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【27】戻るんです (エッセイ・ポエム)
あつい
眠れないのである!
なんか頭痛がな
最近は
ヤレヤレ
ウーロン茶が飲み頃に冷えるのを
ぢぃーつと
待つ
まるで 隣のト○ロのバス停待ちのシーン
そんな感じの手持ち無沙汰感と
何かのファンタジーの囁き声がありそな
んな雰囲気の真夜中です
もはや嗅覚ですら、
なんら真新しき新鮮さを齎さないでいる
そんな安定のウーロン茶を存分に含み、
喉を潤している
食べ慣れたモノ 飲み慣れたモノ
新鮮さを見いだせないでいる
そーゆーコトって
そんな感覚はありませんかね?
それらから、少しばかり距離を置いて
そうだな、一ヶ月くらいかな
そっから、再びまたこの、安定のウーロン茶
飲んだらばきっと
忘れていた風味がまた、新鮮に感じられる筈
感覚は慣れて、飽和するのです
記憶の蕾に 食べきれないくらいに 詰め込むと
パチンコ玉が溢れかえっている、
あの感じに似ています
いっぺん すってんてんから
また 始めてみたらば
新鮮さは戻るんです
近すぎて 見えなくなる
身近過ぎて 感じなくなる
だれでも きっと そうなります
なにもかも また
すべて さいしょから
やってみては
どうですかね?




