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動きだす者たち  五人目

 ―――― 五人目 ――――


 渋谷区初台。

 オペラシティが見える、細い路地が続く下町の空き地で、二人の男が立っていた。

 一人は、無精髭(ぶしょうひげ)を生やし、金髪を後ろで一つに束ねていている、茶色いコートを着たナインワードだ。

 そしてもう一人は、短髪で身長の高い、二十歳前後のアジア系の青年。

 彼は五人目(・・・)

 最後に篠田により式守神(しきしゅがみ)に憑いてもらった、魔法使い、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)だ。

「What does this mean? Nine Word. (これに、何の意味があるんだ? ナインワード)」

 (バイ) 宇轩(ユーシュエン)は、住宅が建ち並ぶ周りを見渡し、ナインワードに問いかけた。

 彼はぶっきら棒に答える。

「You don't have to worry about it. As promised,just put out a guardian spirit. (お前が気にすることは無い。ただ、約束通りに、式守神(しきしゅがみ)を出せばいい)」

 確かに、それが式守神(しきしゅがみ)に憑いてもらう時の条件なのだが、理由は教えてくれない。

 式守神(しきしゅがみ)出すのは簡単だし、篠田との約束は破りたく無いので、素直に従ってもいいのだが、良いように使われるのが気に食わないので、軽く抵抗してみる。

「If you don't tell me why, I'll say no? (理由を教えてくれないなら、断るっと言ったら?)」

 ナインワードは鋭い瞳のまま答えた。

「You'll regret it. (後悔する事になる)」

「If i am now, do not regret.(今の俺なら、そうはならないかもな)」

「Don't get in the way, Fake, Bye Yuxuen. Do you want to give it a try? (調子に乗るなよ、假的(ジャーダ)(バイ) 宇轩(ユーシュエン)。試してみるか?)」

 ナインワードは更に鋭さを増し、しばらく探るように彼を見ていた。(バイ) 宇轩(ユーシュエン)は、ゆっくりと首を振る。

「No, I just said it. your idea doesn't matter to me. (いや、言ってみただけだ。お前たちが何を考えていようが、俺には関係がない)」

「Yes, Exactly. (そうだ、それでいい)」

「………I understand, I'm starting. (………じゃ、始めるぞ)」

 (バイ) 宇轩(ユーシュエン)は、背中の後ろに意識を集中した。

「出來吧、我式守神、牛殺五節巨旦。 (出て来い、我が式守神(しきしゅがみ)牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん))」

 その言葉は今までの英語ではなく広東語。

 そして、彼の後ろには、目も(おお)いたくなるほどの、おぞましいものが現れた。

 頭に二本のツノらしき物のある、人骨。

 しかしそれは、ただの白骨なんて優しい物ではなく、骨には血管が張り巡らされ、今切り取られたような、生々しい肉や内臓が筋で骨につき、そこから血を止めど無く流れている。

 同じく頭蓋骨にも血管や目玉があり、ギョロ目で確かめるように周りを見渡す。

 手に持って居るのは、三メートルの超える大きなハルバードの様な斧槍。

 強力な霊体だが、これは本来の姿ではない。

 五つに分けられ封じ込められているのを、三つまでを解放したのであって、完全体では無いのだ。それでも霧ヶ峰の鬼に匹敵するほど強力な霊体。

「Is this all right? (これで良いかい?)」

 そう、振り向きざまに、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)は慌てて後ろに跳び退いた。

 今まで彼が立っていた場所に、ナインワードのケリが通り過ぎる。

「………That's a good response. (………いい反応だ)」

「Is this courtesy to those who keep their promises? (これが、約束を守った者に対する礼儀か?)」

 (バイ) 宇轩(ユーシュエン)はナインワードを睨みつける。

「this is part of the promise. (これも約束の一環だ)」

 その回答に、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)は間合いを取った。

「I promised you to give me a guardian spirit, but I didn't promise not to resist. (俺は、式守神(しきしゅがみ)を出す約束はしたが、抵抗をしないと、約束はしていないぞ?)」

 その言葉で、今度はナインワードは、右手の人差し指と中指を立て構えを取った。

「All right, resist. fake,Bye Yuxuen. (いいぞ、だったら抵抗してみろ。假的(ジャーダ)(バイ) 宇轩(ユーシュエン))」

 本当にこれ(・・)には、何の意味があるのだろうか?



