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出る杭はナシ

今回は、同時に掌編を上げられないので書くのやめようと思ったんですが、途中でエッセイを投げ出すのも意気地がないということで、アニメ、ドラマをまだ見ている間は、続けたいと思います。


どんどん視聴作が減ってるんで、これが最後になるかもしれないですけどね……


しかし、今期の二次元作品は、いかがだったでしょうか皆様。


自分としては、先期より全体的に面白く、けれどまた特筆すべき突き抜けたものはなかったかな、という感じです。


アニメはほんとに申し訳ないぐらい少なくなってしまったんですが、『彼方のアストラ』『ヴィンランド・サガ』『ギヴン』『キャロル&チューズデイ』(なぜか12話から)を最後まで見そうです。


なぜこのチョイスなの? というつっ込みも聞こえて来そうですが、もうただ減っていってギリギリこれらが残った、という言葉しか出てきません。


彼方のアストラは、ちょくちょくつまんなくなりかけるんですが、毎回引きが見事だったし、ヴィンランド・サガは言われまくってるでしょうけど、OPの主人公が短剣をドラム(スネア?)に合わせて取り出す演出が格好良すぎた。


ギヴンはBL的都合が激しすぎたけど、音楽ストーリーとしては悪くなく、キャロル&チューズデイはオープニングの二人のほのぼのとした楽しさが○でした。


ふうふう……

それくらいですかね……


変わってドラマですが、こちらはほんとに良好なものが多かったと思います。


お馴染みの勝手なピックアップですが、まず『監察医”朝顔”』。

これはもう、時任三郎さんが素晴らしかったですね。

主演の上野樹里さんも、いるだけでキャラ立ちがすごいんですが、”朝顔”の何がすごいといったら、刑事(もの)なのに事件が30分くらいで解決してしまうところですね。


もちろんすべての話がそうではないんですが、「えっ!? 残りの時間、どうするの?」という部分がすごかったんです。


ご存じの方には申し訳ないですが、この作品は東日本大震災について描かれており、そこで時任さん演じる刑事が、亡くした妻を、妻の遺体を取り戻すために、地道な捜索をしつづけています。


刑事としてのスキルか、区画をつぶさに区切って、義理の父には「お前の行動を見て傷つく人もいる。もう来るな」と言われながらも、見つけたとしてももう生きては帰ってこない妻を探しつづけます。


その横顔が、本当に胸に迫るものがあったんですよね。

どうしようもなく時間だけは過ぎていった。でも、自分が最優先するべきものでもない、(その時の)仕事を優先させずに、妻のそばにいれば、今も彼女は生きていたかもしれない。


誤った選択をし、すべてを失ったままでは、どこにも進めない……


後悔と寂寥の捜索が、しみじみとこちらに訴えかけてくるものがあった気がします。



他は……『これは経費で落ちません!』『TWO WEEKS』『ノーサイド・ゲーム』『サイン』『ボイス』『Heaven? ~ご苦楽レストラン』『小吉の女房』を録画してますが、『サイン』と、特に『ボイス』は見るのが遅れてます……


近年の面白いドラマは刑事、医療もの、そして法曹に偏りがちなので、もう食指が動かないんですね。


さらに、連続ドラマ後半のこの時期に、相当面白そうな『サギデカ』が始まる始末……


すべて録っておいて、刑事ものがない奇跡的な期にでも、視聴したいと思います。(どれも普通に良くできてるので)



……さて。

そういうわけで、今期は皆様にとって、いかがだったでしょうか?


自分も『TWO WEEKS』は1話燃えたけど、2話以降はちょっと……とか、『Heaven?』は叩かれてるだろうなあと思いつつ気分転換になるのでどうにか見てるとか、色々書き足りないこともありますが、これで締めさせていただきます。


最後に、またオチがないのでキャストMVPを発表させて頂きます。


ーー今回は……前述した時任三郎さんと、同作『朝顔』の監察医の師である、山口智子さん!


山口さんは、べらんめえ口調な役柄の印象が強いですが、今期は敬語で受け答えする人物の役でした。


これがまた、とても上品でさわやかな印象を画面にもたらす、素晴らしい演技だったんですね。


ロンバケ以降のファンである僕の同級生も、「良かった!」と大喜びしてました。


……本人のお力もありますが、キャスティングに大きく左右されてしまうので、こういう順番を決めても何の意味もないんですが……


それではーーここまで、有り難うございました!!









後日、キャロル&チューズデイの最終回を見ました。


もう、完全に制作者側の意図に乗せられて、泣きまくってしまいましたね。


当時はあまり音楽に興味がなく、「We Are The World」は、ただ凄いものなんだな、と感じていたんですが、”こういうことか!”と数十年も経って、思い知らされました。


最終回でいつものアバンを流さないのも、やはり悔しいぐらい気持ちが揺さぶられました。


想像を超える所までは行かなかったですけど……散々期待させておいて、それに見合う感動を提供できるのは、ほんとに凄いですね……!


オウ……! 嫉妬!!






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