第22話 考察
「あれ?お姉ちゃんのこと一切触れられなかった。」
確かにいたら触れるような見た目をしていると思う。
「見えてなかったのかな?」
みえてない、という可能性もあるのかな?
☆☆☆
僕は自分の部屋に戻りこの体のことを考えてみた
獣耳尻尾を写真でとってみた、普通に写った。
鏡に映るんだから当たり前だと思う。
そもそもなんで獣耳尻尾生えてるんだっけ。
この耳や尻尾は狐系だ
変化とかできるようになるのかな?
出来るようになったら動けるのにと思ったり
あの光る物質のせいだ
あの光る物質はなんだったのだろう。
と原因を思い出しながら考えてみたり。
服を確認してパンツ履いてないことに恥じらいを持ったり
そんなことをやってたら桜に呼ばれた。
「お姉ちゃん、何やってるの?」
「獣耳尻尾の考察」
「なるほど。私も手伝うね。」
何を手伝うというのか。
片手になにかを出るかとか念じてみた。
「発想が中二病だよ。」
「うるさい。」
しばらくすると何かがほんの少し減った感覚と
赤い炎の様なものが発現した。
僕は異能力まで使えるのか?
「お姉ちゃん、パイロキネシスだっけ。」
「発火能力…?」
妹と共に手の上に出現した火を見ている。
しばらく見ているとその炎は消えた。
「深入りしない方がいいかも知んない。怖くなってきた。」
「お姉ちゃん、気分転換にお風呂入ろうよ。」
言われて気付く、もう夕方だった。
「妹と風呂なんて恥ずかしいよ。だから入らない。」
僕は断ったはずなのに
桜に抱き抱えられて風呂場に連行された。
☆☆☆
お風呂場に連れていかれて
「お姉ちゃん、お洋服ぬぎぬぎしよう?」
「桜は男の子に体見せるのに何の羞恥心もないの?」
「今は同性だから大丈夫だよ」
何言ってるんだこの子、いや僕の妹だった…。
そして僕の体は今は幼女だったんだ
「お姉ちゃん、私が脱がすよ?」
服は2枚だったのですぐに脱げた。
「お姉ちゃん、どうしたの?」
櫟の部屋にはこれ2枚で行ったんだ。恥ずかしい。
櫟が見てないことを願うしかなかった。




