笑顔の過ぎ去り
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:笑顔の過ぎ去り
「はぁ〜〜急がなくちゃ!」
仕事の時間に遅れそうだったので、
私は道を走っていた。
目覚ましが鳴らなかったのだ!
「やばいやばい!」
なんて思いながら走ってると、
ブーンブーン…!
ポケットの中に振動が。
「あ、はい!」
会社からの電話だ。
「え?…あ、そうなんですか??わかりました」
今朝の会議は中止になったらしい。
そう、私はこの会議に
出るために急いでいたのだ。
会議はいつもより
早い時間に始まる予定だった。
だからこの会議がなくなったと言う事は、
いつも通りに出社してよい。
つまり時間に余裕ができたわけだ。
「はぁ〜〜、もっと早く言ってよねぇ〜」
ほんと焦って損した。
走った分を返せ!
「うん、まだ余裕あるな」
なんて思ってると、また会社から電話。
課長「すまんが外回りで、出張行ってきてくれないか」
との事で、いきなりの出張命令。
全く新しい提携先の会社で、
私も初めて行くところ。
簡単なプレゼンだけで良かったようで、
その資料も持っていたから、
そのまま行くことに。
終わったら直帰で
帰って良いとの事もあり、
私にとってはこっちの方が有難かった。
(提携先へ向かう途中)
そうしてゆっくり道を歩いていた時。
向こうから女の人が歩いてきた。
私と同じ様なキャリアウーマン。
でもすれ違う瞬間、
女性がニコッと私の顔を見て笑った。
「……(えっ?なに?)」
笑ったかと思えば、
すーっとそのまま通り過ぎてった。
「…何さっきの人?」
よくわからないまま、
また私は歩き出す。
(提携先の会社)
社員「あこれはどうも、初めまして♪」
「こちらこそどうぞよろしくお願い致します♪」
普通に仕事して帰ろうとした時、
社員の1人が私を見て…
社員「今月、入れられた方ですか?」
よくわからない事を聞いてきた。
「え?いえ、今の会社には入社して3年目ですけど」
社員「…あそうだったんですね、大変失礼致しました」
私が新入社員にでも見えたんだろうか?
そして昼過ぎに仕事を終え、
私は自宅へ直帰。
(自宅)
「はぁ〜。なんだろ。今日はなんだか疲れたなぁ〜」
朝、忙し過ぎたからだろう。
バタバタバタバタして、
化粧を直す暇もなく、
ずーーっと仕事の事ばかり考えてた1日だ。
ほんと、昼までの出張で今日は助かった。
「でもこんなのが毎日続いてくれたらイイんだけどな♪」
少し元気を持ち直し、
化粧を落とそうと
洗面所へ行った時だった。
(洗面台)
「…っ!?…きゃあああぁあ!!」
私は恐怖で
ビーーーン!と背筋が
凍りつくのを感じつつ、
そのまま気が遠くなりそうだった。
私の顔、
あのすれ違った時の女の顔になっていた。
それを見た瞬間、
また顔がニヤーと笑い始めた。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=fBR31Q0eg5Q
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