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4日目・ガントレットは破滅と審判を呼び…黒き般若は人形劇に巻き込まれる

1章からお読みになってくださっている読者様お久しぶりです!

今回から初めてお読みになっている読者様初めまして!

この人にはおすすめ出来ないレベルのシリーズ通称バケ譚を趣味て書き投稿している作者のしーれいです!

今回はお話が短いです。理由は様々ありますが英訳が大変だったのが主な理由です。英語のテス1桁の人間がGoogle翻訳などを活用して書きましたが、間違いがとても多いと思いますが見逃してください。

3月は卒業シーズンなのでお祝いの言葉を、

卒業生の皆様ご卒業おめでとうございます!新しい門出を作者は心のそこからお祝いいたします!

作者の独り言もこれくらいにして物語を楽しんでください。

「それよりも〜試練の続きしようよ〜」

「構わないが勝つ見込みでも見つけたか?」

「サタンの見せてくれた過去の記憶のおかげでね〜」

「それなら始めるか」

次の瞬間茜は地面に刺さっていた絶望を引き抜いてサタンに斬り掛かったが右手に持っていた憤怒の大剣で防がれた

「超スピードで真正面から斬りかかるだけは俺には通用しないぞ」

「油断禁物だよ〜」

サタンが片手で防いだ刀から風の渦が現れた

「そう来たか」

すると茜が絶望から手を離しOGL18Mを撃った

「銃が当たると思うなよ」

「それはどうかな〜」

銃弾は不自然に機動を変えた

「銃弾の機動を風の魔法で無理やり曲げたか」

感心しながらサタンは銃弾を避けたが茜は避けた場所に詠唱済みの炎玉を放ったがサタンの〈ガード〉に守られた

「その程度では俺には当たらないぞ」

「ホントだよ〜これでも僕は全力で動いているんだけどな〜」

「そうだな。だがマッハ100ぐらいなら同僚に同じ速さで動ける奴がいたんでな見慣れてるんだよ」

「大天使は規格外だね〜」

「大天使と同等に動ける時点でお前も化け物だぞ」

「それを言うなら師匠の方が化け物だよ〜」

「エルノフ殿は神眼があってこその動きだがな」

「師匠の神眼は[アポローン]と[ヘルメス]だからね〜。[アポローン]は相手の確実な未来の動きを見れる瞳で〜[ヘルメス]は自分の動きたいように動ける瞳の組み合わせで最強なんだよな〜未だにまぐれ以外で1発も師匠に当てれないんだよな〜」

「いやエルノフ殿の神眼[ヘルメス]は目線の先の移動だ」

「え!知らなかった〜」

[ここで解説!神眼と魔眼の違いは!能力のモデルにある!神眼は神や大天使の力と同じ力を使用出来る加護で魔眼は神眼の逆バージョンの加護で共通して目を媒体にしていることが挙げられる!神眼も魔族も防ぐ事はどんな存在でも不可能!解説おしまい]

2人は話しながら激しい戦闘を続けていた

「さっきから銃を撃ってばっかりだな」

「こっちにも作戦があるんでね〜」

と茜は言いながら銃をいきなり空中に投げ絶望に全魔力を流し始めた

「それで俺を倒すつもりか…ならば!その攻撃を受けきってその自信をへし折ってやるよ暁月茜!」

「こっちだって〜その無駄に高い自信とプライドをこの一撃でズタズタにして…もう一度!聖書に書かれた君の最期を見せてあげるよ〜!」

「そう言うのは俺に勝ってから言うんだな暁月茜!」

サタンは全魔力を体に張り巡らた

「僕の必殺技レベルMAX〜!|僕の愛刀である〜絶望バージョンだ〜!全てを消し去る一撃パァーフェクト・ザ・インパクト!」

茜の一撃はサタンに当たった直後に2人を吹き飛ばす衝撃波を生み出した。そして最後に立っていたのは

「僕の勝ちみたいだね〜大魔王サタン」

満身創痍の茜だった。

それから茜は無事に絶望の所持を結界外にいた本体のサタンに認めれ家に戻った後は1週間ほど買い物などをエルノフ達と楽しみ東京に雪菜と帰るのだった。それから1週間後軍隊長室にて

「皆ただいま〜」

「茜君遅かったね〜」

「零奈さんそれが〜久々に触る愛刀に慣れるのに時間がかかったの〜」「そうなんだね〜」

「そんな事より茜殿なにゆえ我々を集めたのですか?」

「迅隊長達に少し報告をしたくてね」

「我々に?」

「そう。簡単に言うなら第1部隊〜第5部隊の全員で近々合同練習を行いたくたね〜」

それを聞くと1部隊の隊長と副隊長と4部隊の隊長と副隊長は明らかに嫌な顔を、2部隊の隊長と副隊長と3部隊の迅と風花と5部隊の零奈と副隊長は感心をしていたが1部隊と4部隊が文句を言い始めた。

