魔王と勇者についての基本設定
1.魔王とは何か
・魔王は突然変異や偶発的進化によって生まれる存在ではない。
・世界に生きる生物(人間・モンスター含む)の強い欲望が、長期間にわたって蓄積・臨界化することで生じるエネルギーの具現である。
・欲望エネルギーは自然発生し、数十年〜約二百年に1度の周期で臨界点に達する。
2.魔王成立の条件
・欲望エネルギーは、 「強い欲望を持ち、それを抑制できない精神状態の個体」に集束する。
・集束先となった個体(人間またはモンスター)は、 欲望の権化と化し、魔王となる。
・そのため魔王は、 特定個体の人間、またはモンスターの姿を取る。
3.勇者とは何か
・勇者は、魔王が存在しない時代にはほぼ歴史上に現れない。
・魔王の出現によって世界が危機に陥ると、 世界中の生物が抱く「救いを求める願い」のエネルギーが発生する。
・この願いのエネルギーは、 魔王を本気で倒そうとする意思を持った個体に集束する。
・その結果、その個体は魔王に匹敵する力を得て、勇者となる。
4.魔王と勇者の本質的関係
・魔王と勇者は共に、 世界中の生物の感情エネルギーを源とする存在である。
魔王:欲望
勇者:救済・希望
・エネルギーの性質が異なるだけで、 本質的には同一原理から生まれた存在である。
・魔王が存在しなければ勇者は生まれず、 勇者が生まれるのは魔王が世界を脅かした時のみである。
5.勇者は正義か
・勇者は「救いを願われた存在」ではあるが、 正義を保証された存在ではない。
・歴史上には、勇者が暴走した例、「救済」を名目に世界を破壊した例 が存在する。
・暴走した勇者の中には、人間社会から魔王と認識され、封印された存在もいる。
・人間側の歴史記録では、 封印された勇者が魔王として記録されている場合もある。
6.魔王認定と封印の基準
・魔王か否かの最終判断は、 人間社会(政治・権力構造)によって下される。
・世界の秩序や政治体制にとって危険と判断された存在は、 魔王として認識され、討伐または封印対象となる。
・通常は、 魔王を討伐した勇者(または★6モンスター)は英雄として歓待されるが、 その扱いは常に人間側の判断に依存する。
7.魔王は必ず1体とは限らない
・理論上、魔王は同時に複数体出現する可能性がある。
・ただし、欲望エネルギーは分散されるため、 複数体出現した場合、各魔王の強さは単独時より低下する。
・歴史上、複数の魔王が同時に現れた記録は存在しない。
8.魔王適格者が存在しなかった例外事例
・過去に一度だけ、 欲望エネルギーが臨界に達したにも関わらず、 魔王として適格な個体が存在しなかった時代がある。
・この場合、欲望エネルギーは特定個体に集束できず、 世界そのものに漏出・暴走した。
・その結果、天変地異・自然災害の多発 が発生した。
・欲望エネルギーが消費し尽くされた後、 世界は何事もなかったかのように平穏へ戻った。
・人間の歴史では、 この出来事は「大厄災」「天災の時代」などとして記録されている。
・記録書によっては「淘汰」の概念の魔王と記録しているものもある。
9.総括
・魔王は、世界に溜まった欲望エネルギーの受け皿である。
・勇者は、世界が魔王を排除しようとする際に生まれる対抗装置である。
・魔王も勇者も存在しない場合、 世界はエネルギーを処理できず、直接破壊される。
・魔王と勇者は、 世界の均衡を保つために生まれる必然の存在である。




