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世界  作者:
-2nd- / カエデの邂逅
135/175

第134話 エネミー

ダメージは100(薬瓶のダメージのみ)だけども効果が厄介な系らしい。

というかトラップは全部厄介だと思う。




☆☆☆




光り輝く桜はそのまま走ってまた先の道に行ってしまった。

『お姉ちゃん、また分かれ道があるよー!』

どうやらまた分かれ道を見付けたらしい。

たまちゃんが動こうとする。

『あ、ちょっと行ったところにトラップあるから気を付けてね』

何処のこと言ってるんだろう。わからない。

たまちゃんの上から地面を見て目を凝らしてよく見てみる。

ここのトラップは大体は糸製だから光に反射して見える可能性がある。

今の僕は白花装備だから光を発している。

あれ?この装備桜の食らったポーションと同じ様な状態じゃないの?

気のせいかな。

一瞬キラッと糸みたいなものが煌めいた。

たまちゃんの耳を引っ張った、たまちゃんは動きを止めると僕に問いかけてきた。

「なんじゃ?あるじよ」

僕はたまちゃんの問いに地面に指をさして返す。

「そこらへんとらっぷのいとがみえた。きをつけて」

「おしえてくれてありがとうなのじゃ」

頭を撫でられた。


トラップも発動することなく乗り越えて桜の所にたどり着いた。

確かに桜の言った通り目の前には分かれ道がある。

「次はどっちに行く?たまちゃんはさっき決めたからお姉ちゃん決めて?」

僕に決定権を委ねられた。

「うーん、たまちゃんとおなじくみぎでいいんじゃないの?」

「みぎね、わかった。」

桜はそういうと再び走り出していった。意外と早く決まった。

たまちゃんは僕を乗せたままゆっくりと歩いていく。

「あるじ。警戒しなきゃダメなのじゃ?」

「ぼくたちはね。」

僕達は初心者だし体力も少ないから。おそらくたまちゃんだって100もないと思う

桜って体力どれくらいあるんだろう。そもそもこのゲームのカンストって何レベなんだろう

桜にパーティチャットで話しかけて見ることにした。

『さくら。』

『なあに?お姉ちゃん、こっちはなんもないけど?』

返事はすぐに帰ってきた、どうやら向こうの部屋には何も無いらしい。

『さくらってなんれべでたいりょくどれくらい?』

意を決して桜に聞いてみた。

『お姉ちゃん、なんでそんなこと今聞くの?、まあ答えるけど、前言わなかったっけ?、Lv.135、1450だけど?、あ、カンストはLv.140ね、櫟はカンストしてるよ。あとはお姉ちゃんが会った中ではアルティマさんもカンストしてるよ、それよりもこのゲームは体力も重要だけど1番重要なのはスキルだからね。』

アルティマさんはわかってた。古参って言ってた気がするし櫟ってカンストしてるんだ。じゃなくて桜も結構強いんだね。

やっぱりスキルが重要なんだ。


「たまちゃん、なんにもなかったってよ?、みえてるとおもうけど」

「みえてるのじゃ。」

やっぱりちゃんとたまちゃんはチャット見てるようだった。

桜はからかうことは多いけど多分リスポーンさせる気は無いんだと思う。

その前にリスポーンしたら面倒だもんね。

僕の装備は光を発するもので桜が何らかの発光装備か特殊なアイテム持ってない限りは僕を殺すことなんてないはずだ。

たまちゃんはそのまま桜の行った方に走っていった。




☆☆☆




たまちゃんが走っていると向こう側で桜が待っているのが見えた。

こっちに手を振っている。

『さくらにとってこのしまはかんたんなのかな?』

パーティチャットに打ち込んでしまった。

『お姉ちゃん、私でも水の島最難関は難しいよ。この洞窟は比較的簡単だけどね。』

水の島最難関?そんなのある?最難関って1番難しいって意味だよね。塔から見た時は此処の洞窟と向こうになんか遺跡みたいなのがうっすら見えたけど?

そして桜は先程のレベルから考えるにおそらくカンスト寸前だと思う。そんなカンスト寸前でも苦戦する場所ってことは相当強いのかな?

『さいなんかん?』

『子亀の住処だっけ。』

僕に聞かれてもわからない。行ったこともなければ知らない場所でもあるから

『こがめのすみか?』

『魔法も効かなければ防御も効かない、あの場所の亀は厄介。』

何処にあるのかわからないけど物凄く厄介で難易度の高い敵がいるということだけは理解できた。

「それよりもお姉ちゃん。この部屋なんなんだろうね。」

「空き部屋じゃないのじゃ?」

「きゅうけいじょじゃないかな?」

ダンジョンに休憩する場所なんてあるのかわからないけども。

「お姉ちゃん、休憩所はないと思うよ。」

桜に一刀両断を食わされた。自分でも一瞬迷った。


「向こう側に道があるのじゃ」

たしかに向こう側、部屋の奥の左側に道がある。

「お姉ちゃん、たまちゃん、気を付けてね。」

なんか桜がこっちに来ない。

「たまちゃん、きをぬかないで。」

「わかってるのじゃ」

だから僕達が先に行くことにした。桜は手を振っている。

なんか歪…カチッ…

たまちゃんがなんか踏んだと同時に素早い勢いで後ろに下がる。

「何も無い部屋には見えない何かがある。これは絶対に覚えとかなきゃダメだよ?」

アドバイス遅いよ。


それにしてもたまちゃんが踏んだのはおそらくトラップだと思う。

しかし何も飛んでこないし何も変化が見受けられない。

これからなんかが起きるのは目に見えているはずなのに不安になってきた。




☆☆☆




しばらくして周囲に赤色の魔法陣みたいなものが現れた。

ミミックの時にもこんなのあったような気がする。

周囲にはなんか変な箱みたいなモンスターが現れた。

「お姉ちゃん、結界」

桜が声を荒らげる、これは詰まり強い敵なのかな?

僕は指をパチンと鳴らした。

周りを青白い結界が包み込んだ。

周りのボックスをよく見ると綺麗に八方向に配置されていて

なんか蓋の中で歯車みたいなのが浮いている。

正直桜がこれほどまでに警戒する理由がわからない 。

ずっと見ているとギギギギギギギと違う方から音が聞こえた。

音が聞こえた方のボックスを見てみると砲台を突き付けられた。

「お姉ちゃん、厄介なものを召喚してしまったね。」

厄介なの?砲弾は喰らいたくないけども?

結界の向こう側にいる砲弾撃っている敵を解析してみた。


"キャノンボックス Lv168."


レベルが高い。結界にヒビ入ってきてるし強いのは確かなのだろう。

サモントラップ

敵のレベルはLv.1からLv.200までランダム

敵の数も1体から10体までランダム

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