「我々は絶対にしないぞ!」

「やりたい奴だけすればいいだろう!」

「誰が付き合ってられるか!」

「それなら〜皆でピクニックでもする〜?」

「もっと嫌だわ!」

「何があっても参加せんぞ!」

「命が何個あっても足りるか!」

「そうか~皆はピクニックよりも合同練習の方が良いのか〜」

「どっちも嫌だわ!」

「1人でやってろ!」

「残念だけど〜零が許可出してるから〜皆には拒否権ないよ〜」

「くっそが!」

「何なんだよ!」

「残念だったね〜」

「そんな事よりも。茜君1つ質問いいかな?」

「霊奈さん良いよ〜」

「それはいつするの?」

「再来週~」

「了解したよ」

「茜殿。話は以上で終わりで良いのか?」

「うん」

「それなら我々は隊員達に報告してくるので失礼する」

3部隊が退出するのに続き他の部隊も退出していった。それから茜は少し零と会話をして退出して黒奈達に報告したが黒奈達は怪訝な表情を浮かべながら解散した。

それから10分後、茜は緊急招集により防衛省に向かったのと時を同じくして茜宅にて

「あら?茜お弁当忘れてるわ。お仕事は1年分終わらせて暇だしお弁当届けに行きましょう」

と雪菜が茜のお弁当を届けるために雪菜は零小隊の本部まで茜のバイクで向かった。雪菜が本部に到着する30分前で茜が本部から離れて10分後のこと

「ここが暁月茜のいる基地か!彩を殺したかもしれない犯人だ!全力で戦うとするか!」

と黒髪ショートヘアで黒色のメガネ・マスク・湾曲しいるキャップの帽子をしており、瞳が黒色で、白色の模様などが描かれていない半袖と紺色の長ズボンを着ており、黒色のスニーカーを履いていた。木幡尊の両手には巻幡静霧(まきはた しずき)の製作したシルバー色のゴツゴツしたSFに出てきそうな機械チックなガントレットを装着していた。ガントレットは肘より少し短い位置まであり、手の甲の中心部分には1cmほどの球体が埋め込まれておりそれを中心として5cmほどの魔法陣が描かれていた。

尊は零小隊の本部に正面から警備人を眠らせて堂々と侵入した。それから10分後

「さてと侵入したは良いが…あまりにも広すぎないか!?」

尊は入り組んだ道に迷っていた。それからまた10分後

「侵入者の報告を受けたが…まさか零小隊が全滅するとは」

「そんなのはどうでも良いんだよ!暁月茜に合わせてもらおうか」

尊は侵入者である自分を確保するために向かってきた零小隊の隊員や警備員を魔法により全員眠らせた後、どうにかこうにか広場に到着していた。そしてそのタイミングで黒奈と出会った

「あんな化物になんの用だ?」

「彩を殺した犯人の可能性があるんでね」

「茜が人を殺すわけないだろ」

「それは本人に聞いて確かめる」

2人が臨戦態勢でいると尊に向けて直径10mの氷の柱が上空から飛んできた

「お弁当を届けに来たら大変な事になってるわね」

「お前は誰だ?」

「私は蒼之雪菜(あおの ゆきな)。蒼之家の直系の分家の長女ってところよ」

と雪菜は名乗りながら魔法によって生み出した氷の翼を羽ばたかせ上空から降りてきた。

「蒼之家の分家の…しかも直系が何の用だ?」

「貴方が会いたがっている暁月茜の彼女で、ただ茜にお弁当を届けに来ただけよ」

「それなら俺を邪魔する理由はないよな?」

「茜を傷付ける可能性のある人物を私が見逃すわけないでしょ?」

(これは今のうちに…あのバカに連絡しとくか)

と黒奈が考えていると、いきなり2人の激しい戦闘が始まった。

それから激しい戦闘は続き

「貴方の魔法…神獣進化の魔法みたいね」

「大正解だ」

「面倒ね」

「それはこっちのセリフだ。フェニックスの炎を凍らせる奴を相手にするのは初めてだ」

2人の戦闘は開始から10分が経過しており、そんな2人の戦いを黒奈は100mほど離れた位置から戦いに参戦せずに観戦していた。

一方2人はと言うと、尊は帽子を脱ぎ捨て魔法によって龍の角や羽が生えており、尊はその龍の羽を使い空を飛びながら雪菜の飛ばしている氷の柱から避けていた。雪菜は尊が放つ雷をその場から動かずに涼しい顔で雷を地上から全て凍らせていた

「嘘だろ!雷まで凍らせるかよ!」

「愛の力は不可能を可能にするのよ」

(あの馬鹿は上層部に捕まって連絡を伝えるのに時間がかかると付き添いの奴から連絡が入った…取り敢えず馬鹿が到着するまで時間をかける必要があるな…それにしても雷を凍らせるとか雪菜も大概化物だな…)

と黒奈は心の中で思った

「私はあんまり戦闘は得意じゃないから助けて欲しいわね。黒奈さん」

「了解」

と黒奈は軽く返事をすると詠唱を始めた

「闇の魔法発動。黒き鎖(ダークロック)

すると黒奈の足元に直系10mほどの魔法陣が形成された。するとそこから1本の黒い鎖が出現して尊に向かって飛んでいったが、尊は黒い鎖が魔法陣から出現するのを視認するのと同時に地面に着地しながら魔法を発動した

