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欲望のストラテジー

『――なんでこんなことになってしまったのだろう』

『――まだ女の子とデートもしていないのに』

『――たくさんの女の子といちゃいちゃしたかった』

 欲望だらけの思考。

 冷たい地面に横たわるその少年を、なんとも言えない視線で見下ろしながら、アイリはどうしても思わずにはいられなかった。なぜ人生で最後に考えることが、これほどまでに情けないことなのだろうか。身を挺して庇ってくれた時は非常に格好良かったので、余計にそう思えてしまう。

 実際にはそれが、少年の最後の考えにはならないのだとしても。

 黒髪の、どこか優しそうな顔立ちをした少年。歳は離れていないように見える。十五か、十六といったところだろう。

 その少年は仰向けの姿勢で、暗い周囲へ淡い光を放ちながら、わずかに空中に浮かんでいた。

 剣を突き刺された胸からは血が溢れて、彼の着ている学生服を汚していた。魔力で作られた剣はすでに霧散し、傷跡だけが残っている。だが、その傷跡も徐々に消え去ろうとしていた。

 アイリがなにかをしたのではない。刺された傷は、もはや魔法でもどうすることもできないほどに深いものだった。

 けれど、アイリの目の前で傷跡が消える。わずかな痕跡すら残していない。それと同時に、少年の身体も地面に降りた。放たれていた光も見えなくなる。

 しばらくして、少年は意識を取り戻し、その身体を起こした。彼はまだ少しぼんやりとした目で、アイリを見る。

「君は、そうか……よかった」

 死をまぬがれた少年が最初に口にしたのは、安堵の言葉だった。アイリが無事だったことを、純粋に喜んでいるらしい。

 知らないうちに、アイリの胸に暖かいものが満ちる。

 と、少年は思い出したように、慌てて自分の胸を見下ろした。自分が受けた傷を確認しようとしているのだ。

「ない?」

 そこに残るのは、破けた制服と大量の血だけ。肝心の怪我はどこにもない。

 アイリは、困惑する少年に告げた。

「大丈夫。神器が治した」

「神器……。そうか、すごいな」

 彼の言葉に、アイリはうなずいた。実際にその光景を見た側として、おそらく彼以上に驚きを感じている。

 血まみれの破れた制服に手を当てて、アイリは緩やかに呪文を唱え始めた。流れるような旋律とともに、ゆっくりと制服から血が除かれていく。さらに呪文を唱えると、破けた制服が修復されていく。前の状態と完全に同じとはいかないが、そのままにしておくよりましだろう。

「あ……」

 その光景を、少年が羨ましそうな目で見ていた。実際には、彼から魔法が羨ましいという思念が伝わってくるため、そう見えただけかもしれなかったが。

 少年は修復された制服をじっと見ていたが、ようやく落ち着いて余裕がでてきたのか、公園の中を見回した。

 わずかながら声をひそめるようにして、問いかけてくる。

「あの、さっきの奴らは?」

「神器が無くなったのを見て、いなくなった」

「無く、なった?」

「あなたの身体を光が包んで、聖杯の形をした神器は弾けて消えた。たぶん、一回きりの蘇生用」

 少年がぎょっとして、地面に腰を下ろしたまま後ずさった。なにやら言葉にならないことが彼の口から出てくる。その慌てぶりも、分からないではなかった。一般的に、神器と呼ばれるものは大変貴重で、信じられないような高値がつく。蘇生の効果を持った神器だとしたら、なおさらだ。

 しかし、それでも、

「あなたが助かったほうが、大事。……無事で良かった」

 笑みを向ける。

 そんな仕草をするのが、アイリには久しぶりに思えた。けれど、少年に対して自然と笑みが漏れる。

「……ありがとう。優しいんだね」

 少年も表情を柔らかくして、そんなことを言う。

 その一言に。

「夜……もう遅いから。それじゃ」

「え、ちょっ!?」

 困惑の声を聞きながら。

 月と夜の闇に見守られながら、恥ずかしさに耐えきれなかったアイリは、少年に背を向けて逃げ出した。


 空に浮かぶ三日月は、どこか目を細めているようにも見えた。そんな月の弱い光に照らされて、リュータは遅い足取りで自分の家へと向かっていた。

 胸のあたりに手を当てても、綺麗にふさがった傷跡は痛みを伝えてくることもなく、先ほどの出来事の現実味を感じさせない。

 あのあと、少女は説明を欲するリュータに背を向けたまま、あっさりと姿を消してしまった。なにもかもが無くなって、死にかけたことすら嘘のように思えてくる。

 考えていると、いつの間にか家へとたどり着いていた。

「ただいま」

 言いながら、薄暗い中で玄関の靴を確認する。相変わらず親は帰ってきていないようだった。研究者である両親が家にいないのは、リュータにとって別に珍しいことではない。

 明りが洩れていた居間を覗くと、妹がソファに寝そべりながらテレビを見ていた。帰りの挨拶が聞こえたというよりも、物音でこちらに気づいたのだろう。妹はあくまでテレビから視線を離さず、リュータを向かないままに言ってくる。

