アカシック・パラドックス
これは一人の少年の物語と一人の少女の物語。 何者かに殺され、『また来世で会いましょう』という幼馴染の言葉と共に転生した、主人公である留生(ルイ)。殺された留生の転生先は剣と魔法の世界・オズワルド。 ときに、世界のあちらこちらに出現した古代王朝遺跡群《迷宮》を人々は、《次なる扉》――《NEXT DOOR(ネクスト・ドア)》と呼び、ネクスト・ドアには、《太古聖遺物(ギフト)》と呼ばれる不思議な力を持つ魔法アイテムや沢山の金銀財宝が眠っているとか、まだ見ぬ世界があるという。国々が、人々がドアに駆り立てている中、突如、謎の災禍の焦土に見舞われたリゼンブルグ王国。その生き残りであるアリス、雨竜(ウリュウ)、朱雀(スザク)の三人うち、アリスは国家魔術師となり、就任式が行われる永世中立魔法騎士国マグノリアの首都・ラティウムに向かう途中にある海港都市・ダイアゴンで雨竜たちと待ち合わせるが……。
出会いは始まりにて
プロローグ 《災禍の思い出》
2014/09/27 22:00
(改)
一話 死の先にて、彼女と邂逅す。
2015/09/27 23:00
(改)
第二話 ごきげんよう。また、来世でお会いしましょう
2016/05/30 23:00