「神獣進化の魔法発動!麒麟きりん

するとガントレットに埋め込まれていた球体と魔法陣が輝き尊のおでこから黒い角が腕には黄色の鱗が出現し雷のような速さで動き黒奈の黒い鎖を避けると

「残念だがな!その攻撃は俺には当たらないぜ!」

と得意げに言ったが

「茜《化物》の動きを昔から見てる俺が、お前の動きが見えてないと思ったか?」

と黒奈は余裕そうに言った

「は?」

すると尊の離れた位置で立っていた雪菜が魔法を発動した

「氷の魔法発動!|氷龍の鱗から形成されし氷のアイス・チェーン

すると尊の背後から魔法陣が現れると、そこから氷の鎖が出現し尊を捕縛した

「なんだこれ!?」

「私の魔法よ」

「取り敢えず茜が到着するまで拘束だな」

「俺はそう簡単には捕まらねー!」

すると尊は魔法を発動した

「神獣進化の魔法発動!氷龍ひょうりゅう

すると魔法陣の出現後、角は氷で出来た角に変わり腰からは青い尻尾が生え鱗も青に変わった

「ヤバいな」

「そうね」

と2人が表情を変えずに1歩後ろに下がった

「ふん!」

と尊は言いながら体に巻き付いていた氷の鎖を力一杯に腕を横に動かし氷の鎖を破壊した

「嘘だろ」

「あれって一応茜でも抜け出せない強度なのだけど」

「つまり俺は暁月茜より強いって事だ!」

と尊は言いながら魔法を発動した

「神獣進化の魔法発動!バク

すると突如黒奈と雪菜は地面に倒れた

「取り敢えず暁月茜が到着するまで大人しくし待っておくか」

それから5分後茜は到着した

「それで〜君が侵入者で間違いないね〜?」

「そうだ」

「ま〜用件を聞きたいけど〜。それよりも〜どんな理由があったとしても〜、僕の彼女を〜危険にさらした〜落とし前はつけて貰うよ〜?」

「暁月茜!お前に果たして出来るかな?」

と尊は煽るように言いながら魔法を発動し麒麟に変身するのと同時に茜は魔眼と神眼を発動した

「魔眼[ベルフェゴール]神眼[眠力稲荷]」

尊は雷の速さで茜に迫るがスピードも思考も何故か遅くなるが尊には理解出来ずに動きは止まり思考も徐々に止まっていった

「な…に……が………お…………き……………」

だが

「魔眼解除〜」

と茜は魔眼を解除した。

すると尊の思考は元に戻った

「っんは!はぁ…はぁ…暁月茜!一体何をした?」

「僕の魔眼で〜君の動きと思考の速度を〜減少させていっただけだよ〜」

「魔眼と神眼を持っているのは彩から聞いていたが…思ったよりも厄介だな」

「それで〜目的は何なの?」

「彩をお前が殺した可能性があるから確かめに来た!」

「もしかして彩君のお友達〜?」

「そんな所だ」

「そうなんだね〜…1つ僕から言えるのは犯人は僕じゃないよ〜」

「それは安心しろ!戦ってみて分かった!お前は犯人じゃない!」

「理解してもらえたのなら君が眠らせた人を起こしてくれないかな〜」「何故分かった?」

「僕は気配を読むのが得意でね〜そう言うのも分かるんだよ〜」

「本当に化物だな」

「それで〜用件は終わりかな〜?」

「そうだな」

それから尊は眠らせていた人間を全員起こした

「おはよ〜」

「来るのが遅いんだよ」

「いや~上層部のせいで黒奈の情報を受け取ったのが到着の1分前だったからね〜」

「そうか」

「茜お弁当忘れてたわ」

「雪菜〜ありがとうね〜」

と茜は雪菜の頭を撫でながら言い雪菜はとても嬉しそうにしていた

「取り敢えず俺は隊員を集めて説教するから終わったら連絡しろ」

「それなら〜隊員達に来週ピクニックに行くと伝えといて〜」

すると黒奈は手で顔を押さえながらため息をつくと

「木幡尊」

「なんだ?」

「お前は後で隊員に謝罪しとけよ」

「どうしてだ?」

「お前のせいでピクニックをやる羽目になったからだよ」

「ピクニックなら平和でいいじゃないか」

「そうだな…平和なピクニックで済むならな……」

と黒奈は光を失った瞳で乾いた笑顔で言うと本部に戻って行った

「茜?」

「どうしたの〜?」

「茜の仕事が終わるまで待ってていいかしら?」

「それなら〜黒奈に訓練を手伝いたいって言えば良いと思うよ〜」

「分かったわ」

雪菜はそのまま黒奈の方に向かって行った

「それで俺は捕まったりするのか?」

「いや~大丈夫でしょ〜」

「適当だな」

「だって〜面倒くさいんだよ〜」

「そうか」

すると2人の足元に巨大な魔法陣が形成された

「なにこれ?」

「なんだか分からんが取り敢えず離れた方が良さそうだな」

「そうだね~」

だがスキルを使ったりしたが魔法陣内から出ることは出来なかった

「どうする?暁月茜」

「取り敢えず〜他の隊長とかに連絡するか〜」

茜は携帯を取り出し他の部隊の隊長と副隊長そして零に連絡を入れた「さっきの黒奈って奴には連絡しなくて良いのか?」

「一応したよ〜」

「そうか」

2人が脱出の作戦を考えていると魔法陣から光が溢れ出し2人は何処かに飛ばされてしまった。

それから黒奈達が到着した頃には誰もいなかった

「取り敢えず他の隊長達が到着したら隊服に埋め込まれてるGPSで居場所を特定するぞ」

「了解!」

と隊員達は返事をした

「何処だ?」

「分からないな〜」

2人は周りに木が1本も生えていない草原に場所にいた

「気配が読み取れるなら何処か分からないのか?」

「全く気配が無いんだよね〜」「人以外もか?」

「草花とかは〜僕が気配を感知できる半径2km圏内にはあるみたいだよ〜」

「他に何かあったか?」

「残念ながら〜草花しかないね〜」

「それなら地中とかは分からないのか?」

「残念だけど地中は感知出来ないんだよね〜」

「それなら上空は?」

「上空も無理だね〜」

「スキルでの移動は?」

「さっきから試してるけど移動系は全部使えないな〜」

と2人はとても冷静だった

「それなら俺の魔法で移動するか」

尊は魔法を発動したが使用出来なかった

「何故かは分からんが無理だな」

「僕の予想を言おうか〜?」

「多分だが同じ事を考えてるぞ」

「そうだよね~」

「取り敢えず敵に空間の魔法を使える奴があるみたいだな」

「だろうね〜」

「何か敵に心当たりは?」

「一応あるよ〜」

「そうか」

「最近何度か戦ったんだよね〜」

「そいつらの中に空間の魔法を使える奴は?」

「多分いなかったと思うよ〜」

「つまりお前が会ったこと無い敵か?」

「多分ね〜」

するといきなり目の前に黒いローブを着たテミスが現れた。服装はローブで隠れており分からないがフードは脱いでいるので顔は分かった。身長180cmほどでフードを爽やかな顔であり少し長い銀髪のポニーテイル姿であり、天使と間違えるほどの存在感があった

