今回もよく動いてくれてます。勝手に動いてくれるのでほんとありがたいです。
他のキャラもです。
読み物としてがんばっていくのでよければブックマークなどしていただけるとうれしいです。
感想も何でも書いていただけるとうれしいです。
ファイ、ヒョウ、エリューのことなど、何でもお気に入りのキャラがあれば、キャラのことでも書いていただけると嬉しいです。
またお会いしましょう。
また更新します。
どうなっていくのでしょう。
ミサイル飛んできてもです、アラートが鳴っても、十分でミサイルが飛んでくるのに、逃げるところなんてないですよね。シェルターを作る計画があるそうですが、どうなるのでしょう。
車の中も危ないらしいです。燃料に引火して燃える可能性があるらしいです。
読者様も色々思惑があると思いますが、飛んできてからでは遅いですよね。
可能なら海の上くらいで撃ち落としてほしいものですね。




