第7話 夢の中
「ぼくもう、つかれたよ。おやすみ。」
「お兄ちゃん、おやすみなさい。」
「あら、可愛いわねえ」
なんかお母さんが幼少期を見るような目に戻った気がした。
☆☆☆
僕はよくわからない白い空間に浮かんでいた
ここは何処だろう。
そして僕はなんで浮いているのか。
「 You were chosen another world. 」
白い服を着た背中に
なんか作り物の様な羽を付けている女性がいた
「 You'll be a xxxx. 」
多分行っている言語は英語圏なのかも知れないが
何を言っているのか分からなかった
幼児になってから知能も下がってきたのかな?
嫌だな。知能は維持したい。
「 You can change of world. 」
世界を変える?何を言っているんだ?
「ぼくにせかいをかえるちからはない。あと、にほんごでおねがいできますか?」
「 I can't speak Japanese. You will be the lifetime to many happiness. 」
「...。」
日本語は話せないのか。
会話の手段が途絶えてしまった気がする。
「 Loving my daughter. 」
愛する私の娘?、この女性の記憶は記憶にないのに。
「あなたはだれですか?」
「 You shouldn't know yet. 」
貴方はまだ知るべきではない?
何のことを言っているんだ?
終始僕は理解出来なかった。
その瞬間、眩いばかりの光に襲われた。
☆☆☆
なんか変な夢を見た気がする。
いいや、とても変な夢だった気がする。
そして気が付けば朝だった
「お兄ちゃん、おはよ!」
可愛い妹の桜が挨拶をしてきた。
今日も元気だ。
「くぬぎは?」
「櫟はもう部活に行ったよ?今日は休みだからお兄ちゃん、私が看病するね!」
櫟は部活やってたんだっけか...
最近忘れっぽい。なんでかな?
「かんびょう...?」
僕がなにか患ったとでも言うのか...
「あと、お兄ちゃんは安静にしててね!」
何があったんだろう。
なんか微妙に記憶が虚らしている...
何か忘れてる気がする。
「昨日の夜、凄い熱だったよ!」
思い出せないけど不思議に思う夢。
知恵熱らしき事象...
なにかが引っかかる...
「こんな小さい体で、こんな熱でお兄ちゃんは何かを一心不乱にノートに書き綴っていたから...」
ノート?僕は夢を見ていたはずだ。
桜は何を見たのかな?
「のーと...?」
「もしかして記憶が無いの?」
記憶にない。
「うん。ぼくはいったい...」どうしてしまったんだ。
☆☆☆
妹にノートを見せてもらった
よくわからない文字が
びっしりと所狭しに書かれていた。
殴り書いたような書き方である。
「なんかこわくなってきた。」
「お兄ちゃんが昨日の夜に書いてたんだよ」
僕がこれを書いてたんだ。
桜は昨日の夜起きてたのかな?
「ぼくのみになにが...」
「お兄ちゃん、大丈夫?性転換前になんか嫌なことあった?」
櫟に身長抜かれた事と嫌な過去以外は特になかったはずだ。
さっきの夢みたいなものは記憶にない。
学校や友人、これどう説明しよう...今悩んでるよ。
「それじゃこれは...」
「わからない。」
何もわからない、なんせ記憶が無いのだから
「お兄ちゃん、私も怖いよ。けどこれ、よく見ると文字に見える。」
「もじなのかな?」