「おっと、厄介な敵のご来店だな」

「そうだね〜何かヤバそうだな〜」

と2人が勢いよく1歩後ろに飛びながら下がり、テミスとの距離を5mほど離した

「初めまして。暁月茜君そして木幡尊君」

「何で僕達の名前を知っているのかな〜」

「俺も気になるな」

「それは私が組織Zのボス。つまり暁月茜君達からすると敵組織のボスだからだと言っておくよ」

「へ〜」

「いきなりラスボスの登場か」

「みたいだね〜」

「それで?親玉さんよ〜俺達をここに飛ばして何の用件だ?」

「簡単だよ。君達を裁かせてもらう」

「僕は悪いことしてないんだけどな〜」

「俺の罪は不法侵入と暴行罪ってところだな〜」

と尊が少し煽るように言ったが、テミスは悪人に罪とその罰を教えるシスターのように冷酷に告げた

「そんなのは関係ないよ。なぜなら君達の生きていること自体が死に値する罪なのだからね」

「?」

「なに言ってんだお前?」

それに対してテミスは拷問官のような冷酷な眼差しと声色で告げた

「今から死にゆく罪人の君達が気にするような事ではないよ。君達はその罪を持って生まれてきた人生を怨みながら神に願うといい」

すると尊はガントレットを装着している両腕を少し曲げボクシングのような構えをした。

そして2人は警戒したまま真剣にテミスには聞こえない大きさの声で話した

「取り敢えずどうする?」

「そうだね~黒奈達が到着するまで時間稼ぎをするかな〜」

「それが作戦か?」

「そうだね~」

「それならお前は逃げろ」

「何で〜?」

「いいから!」

「流石に一般市民を置いて行くわけないでしょ〜」

「馬鹿だな〜」

「ん?」

「万が一だ。2人とも全滅したらヤバいだろ?」

「確かにヤバいけど〜」

「それならお前の方が強いんだから逃げるべきだろ?」

「普通逆じゃない?」

「いいからさっさと行け!」

「死んでも文句言わないでね〜?」

「わかってるさ!」

「何を話しているかは知らないが、逃げようとしているなら無駄だよ」

しかしテミスが一瞬瞬きをした時には茜は姿を消していた

「逃げたみたいだな」

「化物め…」

「さ〜てラスボス戦といく前によ。ラスボスさんよお前に聞きたい事がある」

「何かな?冥土の土産に答えてあげるよ。木幡尊君」

「夕凪彩って名前に聞き覚えはあるか?」

「もしもあると言ったら?」

「簡単だ!お前をぶっ飛ばす!」

「そうかい。私は君にも用事があるからね。相手をしてくれるのなら嬉しい限りだよ」

「は!舐めやがって!」

次の瞬間尊は魔法陣無しで魔法を発動し、麒麟の力でテミスに急接近すると2人の戦いが始まった。

その頃黒奈達は茜のGPSを頼りに組織Zの本部のビル前に到着していた

「現場に到着したから軍隊長である私から作戦を教える」

「はい!」

と黒奈と各隊の隊長は小さい声で返事をする

「作戦は私と零小隊黒奈副隊長・第5部隊零奈隊長・第3部隊迅隊長が突入。残りの2人はここで待機し後から到着する残りの副隊長と隊員と共に協力しこのビル逃げ出してきた者を無傷で全員捕まえること!」

「はい!」

そして1・2・4部隊が残り零達が建物に入った数秒後茜達と同じ場所に飛ばされていたが外で待機している3人は気付かなかった

「敵の罠でしょうか?」

「そうみたいだね迅君」

「取り敢えずGPSを頼りに茜隊長を探しますか」

「それなら黒奈副隊長。各自で探すのが早そうだね」

「軍隊長殿。それは流石に危険ではないでしょうか?」

「私もそう思うな」

「そうかもしれないけど。私達には奥の手があるからね」

それを聞いた3人は

「奥の手?」

と不思議そうに言いながら首を傾げた。すると迅は真剣な表情で

「軍隊長殿。詳しく聞いてもよろしいでしょうか?」

と聞くと零は表情を変えずに答えた

「構わないよ。簡単な話だよ出発する前に茜隊長の師匠に連絡をして、私達が侵入した扉の座標を送っただけだよ」

「それは本当に奥の手だね」

「茜殿と、そのお師匠となると我々の出る幕は無さそうですね」

「茜隊長には伝えてあるんですか?」

「黒奈副隊長。それが出来ていなくてね、茜隊長と合流した場合すぐに伝えてくれないかな?」

「だから各自で捜索するわけだね?」

「そうだね。零奈隊長」

それから4人は別れて捜索を開始した。時を同じくして茜は

「広いな〜この結界。さっきから全速力で走り続けてるのに〜出口や結界の端に着かないな〜」

この場所が結界であると茜は見抜き結界の端に向かって1時間全速力で走り続けていた。

[ここで解説!暁月茜が結界の端を目指しているのか…それは!巨大な結界は閉じ込めるのが目的だから強度はそこまで無いのだ!たまに強度もあって広い結界を作る者もいるが…それを実現するには異常な量の魔力が必要となる!そんな時は数十人の並外れた魔力量の者が数日間かけて作るのだ!因みに暁月茜はそのレベルを半分の 魔力を消費すれば作ることが出来るのだ!これで解説はおしまい]

茜はいきなり歩みを止めた

(仮にこの結界が僕の予想と同じかそれ以上の規模だった場合。体力の無駄になるよな〜。…それならこの結界を作った本人を見つけ出して〜さっさと倒したほうが早そうだな〜)

