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世界  作者:
-1st- / 夏の始まり
8/175

第7話 夢の中

「ぼくもう、つかれたよ。おやすみ。」

「お兄ちゃん、おやすみなさい。」

「あら、可愛いわねえ」

なんかお母さんが幼少期を見るような目に戻った気がした。





☆☆☆




僕はよくわからない白い空間に浮かんでいた

ここは何処だろう。

そして僕はなんで浮いているのか。

「 You were chosen another world. 」

白い服を着た背中に

なんか作り物の様な羽を付けている女性がいた

「 You'll be a xxxx. 」

多分行っている言語は英語圏なのかも知れないが

何を言っているのか分からなかった

幼児になってから知能も下がってきたのかな?

嫌だな。知能は維持したい。

「 You can change of world. 」

世界を変える?何を言っているんだ?

「ぼくにせかいをかえるちからはない。あと、にほんごでおねがいできますか?」

「 I can't speak Japanese. You will be the lifetime to many happiness. 」

「...。」

日本語は話せないのか。

会話の手段が途絶えてしまった気がする。

「 Loving my daughter. 」

愛する私の娘?、この女性の記憶は記憶にないのに。

「あなたはだれですか?」

「 You shouldn't know yet. 」

貴方はまだ知るべきではない?

何のことを言っているんだ?

終始僕は理解出来なかった。

その瞬間、眩いばかりの光に襲われた。




☆☆☆




なんか変な夢を見た気がする。

いいや、とても変な夢だった気がする。

そして気が付けば朝だった

「お兄ちゃん、おはよ!」

可愛い妹の桜が挨拶をしてきた。

今日も元気だ。

「くぬぎは?」

「櫟はもう部活に行ったよ?今日は休みだからお兄ちゃん、私が看病するね!」

櫟は部活やってたんだっけか...

最近忘れっぽい。なんでかな?

「かんびょう...?」

僕がなにか患ったとでも言うのか...

「あと、お兄ちゃんは安静にしててね!」

何があったんだろう。

なんか微妙に記憶が虚らしている...

何か忘れてる気がする。

「昨日の夜、凄い熱だったよ!」

思い出せないけど不思議に思う夢。

知恵熱らしき事象...

なにかが引っかかる...

「こんな小さい体で、こんな熱でお兄ちゃんは何かを一心不乱にノートに書き綴っていたから...」

ノート?僕は夢を見ていたはずだ。

桜は何を見たのかな?

「のーと...?」

「もしかして記憶が無いの?」

記憶にない。

「うん。ぼくはいったい...」どうしてしまったんだ。




☆☆☆




妹にノートを見せてもらった

よくわからない文字が

びっしりと所狭しに書かれていた。

殴り書いたような書き方である。

「なんかこわくなってきた。」

「お兄ちゃんが昨日の夜に書いてたんだよ」

僕がこれを書いてたんだ。

桜は昨日の夜起きてたのかな?

「ぼくのみになにが...」

「お兄ちゃん、大丈夫?性転換前になんか嫌なことあった?」

櫟に身長抜かれた事と嫌な過去以外は特になかったはずだ。

さっきの夢みたいなものは記憶にない。

学校や友人、これどう説明しよう...今悩んでるよ。

「それじゃこれは...」

「わからない。」

何もわからない、なんせ記憶が無いのだから

「お兄ちゃん、私も怖いよ。けどこれ、よく見ると文字に見える。」

「もじなのかな?」

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