2日目・茜と敵は戦い赤い雫は零れ落ちた…そして黒い般若と死神は山登りをする!
作者のしーれいです!本当に思ったよりも目標にしていたユニークアクセス数が突破していてびっくりしました!第4章がまだまだ書き終わってないので結構焦っています。今のところ学業がとても忙しいのとこんなに早く達成すると思っていなかったので、第3章を投稿する条件のユニークアクセス数は2つの合計で120にしようと思います!これで半年か1年は持つかな?多くし過ぎたかもしれないけど…ま〜趣味で書いてる作品だから多めに見てください!それじゃ楽しんでくださいね
「何よ!それなら私も言わせてもらうけどね!飴を舐めるの辞めたらどうなのよ!何時も飴を舐めているけどね!カッコいいとでも思っているのかしら!メチャクチャダサいわ!今すぐ辞めたらどうなの!イキっているようにしか見えないわ!」
「何だと!私は魔法の代償で糖分を取らないといけないんだよ!」
「はいはい!とか言って!本当はカッコいいと思って舐めてるんじゃないのかしら?」
「まじで!話が伝わらねーな!お前はよ!馬鹿なのか!いや!馬鹿だから人の話が理解できねーんだろうな!」
「誰が馬鹿よ!私は貴女と違って優秀なの!貴女みたいに考えなしに突っ込むようなアホでもないのよ!貴女と違ってね!」
「何だと!テメー!私は考えなしに突っ込んでねーよ!お前みたいな馬鹿と違って!頭の回転が速いんだよ!」
「何が頭の回転が速いですって!この前の任務の時も考えなしに突っ込んで敵に捕まりそうになってたじゃない!」
「あれは捕まりそうになってねーし!あんぐらいの雑魚はな!私ぐらいの強者なると考えずに戦っても勝てるんだよ!お前みたいな雑魚とは違ってな!」
「いいえ!違うわね!本当の強者とは!油断などせずにどうやって立ち回るか考えながら相手と戦うものよ!」
「そんな事をするのは雑魚の特徴なんだよ!」
と魔法に飛ばされてからずっと口喧嘩をしていたのだ。
後ろから走っていた男は
(何でこの2人はずっと喧嘩してるんだよ、てかボスの前でも喧嘩するのは辞めて欲しいんだよな〜何時も俺の両端の席だから、うるさいんだよな〜今度ボスに頼んで席を変えてもらうか?でも誰も変わりたくないだろうな〜)
と考えていた
「えっと~あとどのぐらい?」茜達は道に迷っていた
「お前が近道を探そうとか言い出すからだろう!」と黒奈は茜に怒り隊員は「茜隊長どうするんですか?」と不安になっていたが茜は余裕そうに答えた
「そうだね〜取り敢えず僕だけ〜ひとっ飛びして現場に向かうから君達はゆっくり安全に車に戻って待機してて〜」
「分かったが取り敢えず茜。この作戦が終わったら始末書を書いとけよ」「黒奈分かってるよ〜」
「それなら私達はこのまま来た道を戻って正規ルートで初期地点に向かいますね!」
「オッケ〜!」と軽く返事をして茜が現場に出発しようとした時
黒奈が呼び止めて質問をした「ここからどうやって現場に向かう気だ?」「幻想魔法使って向かうけど?」「幻想魔法って何でも出来るんだな」と言うと茜は少し苦笑いをしながら「何でもは無理かな〜。何故かと言うと幻想魔法はね〜誰かのプラスの感情から生まれた妄想とかを周りに具現化する魔法だからね〜」と言った
「それなら尚更なんだが、幻想魔法では現場まで到着できないだろ?」「大丈夫だよ〜何と幻想魔法の具現化出来る対象は!自分以外の周りの環境だからね〜木が動いて道案内をするって言う妄想を具現化すれば簡単に目的地に到着するんだよね〜」
「本当にお前の魔法はチートだよな」
「それがね〜、自分とか他人を対象にして魔法を発動することは出来ないし〜誰かが死ぬ可能性が少しでもある現象は具現化出来ないから、あんか〜まり使い勝手は良くないよ〜」
「つまり幻想魔法で隕石を具現化しても周りに人がいると、そもそも隕石を具現化出来ないのか?」
「少し違うくてね〜隕石とか〜地震とかのね〜その具現化する事象が少しでも人の死と関連している事象は問答無用で何があっても具現化出来ないよ〜」
「まて!それじゃ何で時は止めれたんだよ!」
「それは〜時を止める事象自体にはね〜人が死ぬ事とは無関係だからだよ〜」
「まて!お前の幻想魔法の発動条件は何なんだ?」
「それはね〜人の死ぬ事とは無関係の誰かの妄想とかのプラスの感情に関係する事象かな〜」
「つまりはお前の魔法はチートじゃなくて扱いがめっちゃ難しいのに具現化出来る条件も面倒くさい戦闘向きじゃない魔法なんだな?」
「そう言うことだね〜」「なのにお前は15才でJSTに入隊できたと?」「そうだね〜」「改めてお前が化け物と理解したよ」「ひどいよね〜」
と茜と黒奈が会話をして黒奈達が、車に戻るために来た道を戻り始めてから数分後のこと組織Zの3人は
「本当に貴女とは意見が合いそうにないわね!」「それはこっちのセリフだ!」まだ目的地に到着出来ておらずケンカも続いていた
「2人ともいい加減に喧嘩は辞めろよ!みっともないぞ!」
「何ですって!私の私生活がみっともないと言いたいのかしら!」
「ちげーよ!」(こいつら面倒くさい!ボス!助けてください!)