と考えた。

一方その頃テミスから茜を逃がして1時間尊は戦い続けていた

「はぁ…はぁ…はぁ…」

「ここまで強いとは。私は本当に驚いているよ」

「はぁ…俺も…ここまで…追い詰められるとは…びっくりだ…」

「だが…これでおしまいだ」

「それは…どうかな…」

テミスと尊は同時に魔法を発動する

「審判の魔法発動!神をも貫き無実の呪人すらも等しく殺す死と罪と平等の決断の刃・パァーフェクト デットギルティ」

「神獣進化の魔法発動!麒麟」

尊は魔法を発動して麒麟となって、テミスの魔法による攻撃を避けようと動いたが、その行動も虚しく尊の体をテミスの魔法が貫くと同時に轟音が響いた

「木幡尊君。どうやら私の勝ちのようだね」

「そう…だな…今回…は…お前…の…勝ち…だ…が…ラス…ボス…さん…よ〜…冥…土…の…土産…に…お前…の…左…腕…は…貰って…くぜ…」

と尊が笑いながら言ったのでテミスは己の左腕を見ると、肩から綺麗に消し飛んでおり、傷口からは煙が上げていた

「先程の轟音いや、雷鳴は君の魔法によるものだったんだね」

「そう…だな…」

「何故普通に君は生きているんだい?人間と言うのは普通は、腹部を貫かれたら簡単に死ぬはずなんだけどね」

「あいにく…と…体は…普通…より…頑丈…なんでね…それと…1つ…教えてやるよ…」

「何かな?」

「俺を…倒すのに…1時間…近くかかる…お前は…あいつ…絶望を具現化した化物(暁月茜)…に…勝つ…の……は…不可能だぜ…」

「残念だけど私は勝つよ。私は罪を裁く神だからね…それが呪のせいで罪人になってしまっただけの無実の者だったとしてもね」

とテミスは何処か思い詰めたように言い放った。それを聞いた尊は血を口から吐き出しながらも笑いながら言った

「例え…お前が…どんな…罪でも…裁ける…神…だと…しても…絶望を具現化した化物(暁月茜)…には…勝て…ねーよ…あれは…正…真…正…銘…の…異次…元…な…存在…だ…から…な」

「そんな存在は神だけで十分なんだよ。それに死人に口無しだよ」「は…は…は…それも…そうだな………」

すると尊は血反吐を吐きながらも最後に何かを唱え始めた

「神…獣…進化…の…魔法…発…動…✕✕✕(フ✕✕✕✕ス)………」

そして尊は詠唱が終わると地面に力なく倒れ息を引き取った。すると尊の体から溢れ流れていた血が突如燃え始め尊を巻き込みながら炎の渦を形成した。それを見たテミスは余裕そうに

「最後の悪あがきと言ったところか。一部しか聞き取れなかったが、何かの神獣の力を使って腕を燃やして再生出来ないようにするつもりなんだろうけど…あいにくと神は体の一部がなくとも再生出来るんだよ」

と言いながらスキル〈ガード〉を使い炎から体を守った。そして炎の渦は尊の死体を燃やし尽くすと、息を吹きかけられた誕生日ケーキのロウソクの火ようにして消えた。それからテミスは腕を治すためにスキル〈治癒〉を使用して腕を生やし始めた

それと時を同じくして黒奈が敵と遭遇していた。敵はラファエルで組織Zの幹部の1人だった。2人は10mほど離れた位置にいた

「初めまして侵入者さん。私は組織Zの幹部ラファエルよろしくね」

「そうかよ。すまないが俺は敵に自分の名を名乗らないと決めてんるでね」

「それは残念ね」

「そんな事よりも取り敢えず。あんたらのボスの居所を教えてもらおうか?」

「それは無理な相談ね。私達にも場所は教えられていないから」

「それならお前を倒してバカを探させてもらう」

「貴方に私を倒せるかしらね」

「どうだろうな」

ラファエルの見た目は体の周りに人形が2体浮遊しており、見た目は金髪のポニーテイルで白色の制服のような長袖にスーツのような黒の長ズボンを履いている女子で身長は165cmほどだった

「それで貴方以外のお仲間さんは、何処に行ってるのかしら?」

「そんな情報をわざわざ敵に言うと思うか?」

「それなら仕方ないわね。無理矢理にでも聞く必要がありそうね」

「聞けるものならな」

するとラファエルの周りを飛んでいた2体の人形がラファエルから離れて2人の周りを大きく回り始め魔法陣が形成され始めるのと同時にラファエルは詠唱を始めた

「|演劇の魔法発動!偽り惑わす操り人形の織成す究極の二択を迫る演劇《Puppet・The・Question show》」

すると魔法陣が光り次の瞬間にはラファエルの姿は消え黒奈が幕の閉まっている舞台の目の前に10mほど離れ、歌舞伎などで見られる花道の上に立っていた

「何だこれ?」

すると何処からともなくラファエルの声が聞こえた

「Ladies&Gentlemen!Hello。(こんにちは。)|I'm Raphael!今から貴方には人形の織成す!Question(究極の二択)に挑戦してもらいます!ルールは3つ!1つ目、Puppet(操り人形)や舞台等に対する魔法の使用禁止!2つ目、1回目の演劇につき質問は3つまで!3つ目、asking(質問中)Thinking(考えている)間の魔法やスキル等を使用しての外部との連絡や舞台からの逃走の禁止!たったこれだけ!ただし!ルール違反をした場合貴方を待ち受けるPenalty()…それはただ1つ!死!ただそれだけです!さ〜頑張って正解してくださいね!」

「ルール違反で問答無用の死…つまり俺は人形遣いを倒せないが、人形遣いは俺を倒せるか…ま〜バカと戦うよりはマシか…」

と黒奈が独り言を言っていると、いきなり幕が開き音楽と共に舞台は明るくなった。

「それでは今からTheatre(演劇)の始まりです!」

とラファエルの声が聞こえると黒奈の目の前に

黒いシルクハット・右手に少し短い茶色いステッキ・白い袖が手首までありそれ以外の服の部分は黒色で統一され、ボタンが4つ等間隔に距離の空いた状態で付いている長袖の服・足首まで長さのある黒いスボン・黒い靴下と茶色いローファーの服装をしたラファエルが現れた。

