実戦訓練に出かけよう
誤字脱字など読みにくいこともあると思いますが、よろしくお願いします。
今日は久しぶりにお師匠様と実戦訓練だ。
世の中にはもっと強い魔物が沢山いるとわかった今は、自分や誰かを守れるように、もっと強くなりたい。
今日は少し遠出し、ルークのフォード公爵家の領地の森に来ている。
フォード公爵家の領地はうちよりかなり広い。
魔物のいる森もずっと大きく、中級者冒険者さんのいい狩場になっている。
ルークがいると私に過保護になるので、ルークには内緒で訓練にきた。
まずは魔法のレベルアップだ。
「アンジェの今日の課題は、2つある。一つ目は、一度に多くの敵を攻撃できるようになること。二つ目は火魔法の威力を上げることだ」
「アンジェが一度に多くの敵を攻撃するには何の魔法がいいと思う?」
一度に多くの敵には単純に多くの攻撃を繰り出すことだろうか。
「アイスバレットでしょうか?」
私は答えた。
「確かに数匹のゴブリン程度ならアンジェのアイスバレットで全滅させられるだろう。だが、それ以上に強い敵なら無理だな」
私の使える魔法は水、水からの氷、そして火魔法だ。
「こんなのはどうですか?」
私は水を鋭利な刃のように飛ばした。
「ウォーターカッターか。いいアイデアだ。ではあそこの木を切ってみなさい」
私は近くの木に向けてウォーターカッターを放った。
ドドーン。
大きな音がして中くらいの木が倒れた、
「よしいいだろう。ゴブリン以上ビッグボアまでならウォーターカッターでいけそうだな」
「もう一段階威力を上げるとすると何がいいと思う?」
さらに大型の魔物の群れがいるの?
「う〜ん、何ですかね。ファイアウォール?」
「周りが開けたところならそれも正解じゃ。だが森の中で下手に使うと周りの木々に燃え移って退路を確保できなくなるぞ」
魔物と一緒に燃え尽きるなんてごめんだ。
これは下手に使わないでおこう。
「正解はこれじゃ」
お師匠様が空に向かって手を振り上げると、空中にたくさんの氷の剣が現れた。
お師匠様が手を振り下ろすと氷の剣は一気に地面に突き刺さった。
「アイシクルソードですか!?」
「そうだできるかな?」
私もお師匠様と同じようにやってみたが3本がやっとだ。
「ふむ、これは課題だな」
「次は火魔法の強化じゃな。火魔法の強化はどんどん撃っていくのが一番だ」
「アンジェが撃てる一番強い火魔法はなんだい?」
「ファイアウォールです」
それもほとんど火魔法は撃つ機会がない。
私は魔物は素材を取ることがほとんどなので火魔法はほぼ使わないのだ。
「それでは今日はファイヤストームを練習しよう。複数の敵なら、敵のレベルに応じた魔法。単体ならファイヤストームを撃っていこう」
マジですか?お師匠様。
何故か今日はお師匠様が張り切って、異世界冒険物みたいになっているのですが、私の安全は確保されているのだろうか。
強くなりたいのは本当の気持ちだが、命、大切にだ。
「心配せんでも、わしが防御魔法をかけてやるし、助っ人も呼んである」
助っ人?そんな人見当たらないけど。
「もうそろそろくるはずじゃ」
その時だった、スゴイ速さで何かがやってきて私たちの前で止まった。
「悪い、遅れた!寝坊したわ」
「シンさん!?」
そこには、以前グリフォンから私たちを助けてくれたS級冒険者のシンさんがいた。
読んでいただきましてありがとうございました。
引き続き次回もお読みいただけると嬉しいです。
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