時を同じくして茜は
(ん〜多分だけどこの少し先ぐらいに犯人のヘリがあるはず〜)
まるで忍者のように木を足場にしながら現場に向かっていた
それこら2分ほど時間が経過し警察からの無線が入った「すみません!到着はまだですか!」
「大丈夫〜!もう到着したから〜!」そして後ろから木をつたって空を舞って到着した
「到着〜!」「!」その時犯人達がスキル〈エコー〉を使い叫んだ「なんなんだお前!」
「よっと!僕はね〜自衛隊かな〜」
一方その頃組織Zの3人は100mほど離れた物影から小声で話していた「どうするのよ?」「うるせぇ!かまわず突撃すればいいだろうがよ!」「待て!無闇に突撃すれば全滅するぞ!」「お前らは何をそんなに怯えているんだ!」と会話をしていると
「取り敢えず犯人を確保するから皆離れていてね〜」「取り敢えず名前を教えて下さい!何かあった時のために」
「そうだね〜僕の名前は茜だよ〜よろしく〜」と名乗ったあとに上空300〜500mほど離れているヘリに向かって拳銃を撃ったが当たらなかった
すると犯人の一人が「テメー!余計な真似をするとコイツを殺すぞ!」と叫ぶとの同時に茜がスキルを発動した「スキル発動!エコー」
「あ!なんだ!」「え〜っと。犯人の皆さんに〜伝えておくね〜人質を殺した場合は君達を殺してもいいと言われているから〜人質は殺さないほうが良いよ〜」(言っても流石にハンドガンじゃ〜この距離は当たらないしな〜刀を使おうかな、それにこの前パーティーに侵入していた2人と知らないやつが一人の多分敵組織の幹部が場所は少しだけ離れているけど〜物影にいるんだよな〜)
「取り敢えず〜警察の皆さんはこの場所から離れてくれませんか〜?」「どうしてですか?」「犯人達と交戦になった場合に貴方達を守りながら戦うのは厳しいからです!」(取り敢えずそれっぽい理由を言っとけばどっか行ってくれるから後は犯人達を半殺しにして物影に隠れてる3人を面倒くさいけど捕縛すれば良いかな〜)
「分かりました!」「協力感謝いたします!」
(良し!これで全力で戦えるな〜)
それから警察官達はその場を離れていった
「取り敢えず犯人の皆さん〜この刀で切られたくなければ〜ヘリから降りておいで~」
「うるせぇ!刀がこの高さの俺等に当たるわけないだろ!」と犯人達が言った瞬間に茜はヘリの正面に来てヘリのプロペラを切り飛ばして人質達をロープで縛って地面に座らせて、茜は人質をお姫様抱っこで抱えて犯人達の隣に立っていた
「は!何が!どうなってんだよ!」「さ〜ねって言うか〜、人質の子は気絶してるな〜」「おい!お前!…」
と犯人達が言葉を話している最中に遮って「犯人の皆さ〜ん怪我はないみたいだね〜。それじゃ〜取り敢えず僕の仲間がいるところまで飛ばすからね〜」
「へ?は?は!どう言うこと…」犯人達が言葉を言い終えるまでに白い光と共に消えており茜が抱えていた人質も消えていた。
「取り敢えず〜物影に隠れている3人はさ〜出てきてもらえるかな〜」
それを聞いた3人は小声で「どうするのよ?バレてしまってるじゃない!」「うるせぇ!知る訳ねーだろ!」「取り敢えず、あいつの言う通りにしようぜ、」「来ないならこっちから向かおうか〜」
と茜が言うと100mほど離れた物影から3人は出てきた「久しぶりね」「そうだね〜君達2人は久しぶりだけど〜そっちの女の子は初めましてだね〜」「そうだな!取り敢えずお前は強いのか!」「どうだろうな〜、でも一つ言えるのは一般人よりかは〜確実に強いと思うよ〜」「それならちょっとは楽しめそうだなー!」「戦いを楽しむなんてね〜僕には分からない事だね〜」「そんなのはお前にとってはどっちでも良いだろ!」
女が語りかけた途端に2人は地面を蹴って距離を縮めた
「取り敢えず様子見でもしようかな〜」
拳銃を発砲するがいきなり目の前に血の壁が出来上がり銃弾を止めてしまった
「へ〜!これは血の魔法だね〜てことは拳銃よりも刀のほうが戦いやすそうだね〜」
そして拳銃を右腰のホルダーに格納した瞬間に茜の右手には刀が握ってあり、そのまま血で出来た壁を刀で真っ二つに斬った
「取り敢えず〜君達は敵だけど自己紹介でもしとこうかな〜」
「は!敵にしては律儀だな!」
2人が会話していたが茜隊長は内心焦っていた(どうしよ~銃は相手には効かないみたいだし〜刀も血で錆びるから〜あんまり刀で相手にしたくないな〜)
「そうかもね〜、僕は自衛隊の特殊機構部隊で〜隊長をしてる暁月茜だよ〜」
「そうか!お前が例の隊長か!そうだな!それではお前の態度に敬意を示し私も名乗ろう!」
「そっちこそ〜律儀だね〜」「私は強いと思った相手には名乗る事にしてるんだよ!」「それは嬉しいね〜」
「それに左腕が使えないのに全力で戦う者に敬意を示すのは当然だろ!」「左腕が動かない事を〜見抜くなんて凄いね〜」
だが茜は余裕そうな表情とは裏腹に内心とても焦っていた
(マジか~左手を見破られたのは結構やばいな〜つまり実力者。こっちは武器を使えないし生け捕りにしないといけないのに〜、相手は全力を出せて生け捕りにしなくて良いとかやばいな〜)
「見れば分かる!」「それもそうか〜」「お前は敵ながら面白い奴だな!」「それは嬉しいね〜」「後から援護でもしましょうか?」
「不要だ!真剣勝負に手出しをするな!」「分かったわ好きな様にしなさい」「良いのかよ!そんな自分勝手な事を許して!」
「今の状態でも私は彼に勝てるビジョンが見えないのよ。だから少しでも勝率が高いほうがいいじゃない」「それもそうだが…」
「取り敢えず名乗らせてもらう!私は組織Zの幹部!血原小春だ!」
「血原って〜そこそこの貴族だよね~」「何だお前知ってるのか?」
「だって〜僕も有名な貴族の息子だし。それにね〜随分と昔だけど〜パーティーで当時の血原の当主と話した事があるからね〜」
「何だと!てことはじいちゃんと話したことあるのか!」
「そうだね~源蔵って名前が〜君のお祖父さんと同じ名前ならそうだね~」
「そうだ!源蔵は私のじいちゃんの名前だ!てことはお前今何歳だ!」「僕はね〜20歳ぴったりだよ〜」「そうか!私よりも年上なのか!」
「そう言えば〜その時のパーティーで源蔵さんから〜家出した孫が一人いるって〜聞いたことあるな〜」
「そうだな!その孫は私の事だな!当時あの家が嫌になって!お金を少しだけ持って家出して、組織Zのボスに拾ってもらったんだ!」
「え!嘘!そんなの聞いてないわよ!」「はぁぁーー!お前貴族だったのか!」