そして舞台の上では左側に黒奈に似た人形と右側にラファエルに似た格好の人形が立って踊っていた

「この人形は貴方と私を表した人形だと思ってください。それでは最初のQuestion(究極の二択)です!貴方の身体能力の弱体化or貴方の使用できる魔法の1つが1部使用禁止になる!さ〜貴方はどちらを選びますか?」

黒奈は少し考えてこう言った

「身体能力の弱体化」

「This is the final confirmation. Are you sure about your answer?」

「あぁ」

それを聞いたラファエルは

「その選択で後悔をしないといいですね〜」

と黒奈を煽るように言ったが黒奈を気にせずに喋った

「それで、お前に質問してもいいか?」

「別に構いませんよ?」

「お前に対する攻撃はルール違反になるのか?」

するとラファエルは不思議そうにしながらも

「別になりませんよ」

と答えた

黒奈はそれに対して反応を示さずにラファエルに質問をした

「次に他者が人形や舞台に対して攻撃をした場合ルール違反になるのか?」

「いいえ。ルールが咎めるのは貴方だけです」

「最後の質問だ」

「何でしょう?」

「お前の魔法は特殊型か?」

その黒奈の質問にラファエルは笑顔で答えた

「はい!私の魔法は特殊型ですよ」

[ここで解説!魔法には一般型と特殊型の2種類が存在する!特殊型は使用時に体の一部が変化したり見た目が変わったりする!一般型は特に見た目等の変化は一切ない!一般型は発動時のみ魔力を消費するが特殊型は発動中ずっと魔力を消費すると言う違いがある!だが尊の神獣進化の魔法やラファエルの演劇の魔法は発動時しか魔力を消費しない特殊型の中で極めて稀なケースなのだ!因みに名前の通り一般型の方が使用者の数が多いのだ!これにて解説はおしまい!]

それを聞いた黒奈は

「そうか。やはり特殊型か」

と言いながら何かを確信したような表情でラファエルを見た。だがラファエルは気にも止めず話し始めた

「それじゃ次のQuestion(究極の二択)です」

するとクイズ番組で聞くような音が流れた

「現在貴方が所持している武器の没収or貴方の使用出来るスキルの全てが使用禁止になる!どちらを選びますか?」

黒奈は少し迷うとラファエルに質問をした

「武器の没収はいつまで続く?」

それを聞いたラファエルは笑顔で

「私を倒すまで没収されます」

と答えた。それを聞いた黒奈はまた少し考え答えを出した

「全スキルの使用禁止」

「This is the final confirmation. Are you sure about your answer?」

「もちろん」

ラファエルはそれを聞くと少し不思議そうに質問した

「貴方はさほど悩まずに答えますね」

それを聞いた黒奈は少し考えて

「選択肢が迷うほどの内容じゃないからな」

それを聞いたラファエルは感心した様な表情で

「珍しい考え方ですね」

と言ったが黒奈はそれを無視するように言った

「これで質問は終わりか?」

「いいえ。あと1つだけ残っています」

「それなら早くしてもらおうか?」

「心の準備は出来ているようですね」

「そんなのとっくの前にな」

それを聞いたラファエルはニコニコしながらシルクハットのつばを左手の親指と人差し指でつまみ右から左に動かすと、右手に持っていたステッキをクルクルと回しながら喋り始めた

「それではこれがFinalQuestionです!」

すると舞台の光はラファエルに全て向いた

「外部との連絡の禁止or私やPuppet(操り人形)に対する攻撃の禁止」「質問だ」

「どうぞ」

「攻撃が禁止される対象は?」

「貴方のみですよ」

「そうか…それなら外部との連絡の禁止だな」

「This is the final confirmation. Are you sure about your answer?」

「構わない」

「それではこれで全てのQuestion(究極の二択)が終わりです」

「それで。ここからその人形との戦闘でも始まるのか?」

「いいえ。こんなCute(可愛い)私のPuppet(操り人形)にそんな事するわけないでしょう」

「それなら何をするんだ?」

Genuine(本物)fraudulent(偽物)を見分けて貰うだけです」

「本物と偽物を見分けるね?」

「はい。貴方の記憶の中にある人をランダムでこの場にTeleport(瞬間移動)させるんです」

「それもお前の魔法か?」

「厳密には魔法の能力の副産物ですけどね」

「そうか」

「それではEnjoy yourself!」

すると舞台の光が消えると幕が閉まり数秒の沈黙と共に幕が上がり光が灯った。すると黒奈の目の前にとても見慣れていて1番頼りになるが今1番飛ばられて欲しくなかった人間がいた、そして黒奈は顔を右手で覆いながら大きいため息をした

「さっきまで草原を走ってたはずなのにな〜?あっ!黒奈〜、この空間って〜もしかして黒奈の魔法〜?それとも別の人の魔法〜?」

と茜がとても不思議そうに首を傾けながら質問したが黒奈は無視をして話始めた

「何でよりにもよって…何でお前なんだーー!!」

「うわ〜!いきなり叫んでどうしたの〜?」

と茜は状況が察せずに困惑しながら黒奈に問いかけると、いきなり茜は大きな鳥籠にとらわれた

「?」

と茜が不思議そうに首を傾げていると茜の目の前にラファエルがコミカルな煙と共に現れた

「はじめまして暁月茜」

「取り敢えず〜敵って事だけは分かった〜」

と茜は言いながら鳥籠を壊そうと思いっきりぶん殴ると茜に雷の様な電気が流れた

「言い忘れていましたが、その檻を壊そうとすると電気が流れますのでご注意ください」

「本当だ〜。めっちゃビリビリした〜」

「おかしいですね。普通は激痛が体を襲うはずなのですがね?」

とラファエルは茜に向き直りながら不思議そうに茜に質問すると茜は

「ま〜数え切れないぐらい〜心臓とかの急所を刺された事があるナイフの痛みより痛く無かったからね〜。それに〜痛みなんて何回も受ければ慣れるし〜、慣れた痛みよりも軽いなら〜痛いとは感じないからね〜」

