第67話 模様
「じかんみるだけ。」
「そっか。」
時間を見ると13:02を指していた。昼すぎてるじゃん。
☆☆☆
「お姉ちゃん、あまり食べれないよね。」
「こんなからだだからね。」
こんな体だ、原因はなんなのだろう。未だに分からない。
ゲームの中の僕は神獣とシステムに認められたが
そもそも神獣というものは人々に崇められる生物であって
僕がなるのはとても似合わない。
櫟だったらにあったかもしれないけども。
「ぼくは、いかないよ」
「お姉ちゃん、お腹減ってないんだね。私は行ってくるね。」
「いってらっしゃい。」
僕は再びゲームを始める。えっとサヴァラン洞窟からだった。
サヴァラン洞窟。見た目は普通の洞窟のようだ。
僕はシフォンを洞窟へと動かす。
入口付近は岩が重なっていていかにも洞窟というような感じだった。
シフォンを動かす。
これマップとかどうなってるのかな。
少し気になったので魔眼を発動させようと念じてみる。
目の前が一瞬青く光り輝いた。
けどもSPSにはマップは表示されなかった。
この能力は機械には無効なようだ。
シフォンを動かし洞窟の中に足を進めた。
洞窟の中は岩壁で出来ていてコウモリらしき生物が飛んでいる。
きっとあのコウモリもモンスターなのだろう。
洞窟の中で地図を開く。
オプションを開き地図を押して地図を開いた。
先程の場所の集落とは違い、洞窟の地図が出てきた。
思ったよりも簡易的な設計のようだった。
とりあえず右の部屋にシフォンを動かしてみる。
壁になにか書いてあった。
─ ─ ┐ │
┌ ┐ ┘ │
│ ┌ └ ┘
│ └ ─ ─
上記の模様を逆巻にしなさい。
えっ、どうやって…?
☆☆☆
目の前にある竜巻みたいな模様は
多分何かギミックでも作動させるのだろうか。
そんな感じがする。
実際過去のアクションゲームでも某人気ゲームは
こんな難題に関したギミックを作動出せる場合が多々ある。
僕は先程の模様を自分の携帯に写真に撮ってみた。
ギャラリーを開いて画像を反転させる。
│ ┌ ─ ─
│ └ ┌ ┐
└ ┘ ┐ │
─ ─ ┘ │
になるよね。とりあえず、シフォンちゃんで動かしてみよう。
カーソルがあってクリックした場所で
│、─、┐、┌、└、┘と番号で動かせるようだった。
2 2 3 1
4 3 6 1
1 4 5 6
1 5 2 2
から
1 4 2 2
1 5 4 3
5 6 3 1
2 2 6 1
にパネルを押して変えてみた。
"てってれてーてれれてーれてーん"という音がなった後
すると何かが開くような音と風の吹き抜ける音が聞こえた。
音が長い。僕の予想は当たっていた。
多分上の階に移動するための上昇気流なんじゃなかな
僕はシフォンを動かし風の音の鳴る方へと移動させた。
壁の向かいから聴こえる様だった
左も解かなきゃいけないのかな。
僕はシフォンを先程の部屋に戻して次は左の方を見た。
開いていない。
中心の部屋になにか仕掛けがあるのは多分確実なのだろう。
僕はシフォンを中心の部屋に動かした。
洞窟と言っても洞窟らしさのないこの洞窟はどうなっているんだろう。
中心の部屋は噴水だった。
水は枯れていて既に出ていないように見える。
シフォンちゃんを動かし攻撃をしてみる。
ガキンッという音はなったが傷一つ付いていなかった。
どうなっているんだろう。
桜が来るまで僕1人で考えなければいけない。
でも後でVRMMOでソロする時も来るのかもしれない。きっと。
だから僕はこの程度の問題で詰まってはいけないんだ。




