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第二百五十一話 音速の速さ



 魔導工場ではずっと、ガーディアンとファイたちの死闘が繰り広げられていた。



 レギンが声を上げた。



「きたぞ!」



 ファイは状況をみると、瞬時にラスタを発生させ、横手に飛び、剣を振りかぶった。



「フレアブレード」



 まともに、炎の刃靭がガーディアンを飲んだ。 



 しかし、侵入者を排除する機械、そう簡単にはいかなかった。



 機械は瞬時に察知し動いていた。



BABABAB!



「なに、防御壁?」



 ファイの攻撃は見事に障壁で皆無にされた。



 悔しさでファイは舌打った。



 セイクが話し出した。



「違うあれは、機械特有のバリアだ」



 セイクがそういった瞬間だった。



 レギンが飛び込んでいった。



「イーリアウルファ!」



DWOONNNN!



 まともに、レギンの大技が炸裂して大爆発を起こした。



 これがクリーンヒットしていれば、普通の機械なら壊れているのは、間違いない。



 しかし、ガーディアンだった。



 ファイが賛辞を贈った。



「おっさん、初っ端から派手にやるな」



「やったか」



「いや、紙一重で躱されてる」



 セイクが考察したように瞬時にいった。



 みな、一様に標的になるため、止まらず物陰に隠れたり、位置を変えていた。



続けてセイクがいった。



「スピードも機械だ、人間やモンスターより速いわけだ」



 セイクがそういった矢先だった。



「侵入者、追跡、目標、侵入者、攻撃開始」


DWONNNBBBB!



「なに、飛び道具!」



 ガーディアンの背中から、何発も異物が放たれた。


「あれは、ミサイルだ、よけろ、爆発するぞ」



「ひぃ」「きゃー」



DWOONNNN!



 拡散はしていたものの、慌ててボンやニミュエは隠れたが、ファイたちのところでミサイルが炸裂した。



大爆発を起こし、その場にあった機械ごと次々と炸裂させた。



 破片が飛び散り、砂塵が舞った。



 しかし、的を絞ってる攻撃なのか、広い建物に影響が及ぶほどの爆発ではなかった。



 侵入者用かというくらいだった。



 レギンがこけた態勢から起き上がりながら言った。



「くそ、速い上に、攻撃が多才だ」



 近くに倒れていたファイも口を開いた。



「へ、くそ、体力も落ちない、モンスターの方がましだぜ」



「そういうな、やつも機械だ、エネルギーがなくなれば止まるやもしれん」



「それだ、エネルギーを使わせるんだ」



 セイクの一言がきっかけを生んだ。




 セイクはニコリ笑いながら言った。



「その作戦で行くか」



 いうと、砂塵が収まる前にみな、動き、場所をかえた。



 ガーディアンはセンサーで感知していた。



「侵入者、生存、察知」



「攻撃開始」



 次の瞬間だった。



「レーザー砲」



 高速に光が瞬いていく。



 これで生きているのか。



 未知数と言えるほどの熱量だった。



「な」



「いけない、躱せ」



DOWWOONNN!



 レーザー砲が炸裂して、あたりが燃えた。



 普段火がついても燃えないはずの機械も一緒に燃えた。



 無人とは思われるが、一体このガーディアンはどうなっているのか。



 ファイが舌打った。



「畜生、光の速さだ」



「我と同じ系統の攻撃だ」



 セイクも冷笑しながらいった。



 自身と同じく、光攻撃だったのだ。



「まさか、あんなのまで」「きっとレーザーよ、機械の光の」



 ボンたちがそういった時だった。



 ファイが剣を構えながら重い口を開いた。



「レギンのおっさん、あんなの使われたら、エネルギーなくなせるまでに、俺たちが蜂の穴になってるぜ」



「どうする、撹乱するか」



「いや、戦力を分散させるよりかは、一斉攻撃だ」



「よし、我が仕掛ける」



セイクが、機械の方に駆けた。



 光対光の音速の攻防が展開していった。

















☆☆

こんにちは。さっきも忙しいのに見てくださっている読者様、ほんとにありがとうございます。

大感謝です。

攻撃が多才な機械が出てきましたね。

ファイが言うように肉の方のモンスターが戦いやすいかもしれませんね。

ですが、知能をもっていようが、機械です。弱点はあります。

今世間を騒がしている感染症にもきっと弱点があると思います。

読者様もお気を付け下さい。今ピークに来てる感じなので。

ただ、かかると、治っても後遺症があったりするみたいです。ワクチン接種でもその後遺症が治るかどうかというのもわからない病気なので何とも言えないですね。

手洗いうがい、マスクはしないよりましかと思います。

読者様の健康と安全を祈っております。

またお会いしましょう。

次は支障がなければ、都合によりますが18時ごろあえたらあいましょう。

一時間二時間都合により遅れるかもです。

何回も見てくださっている熱心な読者様には一番感謝です。

ほんとにありがとうございます。

読み物としてがんばっていくのでブックマークや感想していただけるとうれしいです。

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