とニコニコしながら言った

「普通の人間はナイフの痛みなんて知らないはずなのですがね。貴方は自衛隊でどんな過酷な訓練をしたのか気になりますね」

とラファエルが聞くと茜はニコニコしながら

「自衛隊でそんな訓練をするわけないじゃ〜ん。学生の時に何度も刺されてるのが〜ナイフの痛みを知ってる理由だよ〜。と言うか〜50人ぐらいから同時に顔以外をある程度刺されたことあるけど〜。それよりも痛くないし〜感想としては〜、罰ゲームの電気ショックの電気よりも少し強いぐらいかな〜」

と平然と答えた。それを聞いたラファエルは

「え?」

と、すっとんきょうな声を上げた

「?僕何かおかしい言ったかな〜?」

と茜は不思議そうに首を傾げ、黒奈は下を見ながら何か思い詰めた様な顔をした。ラファエルはおかしなものを見たと言わんばかりの顔をしながら

「いつからJapan(日本)は物騒な国になったんです?日本は世界でもトップレベルで安全な国でしょう?何ですか?日本にもスラムがあるんですか?」

と言ったが、これまた茜は不思議そうに答えた

「いや~日本は安全な国だよ〜。ただ日本のイジメは陰湿ってだけで〜」

その茜の表情は懐かしい事を思い出したような表情だった。

だがラファエルはその顔を見て彼が、暁月茜と言う人間がその記憶を普通だと自分に言い聞かせているように感じた。

だがそれを本人に聞くことはなかった、それを本人に暁月茜本人に聞いてしまうと彼の中の何かが壊れてしまうと思ったからだ。

何故ラファエルがそんな風に考えたのかは本人が1番分かっているが、だからこそ気持ちを押し殺して生きている目の前の、人間とは言い難い化物の様な世界の理不尽を具現化したような人間に疑問を抱きながら

ラファエルは後ろに立っていた黒奈に自分の両手を広げ手首を曲げながら首を少し横に振り少し上に上げると

「こいつは何を言っているんだ?」

と言わんばかりの表情で黒奈を見た後、茜の方に向き直り右手を手の平側にするとの小指から中指を少し曲げ人差し指を伸ばした状態で前に突きだし親指も前に向けながら事実を確認するように喋り始めた

「ナイフが出てくるイジメは陰湿では無いし、それはイジメのレベルを超えてる。それに急所を刺されれば人は普通は死ぬんですよ?」

と喋った後

「と言うか!どんな状況になったらイジメでナイフが出てきて急所を何度も刺されるんだ!普通にそれは殺人未遂として捕まらないんですか?と言うかそれを!貴方は何故普通だと思っているんです?普通に考えてあり得ないでしょ!普通の学生の喧嘩やイジメに凶器が登場するなんてこと!と言うか何で50人から同時に体を刺されて貴方は生きているんですか?日本の医療技術はそんなにレベルが高いんですか?」

と真っ当な意見を問いかけると茜は始めて知ったような表情で

「へ〜普通じゃないんだね〜」

と答えた後

「それと当時はイジメがバレると面倒くさいって思って〜、1回も病院の医療は受けてないよ〜。10分ぐらい刺されてる間に〜刺してる奴らにバレないぐらいに〜スキルの〈治癒〉を使って傷を癒して〜、刺してる奴らが帰った後に〈治癒〉で傷を全部直して〜。服は〈リペア〉を使って直したんだよね〜」

と茜が懐かしいそうに言うとラファエルは呆れたように言った

「何で〈治癒〉を使っただけで刺された傷が治るんですか?貴方本当に人間ですか?」

「失礼な〜!僕は正真正銘普通の人間だ〜」

「普通の人間は〈治癒〉で刺された傷が治ることは無いんですよ!〈治癒〉は傷を治すのを早めることしか出来ないんです!〈治癒〉で刺された後が治るのなら医者要らずですよ!〈治癒〉で命に関わる傷を治せるのは、普通神のみです!」

「確かに〜」

「本当に貴方が人間かどうか疑いたくなりますね」

「本当に〜僕は人間だよ〜」

「そうですか」

とラファエルはあまり信じていない様子で茜に一通り説明をした。その後2人は世間話等を数十分をして

「へ〜面白い魔法だね〜」

「そうでしょ」

なんと意気投合していた

「何で敵と仲良くなってんだお前ら」

「そりゃ〜こんな面白い魔法を使っている人だからね〜」

「とても私好みの愛を聞けたので」

「別の理由で意気投合してやがる」

「ま〜、黒奈頑張ってね〜」

「言われなくてもそのつもりだよ」

と2人が軽く喋り終わると、ラファエルがコミカルな音と煙と共に消えると何処からともなくラファエルの声で

「Please enjoy the performance」

とアナウンスが聞こえると幕がゆっくり開き巨大な鳥籠に囚われた茜が3人現れた。するとラファエルが鳥籠の目の前に現れるともう一度説明を始めた

「それでは最後の確認とルールの改変を報告いたします。会話は普通にしてもらっても構いません。質問は全体または個人どちらでも構いませんが合計で1回のみです。その場から動くのは禁止です。そして攻撃は禁止となりました」「それは何故だ?」「貴方のAttack(攻撃)Very(とっても)Cute(可愛い)私のPuppets(操り人形)が壊れたら嫌だからです」

「そうかよ」

と2人が話していると3人の茜達が同時に喋り始めた

「「「僕が本当の茜だよ〜」」」

しかし黒奈は無視してラファエルに質問した

「もう始まっているのか?」

Yes(はい)