 (バイ) 宇轩(ユーシュエン)は、式守神(しきしゅがみ)に憑いてもらう前に、篠田と話す時間があった。

 岡山県倉敷市にある、地域の氏神様を祭る様な小さな神社で、彼は訊ねる。

「篠田、これ、小さい」

 日本語には慣れていないのか、彼は片言だ。理由の解った篠田は頷く。

「あぁ、確かに神社は小さいけど、後ろの竹やぶには、五つに解体された〈骨肉〉が在るからな。一番の基礎だから、気をつけろよ。下手すりゃ、お前を含めた近隣の七人まで呪い殺させるぞ」

 それはただの脅しなのか、こんな危ない話をしているにもかかわらず、篠田は歯を見せて笑った。

「………〈骨肉〉?」

「そう、〈骨肉〉だ。後はせめて、〈血〉と〈筋〉ぐらいは欲しいところだけどな」

 そこまで言って、篠田は慌てて口を閉じた。

 危ない危ない、思わず口に出すところだった。

 この神様は、〈骨肉〉、〈血〉、〈筋〉、〈皮膚〉、〈髪と(ひげ)〉の五つに解体され、各地にバラバラに封印されている。それを全て集めてやる言って、式守神(しきしゅがみ)に憑いてもらおうと考えたのだが、本当はそこまで集めるつもりはない。

 全て集めると、霊力が強力過ぎて制御できない可能性が在るからだ。

 しかし、それをこの神様に知られる訳には行かないので、あくまでも、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)には本当に五つ集めると信じさせないと。

「まぁ、全て集めるのはゆっくりになるがな」

 そんな取ってつけたような台詞に、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)は目を細めた。

「………篠田、お前、私に何か、隠してる」

 ストレートに確信を突く台詞に、篠田は軽い感じで答えた。

「当たり前だ。出会ってすぐに全てをさらけ出せる奴の方が、逆に怖ぇーよ!」

「私なら、答えれる」

「へぇー、だったら、お前がよく口にしてる、『私は假的(ジャーダ)』って言うの、どういう意味なんだ?」

假的(ジャーダ)は、まがいものね」

「まがいもの? 偽物か。それじゃ、本物の(バイ) 宇轩(ユーシュエン)がどこかに居るのか?」

 その答えに(バイ) 宇轩(ユーシュエン)は微かに笑った。

「そう違う。私、魔法使い。でも、弱い肉体強化魔法だけしか使えない。だから、假的(ジャーダ)ね」

「ふーん。俺のツレにも、同じように、魔法が一個しか使えない奴がいるけど、そいつは本物だけどな」

 篠田は本当につまらなそうにそう言ってから、我先へと歩いて行く。

 (バイ) 宇轩(ユーシュエン)も早足で篠田後を追いかけた。

「そいつ、魔法使いなのに、魔法、一個しか使えない? それ本物違う、私と同じ假的(ジャーダ)

「いや、本物さ。そいつは俺より優れたものをいっぱい持ってる」

「その、一つ使える魔法が強いとかか?」

「魔法は三流以下だよ。でも、人ってのは一つの物差しでは測れないだろ? お前もだよ、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)。魔法以外に、体術だって優れている。それは努力した結果だろ?」

「………」

 (バイ) 宇轩(ユーシュエン)は黙り込んだ。

「本物か偽物かなんて、自分で決めるべきではない。それは他人が決めるべきだし、だからと言って、そんなもんに左右される奴は、結局、本物では無いのかもな。まぁ、そんな事より、式守神(しきしゅがみ)を出す約束、忘れんなよ」

 そこまで話すと、篠田は神社に向かって、また先に歩いて行く。

 しばらく(バイ) 宇轩(ユーシュエン)は、そのあまり大きくない、篠田の背中を見続けた。



「如果筱田、如果我贏了九個字母, 我會更加接近真實嘅嘢呀? (だったら篠田よ、ナインワードに勝てば、俺も少しは本物に近づけるか?)」

 そう独り言を呟いてから、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)はナインワードに向かって駆け出した。

 住宅街の狭い空き地で、彼の拳がナインワードに迫る。

 中国武術、八極拳。

 健康法などにも取り入れられているようなポピュラーな拳法だが、武術としては完成されている。

 そこに、彼の唯一使える肉体強化魔法で攻撃が強化され、さらに、相手の呼吸を読みながら攻撃する、打気という技まで使っている。

 ここまでくると、一撃一撃が必殺に近い威力。

 ナインワードはそんな(バイ) 宇轩(ユーシュエン)の強力な攻撃を受け流しながら、身体をひねりって、今度は牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)の斧槍をかわした。