「お前等に話しても意味がないからな!」
3人が会話をしていると茜隊長が「ね〜それじゃさ〜。戦う前に1つだけさ〜、質問しても良いかな〜?」「あ?何だ私か?」「そうだね〜」
「良いぜ!その質問が終わったら戦ってもらうからな!」「構わないよ〜」「で?質問ってのは?」「ちょっとした疑問なんだけどね〜。なんでさ〜家出なんかしたの〜?」
「理由なんて簡単だよ!権力や金目的で近づく大人に嫌気が差して!私は普通に魔法も使え無いのに!血を操るってだけで気味悪がって!ずっとイジメてきて!イジメを知っていても!白を切ったりイジメの事実を誤魔化したりするクズな!同級生やその親が憎くて!いじめの問題を全く解決しないカスで無能な先生達に!めっちゃイライラして!この完全に腐ってる世界を!壊すために家出したんだよ!そして私達のボスがこの腐った世界を壊すために組織Zを作ったと教えてもらったから!この世界がどれだけ間違っているのかを知らずに!この世界の間違った考えを持った人間達の被害を今も受けている人々を!その人間達から助けるために!私は組織Zに加入して!そこから上り詰めて幹部になったんだ!これが組織Zで幹部をしている理由と家出の真相だ!」
話を聞き終えると茜は何時もの態度で納得した様子で話し始めた
「そうか〜やっぱりね〜。そっちにいも色々と組織Zに加入している事情があるんだね〜」「何だ!同情でもしたか!」
「いや〜同情はしないかな〜。どんな理由があろうともさ〜…誰かを傷つけても良い理由にはなら無いと僕は思うからね〜」
「は!そんな綺麗事が言えるのは!この世界の本当の姿を!影で間違った考えの人間達により!苦しんでいる大勢の人が存在すると知らないから言えるんだよ!」
「君達の主張は確かに間違ってないし〜理解も出来るんだけどね〜。でもねどんな世界にも必ず表と裏があって〜嘘の多い表の世界だけしか知らない人間が大勢いるのは〜紛れもない事実だよ〜。そしてそんな中で〜世界の裏を知ってしまって〜世界に絶望する人が一定数いるのも知ってるんだよ〜」
「その言葉が本当なら!世界の裏側を本当に知ってるの人間なら!私達の考えがどれだけ、正しいか分かるはずだ!腐りきったこの世界の間違った人間達がどれだけ汚れているのか!どれだけ命を救う価値の無いゴミ達なのかを!考えられるはずだ!そうすればこの腐った世界を壊す事が、どれだけの間違ったゴミ共の被害を受けた人々の為になるのかを!」
自分の意見を怒った幼い子供に似た口調で問い掛けた小春に茜は笑顔を作りながら何時もの様に喋りだした
「そうだね〜確かに君達みたいな世界の裏側を知ってしまった人が見れば〜この世界は腐ってる様に映ったかもしれないけど〜。君達の全く知らない所で〜平和しか知らない人間では到底想像も考えることも出来ないほどの〜平和のへの字も知らない地獄じみた毎日を過ごしている人が少なからずいて、あまりにも不平等に降りかかる理不尽を知ってる人々がいて〜その理不尽の尊い犠牲になってしまう人々が僕たちの知らない遠い場所で一定量存在してしまっているんだよ〜。でもそんな地獄の様な毎日を〜諦めずに一生懸命に生き抜いている人がいてね〜。小さな希望と争いの無い明日や普通で平穏な日常だったり〜人々が手を取り合って助け合える未来が何時か叶うと信じて生きてる人達がいるんだよ〜」「そうかよ!けどなー私達の知ったことじゃないね!」「そうか~」
茜は少し寂しそうに答えた。
小春はそんな茜の反応にとても不思議そうに質問した
「どうしたんだよ!」「いや〜」「何だか分からねーが!全力でいくぜ!」
小春が言うと
「それなら1つ君達に提案があるだよ〜」「は!何だ!聞いてやるよ」「僕はね〜面倒くさいことが嫌いなんだよね〜。僕達の目的はあの犯人達だから任務は終わってるんだよね〜」
「ほ〜それで!」「僕対君達全員で勝負しようよ〜」
「私は別に構わないぜ!」「貴女がそれで良いなら良いんじゃないかしら」「俺も別に構わねーぜ!」「それなら決まりだね〜。それじゃ最後に1つだけ〜」
茜が言うと3人は少し首を傾げた「「「?」」」
「死なないでね〜」
次の瞬間には茜隊長は距離を詰めていた
「!」「やっぱり速いわね」
「凄いね〜。斧を持ってるのにこのスピードを出せるんだね〜」
「呑気にしてて良いのかよ!」
男は茜隊長の死角から出てきたが「君も結構速いね〜スピードが速いから槍との相性が良いね〜」
と言いながら軽く避けたが「血の魔法発動!鋭き鮮血」
小春が詠唱すると地面から魔法陣と血の槍が突き出してきたが、それと同時に茜隊長も魔法を発動した
「幻想魔法発動〜風の盾」茜隊長が血の槍に貫かれる前に風の渦が茜隊長と血の槍の間に出現して茜隊長を守った
「よっと!危な〜い。間一髪だったよ〜」「何でもありかよ」
「彼はそれだけ化物って事よ」「本当に化物とか酷いよね〜」
と話していたが茜の周りの地面は綺麗な円状に剔られていた
「それにしても血の魔法って大概ヤバいよね〜」「デメリットが少ないしな!」「本当にデメリットが少ない魔法を相手にするのは骨が折れるね〜」
と呑気に茜と小春が喋っていると槍の男が後から槍を振りかぶった
「もらったー!!」
だが槍の男は100mほど吹き飛ばされ木に直撃した
「攻撃する時に喋ったら駄目だよ〜」「そんな事を言ってもよ!お前は今の攻撃が見えてたろ!」
と小春がと問いかけるが
「そんな訳ないでしょ〜。後ろに目がついているんじゃないんだから〜」と言った
「それなら何で攻撃を避けてカウンターが出来たんだよ!」
「そりゃ〜声が聞こえたからかね〜」
「小春!気おつけなさい!暁月茜は異常なほどに速いわ!」
「そうか!だから対応出来たのか!」「多分だけど…そう言う事よ!」「マジで痛いな!」「とか言いながらスキル〈ガード〉を使ってたじゃない」「そんな無駄話をしてる暇は無いみたいだな!」
小春が2人に言っていると茜はすでに魔法を発動していた
「幻想魔法発動〜地震」
そして周りが揺れ始めた
「こんな事も出来るのかよ!」「そうみたいね」「こんぐらいの揺れならどうもねーな!」
と小春達が喋っているのと同じ頃黒奈副隊長達は犯人達と人質を警察に引き渡し茜隊長が戻ってくるのを待っていた
「黒奈副隊長!」「ん?どうした」「戻って来るの遅いですね」
「どうせそこら辺で道草を食ってるか道に迷ってるかの二択だろ」
「そうですね。それに茜隊長が遅いのは何時ものことですしね」