「おかえりー。どうしたの、こんな時間まで」

「……ちょっと落とし物を」

 まさか死にかけていたなどとは言えない。

 妹は、リュータの話にさして興味がなさそうだった。別にそれほど仲が悪いわけではない。ただ彼女にとって、魔法学園に在籍しながら魔法の使えない兄など、尊敬できるものでもないということだろう。

「ご飯食べる? カレーできてるけど」

「ん……いいや」

「そう」

 妹はそっけなく言ってくる。

 不思議と今は食欲がなかった。あんな体験をしたのだから、当たり前なのかもしれないが。

 重たい足取りで階段を上る。

 二階の突き当たりにある自分の部屋。

 リュータは床へ適当にかばんを放り投げると、後ろ手に戸を閉めて、ベッドへと倒れこんだ。電気もつけないので部屋は暗い。

 静かな闇のなかで、リュータは今日の不思議な出来事を振り返った。

 突き刺さった剣、自分から流れ出て行く大量の血。考えるとまた、身に焼けるような痛みが甦ってくるような気がした。時間が経ってからそれらのことを思い出し、恐怖に身体が震えた。あの時は麻痺していた感覚も、今は正常に働いている。

 死んでいてもおかしくはなかった。

 リュータが今生きていられるのは、偶然の結果だ。もし少女が神器を持っていなければ、その効能が蘇生でなければ、今頃は冷たい死体となって公園に転がっていた。

 考えて後悔する。余計なことを考えてしまった。だが、一度脳裏に浮かんだ悪い考えはとどまることなく、リュータの頭の中に絶えずわき上がってくる。

 なにもできずに、夢を叶えることなく死んでいく。それはとても恐ろしい事だった。未練なら数え切れないほどある。

(でも、今は生きてる……)

 だから、とぼんやり考えながら――リュータの思考は、まどろみのなかに消えていった。


 その日は、空に厚い雲が覆っていて、とても快晴という天気ではなかった。

 朝になって学園へ登校したアイリは、何分か歩き、ようやく校舎への長い道のりを終えた。広い学園の敷地も考えものだ。そう思いながらも彼女が飛行魔法で学園に通わないのは、歩くことが健康に役立つからだった。

 やっと見えてきた明るい煉瓦造りを模した校舎。その玄関の屋根には、いつもと違い、大きな垂れ幕がかかっていた。

 さして垂れ幕に興味もなく、視線を下へ戻す。朝も早く人影はまばらで、その姿はどこか疲れがにじんで活気がない。その大半は歩きたくて歩いてきたわけでもないのだろう。飛行魔法を使えない生徒というのも、数多くいる。

 そしてその地面を歩く人々の中に、アイリは昨日の少年を見つけた。

 少年へと近づこうとして、アイリは聞こえてきた心の声に足を止めた。

『僕は……たくさんの女の子と、絶対に仲良くなってやるんだ……!』

 少年は、なんだかやる気に満ち溢れていた。もしも、昨日の事件で頭のねじが緩んだのなら、それは仕方のないことではあったが。

 なんにしろ、近づきづらいことは事実だった。

 昨日は恥ずかしくなって逃げてしまったので、今日こそはお礼や説明を、と思ったのだが。

 アイリがどうするか悩んでいると、後ろのほうから呼びかけるような声が掛けられた。が、無視して少年を見続ける。声の相手に興味はない。

「うう、二年生になってもアイリちゃんが冷たいよ……」

 少し声の調子を落として呟きながら、それでも同級生のルーナは、くじけずにアイリの隣に並んできた。緑色の長い髪をしたその少女は、力無くうなだれながら、さめざめと泣きそうな表情を浮かべている。

 春になって二年生に上がり、今でもアイリに話しかけてこようとするのは、もはや彼女くらいのものだった。

 アイリがじっと一方向を見ているのに気づいたらしく、首をわずかに傾げ、不思議そうに尋ねてきた。

「どうかしたの?」

「別に」

 相手を見ないままにはぐらかす。特に理由はないが、彼女に知られるのは面倒なことになりそうではあった。

 少年が校舎のなかへ消えて行く。ルーナさえいなければ、とも思うが、少年にどう話しかけたらいいか困っていたのも確かなので、彼女に苛立ちの矛先を向けるのは八つ当たりでしかない。

