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世界  作者:
-1st- / 夏の始まり
18/175

第17話 世界

「この世界は複数の浮島によって成り立ってるんだ」

「浮島?」

この陸も浮いてたりするのかな?




☆☆☆




「そう、浮島。上を見てみな?」

言われた通りに上を見上げてみる。

真夏の様な青い空が広がっていて雲が揺らいでいる。

島?らしきものが複数見える。

「ああいう感じ。」

「ちょっと、ハル!説明雑だよ!」

確かに雑だった。

「だって、ああ言った方がわかりやすいだろ?」

確かにわかりやすいが。

「ハルは説明に向いてないよね。」

「なんだとー!?」

「怒ってるハルは置いといて」

「置いとくなよ!」

仲がいいのかな?

喧嘩するほど仲がいいって言うもんね




☆☆☆




「この世界は全て浮島です。」

「それはさっきうちが言った。」

そういえば複数の浮島って言ってたね。

「チッ、えー、浮島には様々な種類の島があります。」

「舌打ちすんなよ。」

「お姉ちゃんは私と一緒に旅をしましょう。」

え?桜と一緒に旅をするの?

「あ、そこにいるそれも連れてくから」

「それってなんだよ!」

んー?なんか不安になってきた。

妹がついてくるのはわからなくはない。

だって、今の僕の見た目がこんな状態なんだもの。




☆☆☆




「お姉ちゃんは掲示板住民に狙われる可能性もあるから」

「確かにこんな幼女じゃ狙う人もいそうだな」

そんなに幼女幼女言われると結構心に刺さる。

自覚はあるけれども

「VRでも最年少クラスじゃない?」

「5歳でVRって…ありえないな。」

「ありえないね。僕ってこんな状態なんだ。」

「それに獣耳尻尾付きだ。」

現実的に考えてとてもありえない見た目だ。

「あ、お姉ちゃんケモロリにもなれるよ。」

「姉御、ケモロリってなんだ?」

「ケモロリって言うのはね、動物と人間がいるでしょ?」

「獣は動物だもんな」

それ言っちゃまずいんじゃ。

「それをたして2で割ったような見た目をした生物。」

「どんなんだよ。」

桜の説明は説明になってない。

「人の骨格をしていて体中に獣毛が生えた生き物?」

「想像出来ないぞ?写真はあるか?」

「ないよ、今度家に来たら見せてあげるよ」

あれ?ハルは桜の友達なのかな?

「わかった。今度説明してもらうな。」

「お姉ちゃんに会えばわかるよ。」

んん?話が妙な方向になってきたぞ?




☆☆☆




「お姉ちゃんには生活術を身に付けてもらいます。」

「基礎だよな。」

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