【36】ひよめき (エッセイ)
安○地帯の曲が好きだ。
玉○浩二 さんが大好きだ!
そう、玉置○二 さん。
某動画有名サイト、ホニャララチューブにて見た。
別の作曲家さん…蔦○好位置さんが、夢の中で 玉置浩○ さんと、曲を作っている夢を見ていたらしく、そして、彼は記憶力が優秀らしくて、起きた後にそのメロディーの断片を覚えていたみたいで、その番組の中で ○置浩二 さん本人の前で記憶を手繰りながら演奏して聞かせると…
○置浩二 さん、いきなり。
『わかった!』
と、ニコニコしながら、言い出して、そしてギターを片手に先程演奏した彼の曲に合わせて、もぉ、恐らくは、言葉の前にメロディーのイメージ先行で。歌声で、一発でそのもう一回演奏された伴奏にピッタリと合わせてきた!
一回で!
ピッタリと!
それはまるで、その ○置浩二 さんの歌声は。
言葉になる前の『本当の意味での声』みたいで。
まだ、母体で眠っている、完成されてはいない、胎児の作りかけられた頭蓋骨の、『ひよめき』の中から、胎児本人が、出している、我々に訴えかけている。
生まれたい、生まれ出したいって訴えてくるみたいな。
なんかそんな『本当の意味での声』であり、でも、きっとその声の意味は、玉○浩二 さんにしか、まだ判っていなくて、それを聞いている他の利き手側には、ひらたく行ってしまえば、それは、言葉になっていないハミング。
ハミングだけれども、
言葉になっていない言葉なのだけれども。
その、『本当の意味での声』の本質は、いまだ出来上がっていない、世の中にしっかりとした像を結んではいない、一角の形としては出来上がっていない、それが、訴えかけている。
この世に出たい。
形として像を得たい。
それだけは輪郭として、ハッキリとしており。
それはしっかりと伝わってくる。
そんな『本当の意味での声』
見ていて、何だか、暖かく優しくなるみたいな。
玉○浩二 さんの『ひらめき』がそのまんま、言葉にならない真の言葉に、『ひよめき』が訴え掛けてくる。
胎児も、芸術作品も、一緒なのだなぁ、と。
その映像を見ている終始、自分が、普段そんなに笑うことも無く、ぶっきらぼうである自分が、その動画を見て、微笑んでいる。その事実に、遅ればせながら気が付いて、驚いていたよね。そんな、素晴らしい、何かの誕生する気配に立ち会えた、素晴らしい動画でした。
二人のシ○フォ二ー
あれ、出来上がったのかな?
世の中に、形として、
生まれていて欲しいですよ。
玉置浩○ さん
お願いします。
と、密かに祈っている次第である。
○置浩二 さん
蔦谷○位置 さん の。
二人のシン○ォニー