「そうか」

そして黒奈は3人の茜を注意深くその場で観察し始めた。

最初は黒奈から見て1番左の茜を観察した。動きも癖も全て同じだった。

次に真ん中の茜の観察をしたが先程と同じだった。最後に1番右の茜の観察をしたが結局同じだった。すると3人の茜は先程と同じ順番で左から喋り始めた

「僕が本物だよ〜。黒奈ならわかるはずだよ〜」

「いいや〜僕が本物の茜だよ〜。黒奈なら信じてくれるよね〜?」

「本物は僕だよ〜。黒奈なら見破れるはずだよ〜」

「何でお前らは左から順に喋るんだよ!」

「「「黒奈が本物を〜見破るのに〜時間がかかるし〜反応が面白いから〜」」」

「クソが!本当に1番見破るのが面倒くさいんだよ!お前は!」

「酷いよね〜」

「いきなり飛ばされたら〜これだも〜ん」

「1番記憶に残ってる〜人間が〜飛ばされるから〜僕は関係無いのに〜」

「だから〜黒奈が僕の事が1番記憶に残ってるから〜それだけ僕の事を好きなんだね〜」

「彼女じゃ無いってことは〜彼女よりも僕の方が好きってこと〜?」 「浮気だ〜」

すると黒奈は鬼の形相でラファエルを呼んだ

「ラファエル」

「どうしましたか?Challenger(挑戦者)」「お前の操り人形は本当に人の真似が得意だな」

「敵から褒められるとは嬉しいですね」

「すぅ……ふぅ……。本当にバカが3人に増えた気分だ。いつもより3倍イライラする」

「苦労しているようですね」

「敵に同情されるのは初めてだよ」

「そうですか…私も初めてです。敵に同情するのは」

「はぁ〜。胃がキリキリしてきた」

「私もあれを毎日相手にしたら確実に胃を痛めそうです」

「凄い言われようだな〜」

「僕は普通に接してるけどな〜」

「そもそも〜黒奈は〜真面目すぎるんだよ〜」

「「「ね〜」」」

「本当に!あいつを相手にすると腹立つ!」

「私から少し弁解しますが。彼の記憶の中で1番多かったのは、彼の最愛の彼女ですよ」

「「「へ〜」」」

「次に多かったのは貴方に対する記憶です」

「「「それなら〜何で僕なの〜?」」」

「それは、たまたまですよ」

「「「?」」」

「簡単に言うなら対象の記憶の中で1番記憶に残っている上位3人の内、ランダムで1人をTeleport(瞬間移動)されるのです」

「「「そうなんだ〜」」」

「私さっきのお話しの時も同じ説明をいたしましたよ?」

「「「そうだっけ〜?」」」

「本当に相手にすると疲れますね」

「それには同感だ。本当に腹立つ」

「「「僕に対して酷いよね〜」」」

「事実だ」

「私も彼に賛成です」

「俺のことを名前で呼ばないんだな」

「呼んでも構いませんの?」

「別に構わんが?」

「それなら名前でお呼びしますね」

「「「何か〜2人とも仲良くなったよね〜」」」

「そうかもな」

「「「それより〜早く本物を見つけてよ〜」」」

「そうだな。そろそろ本気で殴りたくなってきたから質問で見分けるか」

と黒奈が言うと3人の茜はニコニコ笑いながら煽り始めた

「そんなに〜僕達喋って無いのに〜」

「黒奈って〜そんなに短気だったけ〜?」

「もう歳なんじゃないの〜?」

「や〜い!おじいちゃ〜ん」

「や〜い!黒般若〜」

「や〜い!クソ真面目な仕事の鬼〜」

「や〜い!悪魔〜」

「や〜い!堕天使〜」

「や〜い!魔王〜」

「や〜い!俺よりもバカ〜」

「なのに〜人のことを〜バカって呼んでる〜ブーメラン野郎〜」

「身長デカイのに〜器は小さ〜い!」

「初めてのキスで〜顔真っ赤になったヘタレ〜」

「初めて手を繋いだ時に〜めっちゃ同様したタレ〜」

「初めて頭を撫でられた時に〜めっちゃ恥ずかしがった〜ヘタレ〜」

「!?お…お…お前が何故それを知ってんだーー!!」

「「「面白そうだったから〜耀に事前に許可取って〜、こっそりと一部始終を覗いたから〜」」」

「はー!!!」

「「「因みに〜耀には許可取って〜、何人かの黒奈知ってる共通の友人とかには喋った〜。理由は面白そうだったから〜」」」

「お前ーーーー!!!!」

「貴方は鬼ですか」

「「「いや~本当に黒奈をいじるのは、めっちゃ反応が面白くて楽しいな〜」」」

「わざわざMs黒奈の彼女に許可取ってるのが…何と言うか。それに煽りと共にこの場でそれを喋るなんて…」

「お前!覚えてろよ!!!」

「やだ〜」

「黒奈が知らないのが悪い〜」

「彼女釘刺さないからだよ〜」

「お前らなー!!!!」

「どんまい〜」

「日頃の行いを見直すんだね〜」

「バカ黒奈〜」

どうでしたか?皆様に作者の癖とか妄想とかを押し付けてそれを読んでもらい皆様に楽しんでもらえたのなら作者はとても嬉しい限りです!

レベルは低い作品ですがお友達や家族などにこんな作品をおすすめ出来る勇者の方がいらっしゃいましたら、ぜひともよろしくお願いします。

今回はこれくらいにしようと思います。何回もエラーが発生いたしましてその都度書いているので作者は少し疲れました(笑)

次のお話は4〜6月をめどに投稿いたします。私生活が忙しくなりそうなので少し次回の投稿まで時間が空きますが、投稿されるまで楽しみに待っていてください

それでは皆様次のお話でお会いしましょう!活動報告を投稿しているので気になる方はそちらもお読みになってくださると嬉しい限りです

それではさようなら〜作者のしーれいでした

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