第8話 姉妹
「なんかもじらしきものをかいどくすることになった...どうしよう...」
なんか気が付いたら声に出ていた。
僕の身に次々と起こる怪現象…
「お兄ちゃん、何処に向かって話してるの?」
「いや、なんでもない。」
聞かなかったことにしてほしい。
「お兄ちゃん、今日のお兄ちゃん怖いよ...」
「ごめんね。」
僕だって怪現象に頭を悩ませている。
桜に謝るしかできないのは悪いと思っている。
☆☆☆
「解読してみよう?」
解読できるかな?
「むりじゃない?ぼくでもなにかいてるかわかんないよ?」
僕が書いたらしいけども記憶はないし書いた内容もわからない。
きっと桜は買得は無理だと思う。
「ちょっと試してくるね!安静にしてて待っててね!」
そう言って桜は何処かに行ってしまった。
「うん...」
僕は頷くしかできなかった。
☆☆☆
「ぼくのからだはどうなってしまったんだ...ちいさくなるしけもみみがはえるし...」
これは自分の体ではないのか?
ならば僕の体は一体何処に...
☆☆☆
「お兄ちゃん、無理だったよ」
答えがないんだもの、無理に決まっている。
「だよね」
僕はその思いを飲み込み桜に返した。
「そういえば幼女に向かってお兄ちゃん言うのは不自然じゃない?」
確かに不自然だ。
僕もそう思う。
「お兄ちゃんはお兄ちゃんだもの姿が変わっていても中身はきっと変わってないよ!」
その考えはとても嬉しいけども
この体の主はどこにいったのかわからない。
「でもお兄ちゃんじゃなくてお姉ちゃんにするね!」
妥協してあげよう。
「ありがと。」
僕は桜にお礼を言った。
☆☆☆
「ぼくはぼくのままでいいよね?」
中身は僕なんだ、そのままでいたい。
「うん!お姉ちゃんはお姉ちゃんだよ!」




