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薬草を育てます

誤字脱字など読みにくいこともあると思いますが、よろしくお願いします。

その薬草学の本はかなり詳しく、とても参考になる。


筆者はハイド=コーネリアス教授という方で、植物学ではかなり有名な教授らしい。


育て方のアドバイスも載っていたし、お肌に良さそうな薬草をいくつか育ててみたい。


思い立ったら即行動が私のモットー。


さっそくマリアに希望の薬草の種の入手を頼んだ。


次は畑だ。


我が家の庭師のヨハンに相談してみよう。


庭師のヨハンに相談したところ、お父様に使ってない庭の一部を薬草畑にする許可をとってくれた。


前世はベランダで家庭菜園を少ししていた程度、今世は全く土にすら触ってこなかったのでヨハンに相談すると、息子のキースが薬草園のお手伝いとして手伝ってくれることになった。


ヨハンの息子のキースは私より2歳年上で、今年から庭師見習いとしてヨハン同様ウチで働いてもらっている。


庭師見習いの仕事を優先しつつ、薬草畑も手伝ってくれることになった。


そして、キースはヨハンと同じく土魔法が使えるのだ。


何て心強い。


ハイド教授の本によれば、まずは土づくりが大切らしい。


「へ〜、土づくりが大切なのは花も薬草も同じですね」


キースはそう言いながら土魔法で一気に畑を耕してくれた。


土魔法すごい!


肥料は庭園用の肥料をもらえることになった。


魔法バッグに使う分の肥料を入れて、薬草畑に持っていき、それを畑に撒く。


畑に撒くだけでも私にとっては重労働だ。


私が1列撒く間にキースは4列は撒いている。


それも私がいっぱいいっぱいなのに対して、キースは全くの余裕だ。


「これで種を撒く準備はいいみたい。あとは種が届いてからね」


3日後、マリアが種が届いたと教えてくれた。


さっそくキースを呼びに行って種を撒くことにした。


1列ごとに違う種類の種を撒いていく。


殺菌作用のある物や炎症を抑える薬草、保湿のためのオイルが取れるものなどさまざまな物を植えた。


水やりがたっぷり必要なものと、あまり水をやりすぎてはいけないもので半分ずつ分けた。


上手く育つといいな。


1週間もするとチラホラ芽が出てきた。


双葉も出て、順調に育ってきていると思った矢先だった。


大雨が3日降り続いた。


4日目、やっと雨が止んで、わたしは服の裾が汚れるのも構わず、慌てて薬草畑を見に行った。


そこにはすでに見にきていたキースが立ち尽くしていた。


「全部しおれてる…」


一生懸命育てた薬草の苗が全て萎れてしまっていた。


「お嬢様…」


マリアが後ろから追いかけてきた。


「マリア、薬草ダメになっちゃった…」


私はショックでそれ以上話すことができなかった。


「お嬢様、一度の失敗くらいで何ですか」


マリアが私に向き合った。


「今まで何事もチャレンジしてきたお嬢様です。人生これからなんですから一度くらいの失敗で諦めないでください」


「お嬢様はやりたい事をやりたいようにやればいいんです。マリアも力の限りお手伝いしますよ」


「マリア…」


「お嬢様、自然に人は無力だけど、俺もいます。また最初から育てましょう」


「キース…」


そうだ、私はまだ若い!失敗してもやり直せる。


試行錯誤を繰り返して、何度もやればいいんだ。


「ありがとう、2人とも。これからもよろしくね」


雨上がりの空が明るくなっていく。


今日はいい天気かな。

読んでいただきましてありがとうございました。

引き続き次回もお読みいただけると嬉しいです。

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