「そうだな」と話していたが地震には誰も気がついていなかった
「凄いね〜震度4ぐらいはあるのにな〜。とは言っても僕を中心にして半径100mしか範囲は無いんだけどね〜」「そうかよ!」
と言いながら小春が茜に接近しながら攻撃を仕掛けるが簡単に刀で防がれてしまった
「そろそろ負けを認めたら〜」「嫌だね!お前が色々と情報を教えて!私達の仲間になるなら話は別だけどな!」
「遠慮しとくよ〜」
と2人が会話をしていると斧の女は魔法を発動しようとしていた
「小春どきなさい!」「分かった!」
と言い小春は後ろに退却すると女の正面には半径2mほどの魔法陣が形成された
「爆発の魔法発動!全てを消し去る異次元の爆発」
そして魔法陣ほどの大きさの赤い球体が発射された「爆発の魔法ね〜珍しいな〜」
と茜は呑気に喋っていたがその直後に赤い球体は茜に直撃して爆音と共に爆発。
直撃した地面には半径50mのクレータが出来た。同じ頃黒奈副隊長達は
「黒奈副隊長?何か音がしませんでしたか?」
「大型の魔獣が暴れてるんだろ」「可能性はありますね」
[ここで解説!魔獣とはドラゴンなどの魔法を使用する動物のこと!小型魔獣・中型魔獣・大型魔獣と分類される!1m以下の魔獣は小型・5m以下の魔獣は中型・それ以上の魔獣は大型と分類され強さのレベルは1〜10まで!数字が大きい方が強いとされる!これにて解説はおしまい]
クレーターからは砂煙が舞っていたがそこから聞こえるはずの無い声が聞こえた
「いや〜咄嗟に〈ガード〉を発動して無かったら怪我をするところだった〜」「何だ!まだ楽しめそうだな!」
「小春…私は魔力の使いすぎで動けないか後は頼むは…」
と茜からある程度離れた場所で座り込んでいた
「分かった!」「それにしても…あいつに勝てる手段はあるのか?」
「そんなの相手の出方次第だな!」「分かった!魔力は大丈夫か?」
「安心しろ大丈夫だ!」と2人は何時でも動ける体勢で茜を警戒していた「そっちの動けない子を避難させなくて良いねの〜?」
「敵に心配されるほど!こいつは弱くねーよ!」「そうなんだね〜」
「そっちこそ自分の心配をした方が良いんじゃねか!」「そうだね〜」
と2人は話しているが警戒は続いたままだった
「そろそろ皆に心配されそうだから〜この技で終わらせようかね〜」
「来いよ!」
と小春が言うと茜は
「1つ君達に質問だよ〜」
と問いかけた
「こんな時になんだよ!」
と男がキレ気味に言うと
「良いじゃねーか!答えーつうの魔法と風の魔法を組み合わせた魔法を使用することは出来ると思う〜?」
と茜が質問すると男は
「無理に決まってるだろ!」
と答えたが小春は
「異常なレベルの魔力操作を出来れば可能だ!」
と答えると茜は
「正解だよ〜」
とニコニコしながら答え続けて質問した
「それじゃ〜。それを魔法陣無しで発動する事は出来ると思う〜?」
[ここでも解説!君達観察者の気になっている魔法陣についてだ!魔法陣は一般的に魔法の詠唱に必要不可欠で!どんな簡単な魔法でも魔法陣無しでの詠唱は異次元な精密な魔力操作が求められ普通では無理!出来る者も本当に少ない!つまり魔法陣はそれぐらい魔法を使う際に重要なのだ!これにて解説は終わり!]
男は「それこそ無理だろ!」と答た
小春も「人間を辞めてないと無理だな!」と答える
茜はニコニコしながら言った
「それなら〜今から見せてあげるよ〜。神様レベルの魔力操作をね〜」
それに対して小春は「は!そんなハッタリに動揺するとでも?」と答えたが茜は「ハッタリかは今に分かるよ〜」
と右腕を突き出し右指の小指から中指を曲げ残り2本で銃に見立て、人差し指を銃の様に3人に向けながら詠唱を始めた
「火の魔法発動〜炎玉風の魔法発動〜疾風」
すると人差し指の指先には最初に炎の球体が出現、次に球体に風が重なりながら球体の周囲に様々な方向の風の渦を形成しながら一回りほど大きくなった
「嘘だろ!」「本当にお前はバケモンだよ!」「本当に貴方は人間なの!」
[ここでも解説!3人が驚いている理由は魔法陣無しでの詠唱ともう1つ理由がある!それは5大元素の火・水・風・植物・土にはじゃんけんと同じ特徴がある。火は水・風・土に弱い!水は植物・土に弱い!風は土に弱い!植物は火・風に弱い!土は植物に弱い!この特徴があるおかげで互いのバランスを取っている!なので風に不利な火を合わせられるのはバケモンなのだ!魔法を組み合わせるのは出来るがその時は有利不利の影響が無い魔法を組み合わせる!そして組み合わせる時はフル詠唱と魔法陣を使って組み合わせて使うから言わば必殺技なのだ!因みに詠唱にも種類があるがそれは別の機会に解説しよう!取り敢えず色々な過程を吹っ飛ばして発動している茜はバケモンなのだ!それだけ理解できたら大丈夫だ!これにて解説はおしまい!]
と3人の言葉を無視して魔法の詠唱を終わらせた
「2重混合魔法〜炎疾風弾」
と左目を閉じると詠唱前に突き出していた右腕をバン!と言いながら銃を撃つように動かし3人に向けて放った。
そして砂煙が消えた後茜の魔法が着弾した場所には丸焦げの3つの死体が転がっていた
「逃げられたな〜。血の魔法を使って偽物の死体を作ったみたいだな〜取り敢えず黒奈達を呼ぶか〜」
そう3人は魔法が直撃する寸前にスキル〈テレポート〉を使い自分達の本部の入り口に瞬間移動していた。
そしてスキルの発動と同時に血の魔法を使って小春が偽物の死体を作ったのだ。それから黒奈副隊長達が到着し茜隊長が事情を説明し始めた
[またしても解説!スキル〈転移〉《てんい》とスキル〈テレポート〉の違いについて解説!〈転移〉は自分以外を指定した座標まで飛ばすスキルで〈テレポート〉は自分自身を魔力で印の付けた場所まで飛ばすスキルなのだ!〈テレポート〉は自分の所持している物は飛ばせるがそれ以外は飛ばせないので自分の移動と物などの移動で使い分けられている!解説おしまい!]
「カクカクシカジカこう言う事なんだよ~」
「そうか…それでつまり。人質を助けて犯人を捕まえてスキルの〈転移〉使って俺たちの方いる場所に犯人達と人質を転送した後に組織Zの幹部と名乗る男女が3人現れて襲われたから、最初は手加減しながら戦っていたが、1人1人が強すぎて手加減出来なくて、とっておきの切り札を使ったらこんな風になったと?」
この会話を聞いていた隊員達はこう思った
(アニメとか漫画でしか見たこと無いぞ!カクカクシカジカで伝わるの!と言うか何で黒奈副隊長はツッコミをしないんだ?)
