契約
蜘蛛さんは、考え込むように固まった。
戸惑ってもいるかもしれないな。
すると、考えが決まったようで近くに来た。
やばい...緊張してきた。
こんな上質な物を作り上げてくれて、気も使えそうな子
手離したくない。傍に置いておきたい。いてほしい!
蜘蛛さんはゆっくりと足を上げてくれた。
...
ま、マジで?! ありがとうだよ。
一瞬断られると思った。良かった受け入れてくれて。
[ありがとう。今から契約を開始するんだけどいいかな?]
またも足を上げてくれた。
まぁ、契約のしかた正解は知らないから
頭に流れてきた言葉を言おう
[うん、じゃあ始めるね。
"我は汝の主となる者。今ここに契りをかわす。
汝、受け入れるならば、この名を受け入れろ!
汝の名は スノウ!!" ]
蜘蛛さんこと スノウ が光に包まれた。
彼の額にはうっすらとおしゃれな猫のマークがついた。
これは契約、受け入れてくれたという証拠なのだろう。
[スノウ、これからよろしくね。]
うん!というかのように足を上げてくれた。
可愛いな...
[スノウ、今日はなれないことして疲れたでしょ?
一緒に家で寝ないかい?大きいから無理かい?]
そういうと、熊ぐらいありそうなサイズから子猫サイズに縮んでくれた。ほんとに可愛い。
[じゃあ、行こう。 スノウ ]
これで、私はひとりじゃない。