 こちらは、魂を傷つける式守神(しきしゅがみ)の攻撃。しかも、ガードをしてもそこが致命傷になってしまうので、すべてを躱さなくてはいけない。

 一撃でも喰らえば終わりな二人の攻撃を、ナインワードはギリギリでかわしながら、人差し指と中指を立てて振り下ろした。

 九字切りである。

 流石といえるだろう。この状況で反撃するとは、ナインワードは戦い慣れしている。

 しかし、ナインワードの九字切りが牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)に当たるが、この式守神(しきしゅがみ)はダメージを受けている様子はない。

「Don't lick me, Nine Word.Even if it's incomplete,Go-Ose-Chikotan,I think that it is possible to defeat it with the technology of that degree. (舐めるなよ、ナインワード。たとえ不完全と言えど、その程度の技で、牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)を倒せると思うな)」

 たしかに、彼の式守神(しきしゅがみ)は完全体で無いとはいえ、その霊力(ちから)は霧ヶ峰の鬼にも匹敵する。こんな簡易な九字切りでは削ぐことが出来ないだろう。

「Oh I see, I'm sorry.Be more serious. (そうか、それは失礼した。では、もっと本気で行こう)」

 そう言ってナインワードは左に移動する。

 その場所は(バイ) 宇轩(ユーシュエン)を、東北(・・)に見据える位置。

「………」

 あからさまな挑発行動に、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)は少し攻撃の手を止めて、こめかみを震わせた。

 牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)は方角の神様である。その牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)が、丑寅《東北》の方向に立ったなら、強靭な強さを示す。なのに関わらず、ナインワードはその場所に来るように移動した。

 バカにするのも限度がある。

「Is that okay? The direction is northeastern. (良いのか? その方向は、俺が丑寅になるぞ)」

 こめかみに青筋を立てたまま、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)はナインワードに問いかけた。しかし、彼は簡単に答える。

「Do you want to use it for seven kills? (七殺でも使ってみるか?)」

 そう軽口をたたいてから、精神を集中していく。

「I'm a warrior. What I want to get in this crazy world is a strong body.And after a pale dream, one person reaches the end. (俺は戦士。この狂った世界の中で手に入れたい物は、強靭な肉体。そして、淡い夢を見た後に、一人最期を迎える)」

 これは詠唱(えいしょう)だ。

 ナインワードは何らかの魔法を使うのだろう。しかし、詠唱を詠んでいる間が隙だらけだと、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)は蹴りを放った。

 どんな魔法か解らないが、自分の蹴りを(かわ)しても、丑寅に立った牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)の強力な追撃で終わりだ。

 そしてナインワードの魔法が完成した。

「a madman with consciousness. (意識を持った狂人)」

 (かわ)すと思っていた、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)の一撃必殺に近い蹴りは、ナインワードに簡単に受け止められ、そのまま握られ締め付けられる。

 まさか受け止められるとは思っていなかった(バイ) 宇轩(ユーシュエン)は、焦り、そして思い出した。

 ナインワードが最も得意とする魔法は、自分の使う肉体強化魔法よりも、もっと強力な肉体強化魔法。彼の筋肉は色を変え鉄のように硬化し、肉体は鎧のように異形に変えていく。

 相手の挑発で頭に血が上っていたのだ。しかし、それが解ったどころでもう遅い。

 掴まれた足を何とか引き離そうともがくが、まるでびくともしない。これでは牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)の強力な追撃が放てない。

 そこに、己の肉体の崩壊をも無視したような、ナインワードの攻撃が放たれる。

 魔法で強化した肉体の限界すら超える、骨が折れようが、筋が切れようが、構わないような強烈な一撃。

 (バイ) 宇轩(ユーシュエン)は足を掴まれたまま、それを腹に食らい、血を吐き、吹っ飛び転がっていく。

 足を固定されていたので、躱すことも、後ろに跳び威力を殺すことも出来なかった。

「I'm a traveler.What I want to get in this crazy world is a ship in space.And after a pale dream, one person reaches the end. (俺は旅人。この狂った世界の中で手に入れたい物は、空間の船。そして、淡い夢を見た後に、一人最期を迎える)」

 さらなる追撃の詠唱(えいしょう)

 ナインワードがゆっくり近づいてくるのを見て、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)は血を混じらせたまま、慌てて叫んだ。

「保護佢、牛殺五節巨旦! (守れ、牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)!)」

 その命令に従い、牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)はナインワードの前に立ちはだかり、ナインワードに向かって絶対的な一撃を放った。

 その方角は、ナインワードから見て丑寅。

 当たればナインワードが死ぬだけではなく、強力な呪いにより、彼に近い知人の六人も道連れにする、七殺。

 そんな強力な一撃を、ナインワードは躱さずに言葉を発した。

「A journey without borders. (国境のない旅)」

 牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)の絶対的な攻撃が、何もない宙を通り過ぎ、ナインワードは(バイ) 宇轩(ユーシュエン)の前に現れた。