と隊員達は思ったが口には出さなかった。それから茜隊長達は本部に出来るだけ早く戻ると茜隊長以外の黒奈副隊長と他の隊員達は休憩をして茜隊長だけ軍隊長室に向った
「それで〜何が聞きたいの〜」「全部に決まってるよ。茜隊長」
「そうだよね~」「取り敢えず。茜隊長」「どうしたの〜」
「あの丸焦げの死体は何かな?」「偽物の死体かな〜」
「詳しく話してくれるかな?」「相手が何やかんやして〜。逃げる時に偽物の死体を使って死んだと偽造しようとしたのかな〜」
「つまり。茜隊長は情報をあまり渡したくないんだね」「話が早くて助かるよ〜」
「それで。相手の使ってた魔法ぐらい教えてくれないと誤魔化せないよ」「爆発の魔法と血の魔法かな〜」
「報告では3人と聞いていたんだけど?」「3人のうち〜2人しか魔法を使わなかったんだよね〜」
「そうか…それで茜隊長。情報はどれだけバレたの?」
「そこそこかな〜」「そこそこね。それで相手の情報は?」
「結構分かったよ〜」「何か話しても大丈夫な情報はあるかな?」
「そうだね〜。簡単なスキルなら詠唱と魔法陣無しで使ってたよ〜」
「他にはあるかな?」「そうだね〜世界を結構恨んでてね〜。1度世界を崩壊させてから〜。もう1度世界を作り直して自分達の理想の世界を作るのが目的みたいだよ〜」「そうなんだね」
「それと」「?」「もしかしたら〜。敵の幹部は全員洗脳されてる可能性があるかな〜」
「その可能性がある発言や行動をしていたんだね」「そうだね〜。でも洗脳じゃなくて狂信者の可能性もあるけどね〜」
「分かった。取り敢えず茜隊長。上層部にはそれっぽく報告して誤魔化しておくよ」
「頼んだよ〜」「それと何か黒奈副隊長が仕事を手伝ってほしいそうだよ」「しょうがないな〜」
そして時を同じくして組織Zの幹部達が大慌てしていた「つまり暁月茜が火と風の魔法を使ったのですね?」
ボスが聞くとボスの斜め左に座っていた槍の男は「はい!」と答えた
「それ以外に何かありませんでしたか?」「あいつは詠唱と魔法陣無しで火と風の魔法を組み合わせて使ってきました!」
槍の男がボスに報告をした
「取り敢えず。貴方達が無事なら良いのです」「それと2人は戦闘で大量の魔力を消費したので休ませています!」
「分かりました。貴方もゆっくりと休憩してください」「はい!」
槍の男は返事をして部屋を退出した。そして残りのメンバーでの話し合いが始まった。
槍の男の隣席の少年がボスに聞く
「ボス!これからどうするのですか?」「そうですね。取り敢えず3人の体調などが回復次第ですが話を聞いて対策を考えましょう」
すると少年とは真正面に座っていた約2メートルの大男が
「暁月茜についての対処を考えなくてはならないな。ボス」
と言うとボスは答えた
「分かっています。彼らが対策を立てる前に動かないといけませんね」大男の左に座る人形が飛んでいる女が「それで対策は考えてるの?」
「そうですね。私の魔法の強化をするための準備を始めるとします」
「ボス!つまり奴らに会いに行くのですね!」
少年が少し興奮しながら聞くが2人は少し思う事があるのか何も聞かなかった
「そうですね。あの2人に捜索を頼むことにします」
優しい笑顔で言いながらボスと少年は退出したが2人は退出せずに何かを真剣な表情で喋り始めた。
そしてそれから数日後のこと軍隊長室にて
「それで茜隊長。用件というのは?」「それがね〜軍隊長さ〜ん」
「何度も言うけど茜隊長。接し方を考えないと下手をするとクビになるよ」「それは分かってるよ〜」「それは良いとして。取り敢えず用件を聞こうか」「左腕が動くようになったよ〜」
茜は言いながら左腕をブンブンと動かした
「分かったよ。上層部には一応伝えておくよ」
言いながら零軍隊長は嫌そうな顔でため息をついた
「どうしたの〜軍隊長さ〜ん」「それよりも1つ。不思議に思うことはないかな茜隊長」
「そうだね〜。他の隊長や副隊長がいないのと軍隊長の護衛がいないことかな〜」「前者は全員訓練だね」
「つまり軍隊長が言いたいのは〜後者ってことだね〜」「そんなとこだよ」「何かあったの〜?」
「ちょっと上層部がね」「何〜文句でも言ったの〜?」
「そんなとこだよ。何でも自分達の護衛よりも私の護衛の方が強いのが気に食わないらしくてね」
「それでつまり〜。上層部は軍隊長護衛を自分達の護衛に加えたんだね〜」「その通りだよ」
「他の隊長とかは〜何て言ってたの〜?」「そうだね。簡単に言うなら直接文句を言おうとしてたよ」
「その感じだと〜。流石に止めたんだね〜」「そうだね。流石に止めたよ」「優しいね〜」
「それはそうだよ。これでクビにでもなったら彼らも困るし隊員の皆も困るからね」「そうだね〜」「申し訳ない。こんな話をして」「別に〜」
と茜隊長は言ったが何処か納得のいかないような顔をしていた
「何か不服そうだね」
「そりゃ〜そうだよ」「私よりも。茜隊長は優しいよね」
「優しいかは分からないけど〜僕は上層部が嫌いだし〜」
「知ってるよ」「そもそも誰かの下につくのが嫌いなんだよね〜」
「だけど私の命令はある程度聞いてくれているよね」「そりゃ〜そうだよ。命令を聞かないとね〜真っ黒の鬼に怒られるからね〜」
と茜が話しているのと同じ頃
「ハックション!」「黒奈副隊長大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。どうせ茜が俺の文句を言っているんだろう」「ありそうですね」
デスクワークをしていた黒奈と隊員が話していた
「茜隊長は黒奈副隊長関係なしに。ある程度の命令は聞いてくれそうだけどね」「そうかもね〜」
「それはそうと。今回の報告は左腕だけかい?」「いや〜それがね〜あと1個報告とは少し違うけど軍隊長には話したい事があるんだ〜」
「取り敢えず聞こう」「その前に一応確認なんだけど〜。黒奈から前回の報告は受けてる〜?」「切り札の話の事かな?」「そう〜!その話〜」
「その話はある程度聞いているよ?」「ちょっとね〜」「?」
「切り札を使ったから手の内がバレたの〜」「切り札を使う状況ならそうだろうね」「長く話すのは面倒くさいから〜簡潔に言うね」
「分かったよ」「簡単な話〜封印されている僕のもう1本の愛刀を探してほしいんだ〜」「ん?茜隊長の愛刀は夢幻丸一本と聞いているけど?」「それがね〜本当は2本持ってるんだけど〜何かね〜あんまり覚えてないの〜」
「それなら。そこら辺は詮索はしないよ」「助かるよ〜」「取り敢えず。話せる範囲で理由を聞いても?」「良いけど上層部には報告しないでね〜」「分かっているよ。上層部に聞かれると面倒なんだろ?」
「そんなとこ〜」
[ここで上層部について解説!ここでの上層部とは防衛省の防衛大臣ではなく!防衛省で給料などを管理している人間のことだ!
