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世界  作者:
-2nd- / カエデの邂逅
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第136話 カット

僕達も桜を追って氷の上を渡って行った

とはいえ渡ったのはたまちゃんで僕は抱かれたままだったけど。




☆☆☆




再び僕達は元の道に戻ってきた。先程の落とし穴が原因なのか足下の水は全てなくなっていて僕でも道を歩けるくらいになっていた。

たまちゃんは僕を床に下ろす。

さっきの道が多分右だったから今度は左に行くべきなのだろう。

上の道を行く。また真っ直ぐで暗闇に覆われた道だった。

しばらくすると壁に行き着いた。

「壁だね。」

「かべだ。」

「かべなのじゃ」

壁だった。けどもなんか右の壁に凄まじい違和感がある。

「たまちゃん、だっこ」

この台詞言うの恥ずかしいけど上が見えない以上持ち上げてもらうしかない。

「わかったのじゃ」

たまちゃんはそう言うと僕を抱き上げた。

僕は傘の光で壁をよく睨みつける。

しばらくして僕は壁の向こうに光が漏れていることに気がついた。

鏡のような何かにあたって向かいの壁が照らされているんだ。

僕は桜に呼びかける。

「さくら、そのけんでいいからかべたたいて」

桜は僕の指示を受けると困惑しながらも剣を掲げそのまま右の壁に突き刺した。

「お姉ちゃん、これでいい?」

「そのままうえ」

「わかった。」

桜の質問に僕は指示で返し僕の指示に従い桜はそのまま剣を上向きに切り裂いた。

ガラガラガラガラと岩の崩れる様な音がする。

凄まじい砂煙がたったあと晴れて見えたのは瓦礫と向こうに広がる道だった。

「なるほどね。」

桜は納得したようだった。やっぱり向こうに道があった。

新たに出現した道を行くと部屋があった。

やっぱりなんにも置いていなかった。ここら辺トラップ地帯なのかな?

トラップ地帯だといえばそうなのかもしれない。


その部屋に入らずその前で待っている。

「お姉ちゃん、トラップ地帯なのかもしれない。お姉ちゃん、傘貸して」

さくら、それさっき僕も思った。僕は桜に傘を持たせる。

「しってる。きをつけてね。」


桜はそれを言うと再び走ってその部屋を通過した。

カチッとは音がしたが何も起きなかった。

おかしい。僕は首を掲げる。

ゴゴゴゴゴゴゴゴと石版が擦れる様な何処かの仕掛けが動くような音がした。

桜の方の仕掛けが動いたのかな?

『さくら。そっちなんかうごいた?』

僕は桜に向けてチャットを打ち込む。

『何も起きてないよ、お姉ちゃんもこっち来なよ。』

しばらくして桜からチャットが返ってきたけど何も起きていないようだった。

じゃあさっきの音はなんだ?妙だけどそんなに対したことではないと思いたい。

僕も桜みたいに行くのが安全なのだろうけど今の僕では走れない。

ちょうどよくたまちゃんにだかれたままなのでたまちゃんに指示をする。

本当は僕が支持していいのかわからないけど。

「たまちゃん、はしって」

「わかったのじゃ。」

そういうとたまちゃんは僕を肩車してそのまま道を走っていった。

何も起こらなかった。

「さくら、なにもないへやにはなにかあるんじゃなかったの?」

僕は桜に気になったことを問いかける。

「確かに何もない部屋には何もない確率は物凄く少ないし私だってまだ全部のダンジョン巡ってないからわかんないよ!最前線だってやっと港挺都市見つけたくらいだし。」

!?、最前線が何処かわからない。全部巡ってないのはあると思う。そもそも最前線が誰かもわからないけど外道って言われてる人達ではないと思いたい。でもきっとすごく強い人だと思う。

「こうていとしって?」

僕は桜に気になった単語が出てきたので再び質問を返す。

「お姉ちゃん、港挺都市は私もわかんないよ。」どうやら桜は行ったことがないらしい。最前線は桜ではないと推測する。とすると一体誰が…




☆☆☆




とりあえず、後ろ側の部屋は抜けられたようでよかったと思った。

前の方にも部屋がある。傘の光にあたっては壁が反射している。

「お姉ちゃん、部屋入る?」

桜が急に問いかけてきた。

僕はしばらく考える素振りを見せると桜に答えた。

「はいったほうがいいとおもう。」

そもそも入らなければダンジョンは攻略できないからね。


部屋に入った瞬間いきなり銃を突き付けられた。

少し高い位置(肩車しているたまちゃんの上)から目の前を見る。

目の前にいたのは銃を持ったスケルトンだった。

銃!?初めて見た。

これから見る敵もほとんど初めて見る敵なのだろうけれども

"スナイパースケルトン Lv.30 x10"

とりあえず、僕は中級結界を貼る。周りに3枚の薄緑色の結界が広がっていった。

「すないぱーすけるとん?」

僕は桜に問いかける。

「銃だから遠距離系のスケルトンだね。結構強いよ。」

そう言いながらも桜は結界の中からスケルトンの首を切っていく

遠距離系って。銃は卑怯じゃないかな。でもプレイヤー側も使える武器なのかな?

僕は首を傾げる。

しばらくしてスナイパースケルトン10体全部首離して全滅させた桜が戻ってきた。

「お姉ちゃん、どうしたの?」

上を向いてたまちゃんの上に乗っかってる僕に問いかけてくる。

「いや、ぶきにじゅうがあるのかなーって」

僕はそのまま思ったことを口にした。

「お姉ちゃん、銃は条件必要だけど使えるよ。はい。お姉ちゃん。」

桜は僕にさっき拾った銃を渡した。

僕は受け取ろうと手を伸ばす。

小さくて短い腕は当然その銃には届くことはなくて僕の手は空を切る。

しばらくして手に引っかかったけれども重すぎて落としてしまった。

「お姉ちゃんはこのかるさでも持てないんだね。」

多分僕が持てるのは傘か扇子くらいだと思うよ。

ここまで筋力落ちるのは問題点だなー。魔法能力が原因なのかな。

たしかに大きな力を手にしたら犠牲に何かを失うのは在り来りな気がするよ。

桜はたまちゃんに銃を渡す。

「なんなのじゃ?これは?」

たまちゃんは何かを渡されたようで銃の存在がわからないらしい。

「新しい武器だよ、ちょっと打ってみて」

桜がたまちゃんの質問に答える。

「どうやって打つのじゃ?」

「手に持っている武器で狙いを定めて引き金を引いて打ち込む?」

なんで疑問形なんだよ。確かにあってるのかどうかわからないけど。

たまちゃんには伝わったようで壁に銃を向けると引き金を引いた。

けれども銃弾は出なかった。

「あるじ、レベルが足りませんって返されたのじゃ。」

レベルが足りないらしい。

TIPS:スキル条件

わかりやすくいえば鎌使いたければ鎌の心得が必要

銃使いたければ銃の心得が必要という条件


銃を使う条件

銃の心得+プレイヤーLv.100の到達

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