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第五百五十一話 信じる心、妬く心?



ファイたちは炭鉱路を抜け、炭鉱の入り口にいた。



 ファイが感極まって第一声を発した。



「ふぅ、やっと抜けられたな、外の空気はやっぱりいいや」



 ファイの言葉に応えるようにセイクが話し出した。



「無事抜けられてほっとしたぞ、よかった」



「あのままあそこにいたら、私たち土砂に潰されていましたよ」




 エリューも釣られていった。




「そうなる前に何か方策を考えていたかもだがな」



「ヒョウ殿、人間の力で無理なこともありますよ」



「そうrr」



「はは、お前ら、濁してるな」



「そういうお前も考えていたのじゃないか」



「へ、俺はニミュエを信じてたからな」



 ファイが言った途端のことだった。



「もう、ファイったら愛情表現?」



 ニミュエのこの言葉が気に入らない面子がいた。



「おほん、どさくさにまぎれて言葉を進めるでない」



「そうですよ、なにが愛情ですか、信じてる心だけですよ」



「もう、みんな、急に妬けにになるんだから」



 ニミュエが口と手をとがらせながらいった。



 本気で喧嘩はしあってないが、意思の主張だけはすごかった。



 便乗して後ろからぼそりとライト先生も口を開いた。



「ふふ、仲間を信じてるですか、いいですね」



「ライト先生まで」



「もう、みんなしてなによぉ」



 ニミュエが大きな声でいった。



 この様子をみたレイティスが笑いながらいった。



「はは、ファイも大変だな」



「なにがだ」



「お前、ほんと鈍いな、バトルセンスはあるのに」



「そういうところが読めないんだな」



「どういうことだ」



「欠如してるぞ、ほんとに」



「わからねーぜ、まったく」



「まぁ、いいじゃないか、そこが坊主のいいところでもある」



 レギンがくすくすと笑いながらいった。



 ファイは何とも言えない感じで頬を指でかいていた。



 その模様を見兼ねたレイティスが話の話題を変えようと言い出した。



「そうだな、ファイみんな、キュラ様のところにいこう。俺が場所を知っている、案内する」



「へ、いこうぜ、やっとおいしい飯が食えるぜ」



 頭の後ろに手を重ねファイはいった。



 釣られていつもの食いつきのある輩が声をあげだした。



「ご飯、ご飯どん」



「やったね、ケーキだ」



「rrr」



 ボンとニミュエとレー将軍だった。



 後ろの方でレギンもだった。



 レイティスが笑いながらレー将軍に振り向き言った。



「お前は鉄くずだな」



 レイティスの言葉を聞くと、炭鉱を後にして、キュラたちのいるアジトへ歩き出した。



 街路の帰り道で何もなければいいが。



 だが、この面子、かなりの腕利き。



 喧嘩を仕掛けられても勝てる見込みがあった。

















☆☆





おはようございます。

読者様も三連休満喫してるでしょうか。

台風で大変な被害にあったかもしれない、読者様にも楽しい気持ちになれるようにこの物語がみてなればいいなと思います。元気づけられたら嬉しいです。

こちらもですね、台風の雨風がすごくて、片付けが大変でした。

とんでもない経験したことのない強風でした。

読者様もお気を付け下さいね。

読み物としてがんばっていくのでよければブックマークなどしていただけるとうれしいです。

感想も何でも書いていただけるとうれしいです。

どうなっていくのでしょう。

さすがに、魔剣士、魔法使いでも、地理的な山を相手にするのは難しいのでしょうね。

一歩引いて考えてる気がします。

また更新します。

国葬、何もなければいいですが、後ろから来た人も止めれない守れないような警備でしたし、いけるのでしょうか。それもそうですが、国民の税金をもっと有効に使ってほしいですね。何十億もかけるものではないと思います。それをするなら、医療体制をもっと投資してどうにかしてほしいですね、感染してる人はそう思っているのではないかと思います。コロナでもすんなり受け入れてくれる機関を作るとか、コロナの人の介護でも断られずすんなりしてくれる団体を作るとか、もっと有効にできたはずです。感染して、医師にみてもらえて、医療体制が整っていれば、助けられる命を、たらいまわしにされて、亡くなるとか、今の医療からは考えられないように思います。そういうところをなくせるように尽力する方が、国民の税金の有益な使い方のように思います。

読者様も色々思惑があると思いますが、そういうのに使ってほしいこともありますよね。

生活困窮者に何らかの形で支給もできたはずです。

政をしている人たちも思ってらっしゃる人もいると思いますが、政治家ならもっとそういう盲点のようなところをどうにかしてほしいですね。何十億、何百億も使うならですよ。有益につかってほしいですね。

作者の見解では、故人一人に、何十億もつかうのどうかということです。してしまったら、終わりなんですよそれは。会社ならまず通りません。自分のお金じゃないから無鉄砲にそんなことできるんですよ。

医療が行き届いていないところもあるということです。

またお会いしましょう。

読者様もよき三連休最後の日をお過ごしください。

これからもファイを応援してくださいね。

毎日見てくださっている読者様にはいちばん感謝です。

ほんとにありがとうございます。



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