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赤い物なんて見ていませんよ?

 現状把握の時点で盛大に現実逃避をしつつもアイテムとステータスの他、セット・メモ・コンフィングも調べた。


 セットは今の所12枠。使い方不明。灰字になっているアイテムと連携性があるのかもしれない。

 メモに関しては落書き使いとワープロ使い、共に可能。ついでに写真機能もあった。ゲーム的に捉えれば写真よりスクリーンショットに近い物か?


 コンフィングは表示や操作についてアレコレ設定が出来るようだった。視界に時計とマップを追加出来たので、それも確認。

 時計は25H表示……1日が25時間なのか。現在23時過ぎ。日付は付かない。

 マップは自分を中心に目測で半径数百mを自動マッピングしてくれる代物だ。拡大・縮小も出来る。ちなみにこの森はRPG風に"通路の頭上は不自然に開けている"作りだった。

 マップ上、通路の先に赤点がよぎった事も確認済みだ。決して確認したかった訳じゃない。決して、確認、したかった訳が、ない。


 決して、けっっっして赤点ナニカに危機感を煽られて思い出す訳ではないが、確か殺人未遂のおっさん達がアンデッドがどうのと言ってピカッとしていた。アイコンからの情報の傾向で予測するならば、光ったのは攻撃魔法かスキルと考えられる。属性は光とか聖かな。

 ハゲのおっさんが物理でも来たからこの森には魔法・スキルが効きにくい敵もいるんだろう。

 そのハゲのおっさんの代名詞たる斧、側に落ちたままのそれだが、RPG定番アンデッド・スケルトンの頭蓋骨を遠心力だけで割れそうな重量だった。おっさんの筋肉は見せ筋じゃなかったらしい。俺には持ち上げる事も不可能。

 無論これの危険性は俺の頭蓋骨で実証済みであるが、そもそもどうやってこれを頭に刺したまま立っていたんだか。そしてどうして頭の傷が痛まないのか。しかし触って確かめたりはしたくない。痛かったらどうする。


 閑話休題。


 さて、次に俺の今の所持品だが、スーツ・ベスト・ジャケット・コート・革靴・スカーフ・ベルト……。衣類のみだ。ついでに言うと記憶にある看板激突時の雨がっぱですらない。

 そして側に落ちている件の斧は重すぎて使えない。

 まあ、要は武器がない訳だが、戦いの当てが1つある。


 スキル・吸収。


 これが経験値アップや回復補助スキルだと辛いんだが、HP・MPドレインなんじゃないかと思ってたりする。

 実はさっきからくわえている花から独特の香気と言うのか、エネルギーか何かをひしひしと感じていたりする。周りの植物からも感じる気がするので徐々に"吸収"してみると、吸収した端から砂になった。少なすぎるのか視界上部の2本のバーには変化なし。満タンなのか?

 ともかく、情報収集にも出来る限り安全に人里に出たい。おっさん2人が道の方へ逃げて行った事からも、道の先に人の住む所はあるだろう。


 万一の日光対策だが、通路と反対側の森の茂みが星の光も入らずおどろおどろしいまでに暗いので、今日の夜明けはここに戻って来れば大丈夫そうだ。

 光の一筋でも触れたら死ぬとか言うならどちらにしろ人間の感覚を持った俺は生きて行けそうにないので左手で日光に当たる事もしておこう。指の皮一枚なら焼けただれても文句は言うまい。

誤字脱字など見掛けましたら報告お願い致します。

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