ここからは呼び方を上層部として解説に入っていくぞ!
なぜ茜が上層部を嫌いなのか!
1つは人の下について動いたり命令を聞くのが嫌いだから。
2つ目は君達の世界とは多分多少違うのだが!
茜達のいる世界の上層部が腐っているからだ!
取り敢えず!色々と解説していくぞ!
まずJSTは緊急時を除いた大きな任務があると最初に軍隊長からの話!
2つ目に各隊長が任務に参加できるかを自分の隊員達との話し合いで決定!3つ目に各隊長達での話し合い!
4つ目に話し合った結果を軍隊長に報告!
5つ目にそこから軍隊長が上層部に任務に参加する部隊を報告!
6つ目に上層部が任務に対する許可を出して任務等に動かせる金額を軍隊長に報告!
7つ目に上層部から報告された金額内で任務の作戦を考え参加する隊の隊長達に報告!
8つ目に作戦を隊員に報告!
そして最後に任務開始と言った流れなのだが零小隊は基本的に任務に参加することはない!参加する事があっても、茜が面倒くさがって参加せずに勝手に行動することがほとんどだ。
こんなわがままが通るのはそれだけ零小隊が特別であるという事なのだが、零小隊は特殊な部隊で基本的には参加しなくても任務は無事に終わるので零小隊はトレーニング等をしているのだ!
つまり零小隊が参加する任務はそれだけ危険が伴う任務であまりにも茜が強いのでこの場合は茜+任務に参加する部隊の隊長と副隊長だけの参加となるのだ!だけど上層部の人間は出来るだけ動く金を安くしたいと考え任務に零小隊を参加さてないと任務の許可を出さないと言い始めたので、誰かの下について働いたり命令を聞くのが大嫌いな茜が、自分が上層部の良いように動く手駒として使われているのが腹に立つので嫌っているのである!因みに余談だが!全ての国の戦力を茜が魔法を使用して相手にすると圧勝するが魔法を使わずに戦うと少しだけ茜は苦戦する!多分世界の強者全員で相手しても少し苦戦するだけで茜が圧勝すると思う!神でも勝てるか怪しいのだ!取り敢えず喋りすぎたが!これにて解説はおしまい!]
「それで誰にその捜索を任せるの?」
「最初は任せようと思ったけど自分で探すよ」
「それで?」「有給申請を上層部に上手く報告してくれないかな〜」
「茜隊長。面倒くさい事を頼むね」「頼むよ〜」
「答えを出す前に愛刀を探す理由を聞いても?」
「それはね〜多分だけど敵組織と近い未来戦う可能性があるからね〜」「つまりその時に敵組織に勝てる確率を上げる必要があるからと?」
「そうだね~」「今のままでも茜隊長なら。勝てる気がすけどね?」
「それでも〜勝てる確率は高い方が良いしさ〜。戦いでは何があるか分からないものだしね〜」「それはそうだね」
「それに日本のことわざにもあるでしょ〜備えあれば何とやらってさ〜」「備えあれば憂いなしだね」「それ〜」
「取り敢えず分かったよ。上手く報告はするけれど左腕が動かせるようになったのは報告する?」「それは構わないよ〜」「分かった」
それから零は電話で上層部に報告した。それから茜が軍隊長室を出ようとドアに向かっていると零軍隊長から質問された
「茜隊長」「どうしたの軍隊長〜?」
「防衛大臣はこの事実を知ってると思うかい?」「いや〜知らないと思うよ。だって防衛大臣は自衛隊の労働環境や隊員のストレス緩和に繋がるように動いてる人だからね〜」
「そうだよね」「それにあんまり酷いなら〜防衛大臣に軍隊長が報告すれば良いんじゃないの〜?それぐらいの権力は持ってるでしょ〜?」「その権力はあるけど。まず上層部を通して報告してから上層部を通して防衛大臣の返答を待たないといけないからね」
「それなら〜大臣本人の連絡先を本人に許可取って教えようか〜?」「茜隊長。大臣の連絡先持ってるの?」「持ってるよ〜。なんと2つ上の先輩で当時まだ落ちちこぼれだった僕と仲良くしてくれた〜クラスメイト以外の人でね〜僕がJST入隊するのが決まったのと同じくらいに政治家になって〜その時に連絡先を交換したんだよね〜」
「それなら。茜隊長が報告してもらってもいいかな?」「え~面倒くさいから嫌だ〜」「分かったよ。それじゃ本人に確認をとって許可が出たら私に報告を頼むよ」「了解〜」
「それと」「?」「最後に1つ質問をしても良いかな?」「良いよ〜」
「今の上層部をどう思う?」「そうだね~その質問に答えて欲しいなら来週あたりに飯食べに行こうよ〜」
「良いよ。高い店とチェーン店どっちが良い?」「チェーン店!」
「分かった。茜隊長が好きそうな所に予約しとくよ」「それじゃ〜質問に答えてあげよう!」「頼むよ」
軍隊長は少し笑顔になりながら言った
「僕はそうだね~…クソ野郎共かな〜」
と茜は満面の笑顔で言った
「僕も似たように考えているよ」「他の隊長や副隊長達も似たように思ってるんじゃない〜?」「そうかもね」
「僕の私怨だけで上層部を表現するなら〜。喋る肉片が人間の形をして僕らを駒として扱ってる〜本当に勘違い野郎で〜本当にGに似た〜救いようが無くて〜生きる価値も無い〜素材ゴミの〜クソカスゴミ野郎共かな~」
と茜が言うと軍隊長は
「茜隊長。私もその意見には同意だが…聞かれたらクビが確定しそうだね」「そん時は〜。笑顔で上層部って名の首輪を〜綺麗な死体にしてから〜脳みそと体をぐちゃぐちゃに丸めてサッカーでもするよ〜」
と手を顎に置いて笑顔で茜は言った
それを聞いた零は
「その時は。茜隊長が実行する前に彼女って名の新しい首輪が即座に付きそうだね」
と笑いながら言うと茜は
「その時は上層部って名の首輪は半殺しで済むんじゃないかな〜」
と笑いながら言った
それからすぐに茜が大臣の許可を得て軍隊長に連絡先を教えて軍隊長は大臣と協力しながら上層部を壊滅させるために動き出し茜隊長はもう1本の愛刀を探すための準備を始めていた。
それから1週間後のこと
「茜隊長わざわざすまないね」「別にいいよ〜それで大事な用件ってのは何なの〜?」
軍隊長室に呼ばれていた。そして零軍隊長は冷静に話し始めた
「開発班の巻幡静霧との面識はあるかな?」
「静霧となら小学校からめっちゃ仲良しだよ〜」「そうか…」
と軍隊長は静かに返事をした「何かあったの?」
「今朝。研究室で腹部を貫かれた遺体で発見された」
「へ?軍隊長〜何の冗談なの〜?」
ヘラヘラと聞いていたが明らかに動揺していた
