冒険者ギルド②
誤字脱字など読みにくいこともあると思いますが、よろしくお願いします。
「アンジェちゃん、それじゃあ試験始めるわね〜。防御魔法はできる?」
「はい、大丈夫です」
「ここはある程度の魔法は大丈夫だけど、さすがに上級魔法は打っちゃだめよ」
「はい、わかりました」
上級魔法と聞いてハロルドさんとメリンダさんがギョッとする。
室内で杖はやばいよね。
そのままでいこう。
「では、オレが開始の合図を」
「始め!」
ハロルドさんの合図でリリーさんが切り掛かってくるのを防御魔法で防ぐ。
その間にもアイスニードルを上から降り注ぐ。
リリーさんは後ろに飛び退いてそれをやり過ごし、ジャンプで空中から切り掛かってきた。
私はファイヤを空中のリリーさんに向かって打ち込んだ。
リリーさんは素早く剣を薙ぎ払って軌道を変えて着地する。
スゴイ!さすがA級だ。
ワクワクしてきた。
最近開発した追撃型のアイスニードルを放ってみる。
リリーさんは避けられないと知ったのか全てを剣で細かく跳ね返した。
「やるわねアンジェちゃん」
「リリーさんもすごいです」
さらに切り込まれる斬撃をアイスカッターで跳ね返す。
「もういい!わかった!訓練場が壊れそうだ」
「ええー、手加減してるのに」
同じく。
「アンジェ嬢が強いのはよくわかった。レベルを知るだけなんだから今ので充分だ」
「言っておくけどアンジェの強さはこんなもんじゃないから」
ルーク、今それ言うところじゃないかも。
再び応接室にて。
「アンジェ嬢の実力はB級はあるかもしれんが、さすがにギルドとして実績もなくいきなりB級やC級にするわけにはいかない」
「はい」
「そこでD級からスタートではどうだろうか?」
「はい、それでいいです」
私は即答した。
「アンジェ、ほんとにそれでいいの?」
ルークが心配そうに聞く。
「うん、私は冒険者登録できるだけで満足だから」
「そうだね。アンジェは登録できないと思ってたもんね」
「そうそう、お師匠様にも言われてたしね」
「え?」
ハロルドさんが驚いた声を出す。
「オズワルド様の許可を得てないのか?」
「お師匠様の許可は得てないけれど多分大丈夫です」
「多分大丈夫だな」
私とルークは顔を見合わせてうなずく。
「どういうことかわからないけど、オズワルド様に何か言われたら責任とってくれよ」
「はい、任せてください」
「では手続きに入ってよろしいですか?」
メリンダさんがカードを発行してくれて、カードの裏に血を一滴垂らせば完了となった。
「ルーク、私の指先を剣で傷つけてくれる?」
「え?オレ?無理無理、アンジェを傷つけるなんてオレにはできないよ」
「少し血がにじめば大丈夫ですよ」
とメリンダさんが言ってくれるがルークは断固拒否だ。
じゃあリリーさんに頼むが、リリーさんもやってくれない。
結局ギルドの短剣を借りて自分で刺した。
ギルドカードに一滴落とす。
カードがポワッと光った。
「これで登録完了しました。アンジェさんも立派なD級冒険者ですね」
「私がD級冒険者…嬉しい」
「良かったね、アンジェ。あ、その短剣買い取るから」
「え?この短剣をですか?」
メリンダさんが驚く。
ついに私も冒険者だ。
魔物の解体もお願いできるし、買取もしてもらえる。
「くれぐれも1人で勝手に活動しないようにね」
ルークに念を押されてしまった。
さっそくお師匠様に報告だ。
読んでいただきましてありがとうございました。
引き続き次回もお読みいただけると嬉しいです。
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