第51話 宝箱
確かに先程の燭台のように重要になりそうな感じはある。
桜は剣を鞘にしまい。骨と頭を黒い渦に入れた。
☆☆☆
「お姉ちゃん、これ以上強い敵が来ないことを願うね。」
「確かに此処はチュートリアルとは言えないわね。」
「ちゅーとりある…だっけ…」
確かにチュートリアルダンジョンと疑ってしまう。
そんな難易度だった。バグかもしれないけど、
僕達はそんな会話をしながら音が聞こえた方に進む。
しばらくして、うっすらと四角い何かが見えてきた。
それは金の枠に青い縁が取られていた宝箱のように見える。
暗がりでよく見えないのでもうちょっと近づいてみよう。
僕と桜はよく見えない箱に近づいた。
出口付近だった。宝箱があった。
「お姉ちゃん、開けてみる?」
「あけれるのかにゃ?」
「転移してくる宝箱に外れはないのよ、だからいいの入ってそうだわね。」
転移してくる宝箱に外れがないってどういうことだろうか。
とりあえず、アルティマさんが安全だというので開けてみることにする。
宝箱に接触した瞬間。
【あなたは女性ですか?男性ですか?】という選択肢ウィンドウが出てきた。
3人とも女なので女性を選んだ。ウィンドウは消えた。
きっと混合パーティならば迷うのだろうか。
ガチャ
中に入っていたものは
☆☆☆
アンデッド浄化ポーションLv.5×3
種類:ポーション/対敵
このポーションはアンデッドに投げることで絶大な効力を発揮する。
骨粉×6
種類:素材/粉末
スケルトンから取れる。かけることによって植物を成長させることが出来る。
スライムの核×10
種類:素材/生核
そこらによく湧くスライムの核である。以上。
白花の髪飾り×1
種類:装備/装飾
(装備中)光の属性を使用出来るようになる。
魔法防御力 +20%
スキル
常時:光魔法の使用権限
光属性の魔法が使える様になる。
テキスト
白い百合を模した造花の付いている綺麗なリボンである。見るものを魅了し暗闇では淡く光る。
白花の百合ドレス×1
種類:装備/防具
(装備中)魔法攻撃力が2倍になる。
スキル
常時:盲目無効
盲目の状態異常を受け付けなくなる。
特殊:クリーンシンク
2m程度の魔法陣が現れて魔法陣内に入ったアンデッドに絶大なダメージを与える。
テキスト
白百合を元にしたような綺麗で穢多のない純粋なドレスである。下の生地は黄色をしている。見る目を奪うその純白なドレスは見るものを恍惚させる。
白花の冒険靴×1
種類:装備/装飾
(装備中)魔法攻撃力が+30%される。
スキル
常時:頑丈
この靴はとても壊れにくい素材で出来ている。
テキスト
真っ白な靴である。光の粒子が飛び散っており綺麗に見える。
白花の日傘×1
種類:装備/武器/未分類
(装備中)攻撃の際魔法攻撃力+50%される。
スキル
常時:パラソルブライト
この傘は光魔法の代わりにすることが出来る。
特殊:ホワイトスクルテュス
所持する魔力の5%を消費し傘の先から白く輝く光線を照射する。
テキスト
真っ白い純白な傘である。持ってるだけで光り輝くため、暗い場所ではかなり有利と言えるだろう。白百合を模したその形は見るものを恍惚させる。
☆☆☆
「来睦ちゃんに着せてみましょうか。」
5分以上の沈黙を破ったのはアルティマさんのその一言だった
ちょっと待って、僕がこんな壊れ装備もらっていいの?
そう思った。
「お姉ちゃんによく似合いそう。少し大きいけど」
「効果おかしいわね。」
確かに効果おかしいと思う。インフレしてると思う。
少し大きいとかの問題じゃないよ。
そしてその少しも少しじゃなくて凄いだよ。
「ぼくにはにあわないよ!」
「お姉ちゃん大きさとか気にしてる?」
「うみゅ、大きさ以外にもね。」
「大丈夫だよ、このゲームはリスト装備式だから大きさ関係ないよ」
リスト装備式って何?
どういう意味なのか理解出来なかった。