「茜隊長。冗談じゃないんだよ」「ど…どう言う事!静霧が死んだ!そんな冗談!面白くないんだけど!」
と茜が怒りながら軍隊長に言った
「茜隊長。残念だが事実だよ」
「な訳ないでしょ!静霧は!」「少し落ち着くんだ。茜隊長」軍隊長は言葉を遮りながら言う
「落ち着けないよ!友達が死んだんだよ!」
だが茜は焦っていた
「話を聞いてくれ茜隊長」と軍隊長は言い茜を何とか落ち着かせた
「それで軍隊長…静霧を殺した犯人に目星はついてる?」
と茜は終始死んだ目で喋る
「今回殺されたのはね。1人じゃないんだよ」「!?」「茜隊長も参加したレールガンの実験。それに協力してくれた少年を覚えているかな?」
「覚えてる。夕凪彩でしょ。世界でもっとも最難関の大学を歴代最年少で卒業して何度も色んな国の軍事実験に参加してる子。何か最近は日本の高校に入学したと本人から聞いたよ」
「それがね。その夕凪彩も巻幡静霧と同じ日に彼の親子さんから電話があってね。昨日の夜に家の近くで巻幡静霧と同じ状態で発見された…」
それを聞いた茜は死んだ目に涙を浮かべながら
「!それで…何か2人の共通点は分かったの…?」
と零に聞いた
「そうだね。分かっている事は3つ。1つ目は茜隊長と面識のある人、2つ目はレールガンの実験に参加していたこと、3つ目は2人とも特殊な力を持っていたこと」「特殊な力…?」
「そう」「そんな話は…聞いたこと無いけど…?」
「その特殊な力に関しては僕の予想なんだけどね」「どんな予想…?」「何か呪いや加護を持っていると思ってね」
「2人とも不思議気配ではあったよ…」「そうなんだね」「うん」
「その気配について少し説明をしてくれないかな?」
「いいよ…昔からだねど…相手の魔力・体調・性格とかが…気配で読み取れる体質みたいなんだ…」
「それは常に?」「そうだね…でも辞めようと思えば辞めれるよ…」
「そうなんだね」「うん…」「それじゃ僕の予想は正解だと考えて良さそうだね」
「多分ね…呪われてる物や人は独特な気配だからね…」「つまり亡くなった2人は呪われていると?」
「うん…」「2人の呪はいつから?」「彩君は会った時からずっと…静霧は中1の時かな…」「その呪いは何かの条件で発現してそうだね」「多分…」「今までの話をまとめると。犯人の狙いは特定の呪いを持った人間のようだね」「多分…」
「それなら一応茜隊長も警戒をしていてくれ」「了解…」
「それじゃ何か分かったら報告を頼むよ」「うん…」
「それと茜隊長」「?」「探し物は見つかったのかい?」「まだかな…」「早く見つかると良いね」「うん…」
それから茜は軍隊長室を後にした。それから茜がいつも通りになったのは1ヶ月後の事だった。
そして時を同じくして組織Zのボスの部屋にて
「テミス様。条件を満たしている7人中ほぼ全ての人間の居場所を発見いたしました」
「ありがとうケルビム。それで見つかっていないのは誰かな?」
と天使の翼が背中から合計8枚生え天使の輪が頭に付いているケルビムと言う名の天使が報告を始めた
「それが木畑尊です」「彼はしょうがないね。魔法が魔法だから1度バレるとすぐに撒かれるからね」
「それでテミス様。奴はどうしましょう?」「彼は問題ないよ」
「分かりました。それでは暁月茜についてはどういたしますか?」
「暁月茜は家には帰ってきているのかな?」「それが最近家に帰ってきていません」
「それじゃ自衛隊の方かな」「いえ自衛隊の方にもいないようです」
「何か分かっていないの?」「それが何やら最近仕事を休んでいるそうです」「理由は?」「何でも探し物を探しているもようです」
「理由が分からないとなると厄介だね」
「でしたらセラフィルに未来視をさせますか?」「お願いするよ」
「分かりましたセラフィルには伝えておきます」
「取り敢えず。報告ありがとうね」「いえ。それでは失礼します」
「それと1週間後に皆を集めてくれると助かるよ」「了解しました。テミス様」
それから1週間後のこと
「集まってもらって助かるよ」
組織Zのボスであるテミスは幹部全員を集めて会議を始めた
「それでボス!今回の任務はどう言った内容なんだ!」
小春は少し興奮気味にボスに聞く
「小春。君は前回の任務で負った傷の回復が先だから今回は参加できないよ」
「そう言えば…そうだった…」「ボス。それなら私達も今回の作戦には参加出来ないのですか?」「そうたね。君達の安全が第一だからね」「分かりました」「そう言えばボス。腕の怪我はもう大丈夫なのですか?」
と少年がボスに聞くと小春が慌てて聞き返した
「は!ボスが怪我!」「大丈夫だよ小春。夕凪彩との戦闘中に魔法が当たってね少し怪我をしたんだよ」
とボスが説明すると小春が余計に驚いた
「いや!だって!ボスは魔法ダメージの耐性が異常に高いはずだ!」「そうだね。だけど夕凪彩の雷の魔法による圧縮した雷の威力が高すぎてね。腕に何度か当たって少し怪我をしたんだよ」
とボスは目隠しをしている顔で少し苦笑いをしながら真っ白な茜の軍服とほぼ同じ服の袖をめくり上げると腕には無数の焼き焦げたような後が会った。それをみた小春は心配そうにボスに質問した
「ボス!夕凪彩には勝てたんだよな?」「そうだね。勝てはしたよ」
とボスは落ち着いた口調で答えた
「どうかしたんですか?」
と槍の男が聞いた
「夕凪彩とは住宅街から少し離れた場所で戦っていたんだけどね」
と腕の怪我を触りながら話した
「夕凪彩と戦ってみて思ったのは。私は住宅街に近い場所で戦っていたから彼に勝つことの出来たんだなと思ってね」
とボスは静かに答えた。小春が不思議そうに質問した
「どう言う事だよボス?」「それがね。私は不意打ちで彼に魔法を放ったんだがね。いとも簡単に避けられたんだよ」
「は!ボスの攻撃を!?」「そう。体を光のようにしてね」
「それでどうなったんだよボス?」
小春が食い気味に質問するとボスは
「彼は私が不意打ちで放った魔法の特徴をすぐに理解してね。雷を盾や剣の様にして近くの住宅街を私の魔法から守りながら戦っていたんだよ」
と答えた
「てことはすげー強かったんだな!夕凪彩って人間は」
と小春は言う「そうだね。それに彼は住宅街に被害が出ないように魔法の威力を下げながら戦っていたんだよ」