 アイリは隣にいる少女に知られないよう、そっと溜息を吐く。

 ルーナはどこか納得できないような考えと態度でもって、アイリの向くほうを観察していたが、結局なにも分からなかったらしい。彼女は詮索を諦め、あらかじめ持ってきた話題を話そうとしてくる。

 内容は、学校が主宰する企画の事だった。アイリが少し視線を上げると、垂れ幕にダンジョン大会の受付が今日の三時までだと書かれている。代表者一名が受付をし、三人一組で参加をすることになるらしい。

 話が始まる前に把握できたのは、それぐらいだった。

 相手の心を読んで、話す前に内容を知るのはいけないことだ。それは分かっていた。かといって、止めるかと言えば、それは別問題だったが。

 アイリは、そんなことはおくびにも出さず、ようやく口を開いたルーナを見やる。

「ところでさ。ダンジョン大会が企画されてるでしょ。実力の向上を目的にしてるから、学校から賞金も出るんだって」

 別に話さなくても内容は分かるのだが。それでも、本当に楽しそうにルーナは言う。

 優勝したいとか、そういうことではなく、彼女は純粋に交友を目的に誘って来ているらしかった。

「誰かもう一人誘ってさ、その大会に一緒に出ない?」

「興味ない」

 そっけなく言い返す。その言葉に、彼女は明らかにがっかりしたようだった。その表情が落胆の色に染まる。

 だいたい、彼女は誰を誘うというのだろう。アイリは他の人間にさしたる興味がないし、そして他の人間はアイリのことを嫌っていた。勝手に他人の心を読むような読心魔法の使い手と、仲良くする人間がいるはずはないのだ。アイリも、別に他人と仲良くなろうとは思わない。

 だが、しかし、

(昨日の男の子となら……)

 ほんのり頬を赤く染めながら、彼の名前すら知らないことに気付く。

 読心魔法は便利なものだが、それでもいくつかの欠点があった。

 まず、多人数に使用するのが困難だということ。そのため誰の思考を読み取ろうとするのかという指向性が必要になる。

 そして、当たり前に思っていることや、その時にまったく考えていないことなどは読み取ることができない。自分の名前についてじっくり考えている人間など、そうそういるはずがなかった。だから、少年の名前は分からない。

(…………)

 分からないことと言えば、ルーナもそうだった。

 彼女からは悪意や打算が感じ取れないため、単純にアイリと仲良くしようと近づいてきているだけらしかった。だが、そのきっかけとなった思考を読んでいないため、どうして彼女が仲良くしてこようとするのかが分からない。

 アイリがいくら考えても、結論は出なかった。

 どうでもいいことだ、と切り捨てて、アイリは一人で校舎の中に向かおうとする。

 しかし、思いついたことがあって、ふと立ち止まった。

 他人と仲良くなろうとし、友達もたくさんいるはずのルーナであれば。もしかしたら。

 ルーナも、急にアイリが立ち止まるのを見て、足を止めた。様子を窺うような考えが、彼女から伝わってくる。

 アイリは彼女に背を向けたまま、多少の躊躇はあったものの、それでも問いかけた。

「もし、人と仲良くなるには、どうしたらいい?」

 聞いてもどうしようもないことではあった。だが、一人で考えるよりは、誰かに尋ねたほうが良いようにも思える。性格的なこともあって、アイリは他人と話したりしないし、楽しく話すための方法を考えたりもしない。

 けれど、今朝はそのせいで、少年に話しかけられなかったのだ。

 唐突な質問に、ルーナは少し困惑したようだったが、ぱぁっ、と花が開くように感情を明るくさせた。

 めずらしくアイリに頼られたことが、嬉しいらしい。

 彼女は、少し考え込むようなそぶりを見せると、

「……むぅ。その人がして欲しいことをしてあげることじゃないかな? そして決して裏切らないこと」

「なるほど」

 構って欲しくないのになぜ彼女が構ってくるのかは分からなかったが、彼女の言っていることには、素直に納得できる。

 アイリは誰にともなく、小さくうなずいた。どうすれば、彼が自分のことを好いてくれるかは分かった。

 昨日の少年と仲良くなるための戦略。その人にとって、して欲しい事をしてあげること。アイリの知っている、彼の願い。

 ――つまり。彼がたくさんの女の子と仲良くできるよう、手伝ってあげればいいのだ。

 アイリはもう一度、今度は大きくうなずくと、少年の姿を探して歩き始めた。

 後ろで、誰かの声が聞こえた気がした。無視。


 木目に沿って指を動かすと、指にざらざらとした感触が伝わってきた。

 昨日あんなことがあったのに、リュータはまるでいつもと変わらない日常を過ごしていた。

 役に立たない授業を熱心に聞き、当然のように魔法が使える同級生に嘲笑われ、いつものように放課後になった。

 そして。

 校舎の広間にある木製の長椅子の上で、彼はどうすれば可愛い女の子たちといちゃいちゃできるかについて考え込んでいた。俯いて、人の姿が目に入らないようにすると、余計なことを考えずに集中することができる。

