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幻想怪物討伐組織  作者: 眼鏡 純
1話:『初陣』
36/176

E─6─2

 六夢は頑張って手を伸ばしてお目当ての本を取ろうとしていると、左隣に誰かが立ったことに気が付き、手を伸ばしたまま視線を左に向けた。

「俺が代わりに取ろうか?」

そこには優しく微笑む十刃の姿があった。

「あ…はい…じゃあ、よろしく…お願いします。」

六夢は多少戸惑いながらも、十刃の優しさに甘え、脚立から下りた。そして代わりに十刃が脚立に乗り、六夢が取ろうとしていた本を取ると、六夢に手渡した。

「あ、ありがとうございます。」

六夢は受け取った本をギュッと胸の前で持つと、脚立から下りる十刃に一礼した。

「いやいや、お役に立てて嬉しいよ。」

十刃が優しく微笑むと、六夢は照れて頬を染めた。

「で、では…私はこれで…」

六夢はもう一度十刃に一礼すると、図書館の奥へと行ってしまった。

十刃は人の役に立ったということで、機嫌良く図書館を後にした。


【舞葉六夢:『好感度1UP』】



〔まだ三人に会っていなければ→Dへ戻る〕


〔既に三人に会っていれば→Fへ〕


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