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世界  作者:
-2nd- / カエデの邂逅
83/175

第82話 模倣と戦闘

「きゅいきゅい。」

目の前のペンギンは桜と僕を見据えこう鳴いた。




☆☆☆




「かわいい。」

「いや、可愛いって敵なんだよ、多分。」

確かに先程怪しい魔方陣から出てきた。

看板が言ってる敵はこのペンギンなのかな。

「きゅいきゅい」

「きゅいー」

「きゅっきゅーい」

増えた。なんか大きなペンギンの足元にちっちゃいペンギンがいる。

ペンギンってそんな鳴き声だったっけ。

「お姉ちゃん、あれ抱きたい。」

僕も抱きたい、抱いて寝たら気持ちよさそうな気がする。

卯月みたいな感じかな。

そんなことを話してると大きなペンギンはこっちを向き…


嘴を開けると青い球体を作り出した。


「え?攻撃?お姉ちゃん、逃げるよ。」

「びーむかなあ」

「悠長にしてる場合じゃなくて!」

桜は僕を抱き抱えるとその場を離れ壁際に寄った。


ペンギンの球体から真っ白いビームが放たれていく

直線上に放たれたそのビームは

魔方陣の描いてある地面を凍らせた。


綺麗な氷の結晶が出来ている。少し涼しい風が吹いてくる。

…ってあのビーム水に当たったらまずいことになるんじゃ

攻撃範囲は魔方陣の中のみだったからよかったけれども。


「お姉ちゃん、あのペンギンに氷魔法打って」

「え?」

「さっきの冷凍ビームでいいから。」

冷凍ビームって技国民的なゲームにあった気がするなあ

そんなことを考えながら僕は白い傘に手を当てた。白い傘の先端には白い光が溜まっていく。

それと同時に壁の水が荒れるような強風が吹き荒れる。

僕はそんな強風をいとも介さず片手で持った傘の先端をさっき冷凍ビーム放ったペンギン?に向けた。

「きゅ、きゅい?」

ペンギンは首を傾げ不思議そうにこっちを見ている。

やめて!そんな反応されたら倒せなくなる!

「お姉ちゃん、早く打って!」

僕はペンギンに向けて白い傘から冷凍ビームを打った。




☆☆☆



僕の傘から放たれた冷凍ビームはフィールド全体を凍らせて

ペンギンは壁ごと突き破って奈落に落ちていき看板は根元から折れていて

僕達のいた場所は猛吹雪のような大量の雪が降り注いだ。

魔方陣は降ってきた雪に覆われて見えていない。

「お姉ちゃん、ごめん。」

なんか桜に謝られた。結構反動が痛かった。


あのあと実は僕も反動で飛ばされて

壁際の凍った水突き破って奈落に1回落ちて死んだからだ。

ここは1階だったからすぐ戻ってこれたけども。

結果的にペンギンと僕は引き分けになるのかな?

僕は今回のことでエフェクト付き武器と僕の魔攻は異常だから

気を付けなければいけないと学んだよ。

ちなみに奈落は暗くて怖かった。でも上を見た空は綺麗だった。


奈落に落ちても死にはしないけども固定ダメージ1000食らうらしく

僕の体力は固定ダメージに耐えきれなかったらしい。

まあ、レベル10だから仕方ないと思うけれども。

ちなみに僕の体力は200だ、1000には800も足りなかった。

桜なら落下ダメージ耐えきれるのかな。


「お姉ちゃん、魔法型目指した方いいんじゃない?」

「ぼくもそうおもった。」

目の前の光景は氷河のように至る所が凍り付いていて雪も降っていたのだから

水の流れている壁も凍り付いていた。

僕はその壁を叩いてみる。

コンコンと音はしたが冷たい感触と物凄く硬い氷だった。


とても寒い1階の中で何か起こるか待ってみる。

「ペンギン倒しても何も起きないね。」

しばらく待ってみる。1分くらいかな。そのくらい待っていると

下からゴゴゴゴゴゴという音が響いてきた。

雪の下が光っている。

魔方陣から階段のような段差が出てきた。

ガシャンッ、ガシャンッ、ガシャンッ、ガシャンッ、

僕は階段を登れない。

「お姉ちゃん、いくよ。」

桜は僕を抱き抱えるとそのまま現れた階段を上って2階に上がっていった。

なちゅのシステムに関して


奈落に落ちると固定ダメージ1000食らいます。

どんな装備をしていても固定は固定です。

防ぐ方法は存在しない。固定で1000喰らいます。

ダンジョンの場合は階層の入口に戻されます。


死んだ場合、死んだ島の記録地点に

リスポします。今作はランダム使いません。

ダンジョンの場合は階層の初期位置。


地面に落ちた場合、落下判定として

固定ダメージ500喰らいます。

落下判定は10m単位で基準としています。

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