 魔法は必要だった。間違いない。魔法が使えなければ、この学園においては劣等生のままだ。いままで使えなかったからといって、諦めるわけにはいかない。今日からでも必死に特訓するべきだ。

 あとは、女心を知ることだろうか。残念ながら、そんなことを相談できるほど、リュータには特に親しい女友達はいなかった。妹に聞くのは論外だ。果たして、本で知識を補えるだろうか?

 女の子にモテるために、問題はいくらでもあった。

 それでも、

(絶対、僕はやってやるんだ……!)

 さらに決意を固くする。

 死ぬような目に遭って、今は偶然生きている。だが、それでも次にいつ死ぬとも限らないのだ。一度も幸せな思いをしないまま、死ぬわけにはいかない。

 いつか来る死への恐怖が、リュータを突き動かしていた。それは、一度経験したからこそ、強くリュータに働きかける。

 今まではモテることを願うばかりで、努力もせずに漫然と生きてきた。だが、これからはそういうわけにはいかない。

 まずは魔法の練習をしようと決める。拳を握り締め、顔を上げ、立ち上がろうとして。

「うわっ!?」

 少女の顔が目の前にあった。リュータはぎょっとして身体を逸らす。そこにいたのは、間違いなく昨日の少女だった。

「こんにちは」

「う、あ……こ、こんにちは」

 その少女に訊きたいことはいくらでもあった。

 だが、とりあえず、

「ぼ、僕はリュータ。リュータ・アストレイム」

 名乗り、手を差し出してみる。

 少女は、恐る恐るといった様子で手を伸ばしてきた。リュータの目を一瞬、じっと見つめたかと思うと、すぐに視線を逸らす。

「アイリ」

 視線が合わないまま、短く告げられる。

 手が触れる。その肌はひんやりと冷たかった。

 同じ状態で話すために立ち上がると、リュータはさっそく、気になっていたことを尋ねようとする。

「あの、昨日のこ……」

「――人が多い。話は、他の場所で」

 人差し指を口に当てて、少女が言った。

 その言葉に辺りを見回すと、ひしめき合うというほどでないにしろ、かなりの人数の生徒が広間に集まっていた。リュータも話し声で人の多さに気づいて良かったはずだが、それだけ考え事に集中していたらしい。

「何でこんなに人が多いんだ……?」

 もう放課後であり、大抵の生徒たちは家へ帰宅しているはずだった。

 そんな疑問に、アイリが答えてくる。

「ダンジョン大会が、あるから」

「ダンジョン大会……?」

 思わず、リュータは聞き返す。どこかで聞いたような気はしたが、魔法の使えないリュータには関係のない話なので、今まではすべて聞き流していた。

 ダンジョン大会について説明しようとしたのか、アイリが口を開いたが、それを遮って叫び声が響く。二人して、そちらを向いた。

 見ると、人の合間を縫うようにして飛ぶ小さな妖精を、一人の少女が慌ただしく追いかけている。走ってくる少女の叫んでいる内容を聞くに、妖精が壊した物の賠償金額の話らしい。

 妖精は女の子らしい容姿と声をしていたが、しゃべり方だけは男の子のような癖があった。

「心配しなくっても、大会の賞金で全額返してやるって! 受け付けはしてきたから」

「迷惑なことばっかしてるあんたと、誰が組むのよ。受け付けは代表者一人でできるけど、ダンジョンはそういうわけにいかないわよ」

 噛みついてくる少女に、その妖精は不敵な笑みを返した。少なくともそう見えた。顔がどこか引きつっていたようにも思えたが。

 妖精はその場に空中で止まると、きょろきょろと視線を辺りに向け、そして周囲の人間はそろって顔を逸らした。妖精の視線が、リュータとぶつかる。

 ばっ、と手を広げて腕をこちらに向けてきた。

「あー、その、えーと……い、一緒に大会に出るのはこの二人だ!」

 その言葉を聞きながら、思わずリュータは左右を見回した。波が引くように周囲の人混みが離れて行く。

 隣にいるアイリだけが、まるで動じるものは無いかのように身じろぎもせずに立っていた。

 妖精に怒っていた少女がこちらに顔を向け、ぽつり。

「……だれ?」

「…………」

 その言葉は、とりあえず、リュータの心の内さえ代弁しているように思えた。

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