「それでボスと互角なのかよ!」「小春それだけじゃないんだよ。彼はスマホで誰かに連絡を取りながら戦っていたんだよ」
「は!どんだけ夕凪彩って人間は強いんだよ!」「それは私にも未知数だが本当に私が勝てたのは運が良かったんだと思うよ」
とボスは言った
「死体の方はどうなったのですか?」
と少年が聞くとボスは「死体は回収していないよ」
と答えると斧の女が質問する
「死体はボスの魔法の強化とは関係ないと言うことですか?」
「そうだね。私の魔法の強化には死体は関係ないからね」
すると槍の男が少し不安そうに聞いた
「ボス…それで暁月茜にバレたらどうするのですか?」
するとボスは「どちらにせよ暁月茜にはバレてしまうからね。巻幡静霧と暁月茜は仲の良いと報告を受けているから」
すると槍の男は慌てながら
「それでもボスの魔法がバレる可能性が上がるんですよ!魔法がバレれば対策もされやすいんですよ!」
すると槍の男の前に座っていた少年が言った
「くどい!ボスの考えを否定するのか!」「だがなミカエル!あの小春が負けたんだぞ!」「それはサリエルが油断をしたからだろう!」
「まだ分からないのか!あいつはバケモンなんだよ!」
「ザドキエルよ。3人がかりで仕留められていないのは事実だろう」「ガブリエルはまともに戦闘しないのに色々言うな!」「そうよ!」「そうだ!」「たまにはボスの為に戦え!」
「ふふ。ガブリエルが日頃から仕事をしないから言われ放題ね」「ラファエルも同じだろう」
「5人とも落ち着きなさい」
テミスは言うと5人は同時に返事をした
「任務について話しますよ」
幹部達は全員頷いた
「これから私は残りの暁月茜と木幡尊以外の人間を殺します。それまでの間少し時間があるので5人は戦いに向けてトレーニング等をお願いします」
幹部達が頷いた
「それでは解散とします」
こうして組織Zの話し合いが終わった。それと時を同じくして茜は
「いや〜何処に愛刀あるんだろ〜。結構探してるんだけどな〜。と言っても現在迷ってるんだけどね〜」と山で迷子になっていた。
「本当にヤバいかもな〜。普通の山で迷子になる分にはスキルとかスマホとか使って帰れるけど〜。ここの山スマホは圏外になるし〜。特殊な山で自然の魔力量がすご~く多いからスキルも魔法も自然界の魔力に飲み込まれて使えないからヤバいんだよな〜」
[ここで解説!自然界の魔力と人間等が持っている魔力は少し特性が違う!人間等が持っている魔力は生命エネルギーの一部で自在に性質・形・質量等を変化させ体内を循環したり魔法を生み出したりするのだ!言わば電気で言う所の交流なのに対し自然界の魔力は性質等は変化せずエフルと植物以外には毒なのである。そして植物がこの魔力を取り込むと成長しやすく今回茜が迷った山のような異常なほど自然界の魔力が多い場所は岩や鉱石が長い時間をかけ自分で魔力を作り出す魔力石と言う石になるがとても希少で高値で取引されるのだ!話は戻るが自然界の魔力は電気で言う直流と思ってくれ!因みになぜ自然界の魔力が多いところだと魔法やスキルが使えないかと言うと自然界の魔力は人間等が持っている魔力よりも質量が大きく自分より質量の小さい魔力を吸収する性質を持っているためである!因みに植物も人間等と同じ魔力を微量だが常に放出している。それでは解説は終わり!]
「それにしても異常なほど自然界の魔力が多いな〜もしかして木が沢山生えてるのが原因かな〜?ま〜最悪の場合は零小隊の皆がさがしにくるてしょ〜山に入る前にメールで何処の山に行くのかは教えてるしね〜」
と言いながら軍服の半袖と長ズボンに黒色のスニーカーでつば付きの軍帽を被りながら獣道を歩いていた
「それにしてもあんまり大型から中型の魔獣や動物が出ないな〜。今度普通にこの山に登山するのも悪くないな〜その時はせっかくだし小隊の皆も呼ぶか〜」
と呑気にしていたがこの時山の動物や魔獣達は茜が山から立ち去るまでじっと身を隠していた。それと時を同じくして零小隊の事務室にて黒奈副隊長が仕事をしていると
「黒奈副隊長。お客様が来ています」「分かった」と向かった
「それで第5番隊隊長が何の用です?」
と第5番隊隊長と呼んだ男を事務室内にあるソファーに座らせコーヒーを手渡した
「いや〜ありがとね」「それより用件は何ですか?」
「いや〜茜隊長いる?」「茜ならいませんけど」
「そうか~。いつ頃帰ってくるとか分かる?」
「個人的な用事なので分かりません。霊奈隊長」
霊奈と呼ばれたその男は筋肉の少ない体格で身長は180cmほどで少し老けた顔の20代後半〜30代前半ほどに見えた
今回のお話はどうでしたか?楽しめてもらったのなら幸いです!新キャラクターも登場して少しずつお話が進んでいるかも?今のところ暁月茜編は12章で完結する予定です!理由は第1章の手直しをしたところ大幅に増えてしまって6章で書き切るのが困難になってしまったからです!それでは次回もお楽しみに〜
や〜この時空の最高神達お久しぶりだ!結構早くもう一度会うことが出来たね〜!今回は友達を連れ出来た!
はじめまして、この時空の最高神達。私はデーガンだよろしくね。私の世界を簡単に説明するなら、陰陽師とか妖怪退治等が普通にいる、並行世界は4つ。その内3つが全ての命を持つものが死んでいる。こんなところかな〜私は死の魔法の開発に大きく関わっているんだよ
その件はとても助かった!それにしても世界を作るのが少し下手くそなんじゃないの?
君みたいにバグが存在してないだけマシだと思うけどね。
それはそうかもしれないけど
それよりも今回は君の見た目を紹介するんじゃないのかな?
そうだった!見た目は!白髪のロングヘアでツインテール!
服はセーラー服と呼ばれている服で膝より10cmほど長いスカートを履いている!性別は無いのだけど見た目は女子?になっている!目の色は銀色だ!
私の見た目は黒いローブを羽織っている骸骨お面の幽霊だ
この時空の最高神のしーれいは!幽霊みたいな見た目だから!結構仲間意識はあるの?
そんなにかな。
ま〜あんまり無駄話するとしーれいに怒られそうだしな!
そうだね私も仕事があるからね…これで解散しよう
それじゃ〜また次回会おう!次回は私エプナーと新しい友達を連れてくるから楽しみに待っていてくれ!それじゃーなー!
最高神達。さようなら