 空間移動。

「なっ?!」

 ナインワードはさらに彼を蹴り上げる。

 今までの善戦が嘘のように、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)は何度も叩きつけられ、力なく血を吐きながら宙を舞い、ブロック塀まで転がっていった。

 魔法で肉体を強化しているが、肋骨が何本も折れ、動きを止めた。

 これで、後はこいつ(・・・)のみだ。

 ナインワードはようやく本当の標的を見据え、右腕の(そで)をめくり上げてから、九字の彫ってある刺青を触った。

 その途端、紺色の刺青が淡い色を放つ。

 ここからが本当の闘い。

 右手の人差し指と中指を立て、左手は輪っかを作り、剣を(さや)に収めるように、右手の伸ばした指を、左手の輪っかに入れ、正式な九字切りの構えを取った。

 簡易な九字切りを止めて、本気で仕留めにいったナインワードは、素早く九字を詠んでいく。

(りん)(ぴょう)(とう)(しゃ)(かい)(じん)()()()

 より原文に近いとされる、現状もっとも強力な、全力のナインワードの九字切りだ。

 牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)は彼の九字切りを受けて、片膝をついた。

 ナインワードはまだ手をゆるめない。牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)の攻撃を避けながら、何度も九字切りを放ち続け、五回目の原文に近い九字切りで、ようやく牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)は消え去ってていった。

「屌你老母。你要殺死我啊? 九字。 (くそっ、とどめを刺すつもりか? ナインワード)」

 思わず広東語で恨み節を言った(バイ) 宇轩(ユーシュエン)に対して、ナインワードは口元をゆるめた。

「太可惜了。假的、白 宇轩。 (惜しかったな。假的(ジャーダ)(バイ) 宇轩(ユーシュエン))」

 それだけを告げ、その場を後にした。

「未有、假的。真實嘅嘢相去甚遠。 (まだ、假的(まがいもの)のままかよ。本物には程遠いな)」

 (バイ) 宇轩(ユーシュエン)は倒れこんだまま、強張っていた力を抜いた。

 それにしても、この戦闘にいったいどんな意味があったのだろうか?

 疑問を抱きながらも、空を見上げると、電線に季節外れのスズメが止まっていた。

 彼はそのスズメに対して、こう呟くのだった。

「悪い、篠田。私、九字の本気出させられなかったね」



「すまないな、(バイ) 宇轩(ユーシュエン)。もっと早くに式守神(しきしゅがみ)に憑かれていれば、状況も変わったのに。だけど、打気も通じないあのおっさん化け物だな」

 篠田は片目を左手で押さえ、今まで見ていた戦闘にそう呟きながら手を離した。

 (バイ) 宇轩(ユーシュエン)の戦闘センスは良いのだが、式守神(しきしゅがみ)に憑かれた期間が短いことから、全く連携がとれておらず、逆に彼の持ち味も殺してしまったようだ。

 (バイ) 宇轩(ユーシュエン)ならもしくはっと思っていたが、ナインワードは色々と手強い。

 しかし、チャンスはまだ二回あると、無理やり自分を納得させながら、こちらに歩いて来た人影に対して軽く手を上げた。

「よう、あの時の約束を守ってくれるか? 李 徐蓮(リ ソヨン)

 篠田は、彼女に対して軽くそう言った。

 時間が掛かりすいません。


 書く時間もさながら、話も伸びてしまい、短くするのに時間が掛かり、すいません。


 だから、いっぱい悩んだわりには、あっさり勝敗が着いたり、設定ですごく多く内容を決めた割には、短くするため、ほとんど生かされない、全く無駄どころか、逆に足を引っ張る様な設定になってしまいました。


 その設定が式守神が方向の神様だった所。最初からその設定で作ったのに、全然生かし切れていない。

 もっと濃い戦闘にしたら、長くて長くて。

 でも、ようやくナインワードが強いぞって所は見れたかな。


 では、今回の説明を。今回もその生かし切れていない牛殺五節巨旦(ごさいごせちこたん)を。

 この神様の元は、全くそのまま東北の方向の、鬼門に当たる神様で、その方向に進めば七殺(自分の家族や近隣を合わせて七人死んでしまう)と言った神様で、牛頭の神様に殺され封印される、金神が元です。

 まぁ、こうみたら、名前意外はそのまんまですが。


 さて、とにかく、次話を書くため頑張ってきます。


 次は篠田の登場だ。


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