また無理して買ったのか・・・(戦ヴァル4)
5.10
『戦場のヴァルキュリア4』を、どうにかクリアすることができました。
概ね、レビューなどで見かける通りにやっていけたと思います。(とりあえずの終章まで、30時間くらい)
・・・しかし皆、新兵種『擲弾兵』を高評価されてるんですが、僕はもっともストレスを感じたキャラクターでしたね・・・。
敵の弾はズバズバ当たるくせに、こっちは迎撃でも攻撃でも、ポロポロ外してたんですよ・・・。
一撃で倒せます、という表示が出ているにも関わらず仕留め損なったときは、「もうお前は動かさん!」と、ずっとしゃがませてましたね。
(後に『対人』と『対甲』で武器を二極化させるべきなのだと気づくまで、ずっと”最後尾 異状ナシ”)
変わって、今作一の大車輪の働きを見せてくれたのは、狙撃兵でした。
メインキャラクターに「カイ」さんがいたこともあり、本当に遠くから敵を多殺してくれましたね・・・
武器の命中精度がA+以上になったり、対甲狙撃銃が手に入ると、もう戦場の死神があちこち走り回ってる感じでした。
そしてストーリーも、ナンバリング作品であるにふさわしい、感動させられるものでした。
さすがに『1』ほど鮮やかさはないし、中だるみもありましたけど、クライマックス辺りはベタな人物が「お、お前がここまで・・・!」というほど震えさせてくれるものでしたね。
泣けました。
興を削ぐわけにはいかないので、話は語れませんが・・・あとは、小ネタとしてミネルバさんの乳揺れくらいですかね・・・
本格的に面白い作品は、必要のないサイズの胸やら、揺れやらは不粋なだけなんですが・・・。
ミネルバ隊長は「あのキャラデなら揺れないと逆に不自然だろ」みたいな感じで通される価値はあったのかもしれません。
『直接指揮』で足の遅い隊員を爽快に連れ回し、「どうだ!」「これが実力だ!」と過剰に張り切っている姿も素敵でした。
とにかく、シリーズ1にしてこれほど完成されていたシステムだったんだなあ、というのを思い知らされた作品でした。
もしビジュアルなどで迷っている人がいたら、ぜひ「1」をやってみて下さい!(いま安いし)
キャラがほのぼのし過ぎてイラッとくることもあるけど、ほんとにすっごく面白いゲームです!!
・・・後日、遊撃戦闘もふくめて全Sランククリアを終えたんですが・・・(最後のほうの敵は、1㎞先からの狙撃をサッとかわすので「ウソつけ!」と思いながら)
少し感じたのが、良い武器や高い経験値がほしくて、どのステージも慌てて通りすぎちゃうので、もっとじっくり楽しめば良かったな、という後悔がありました。
でも、どうしてもゲームを楽しもうと思ったらいい成績をあげたくなるので、「敵をゆっくりでも、全滅させてクリアしたらSランクに近い報酬、同等のアイテムがもらえる」というカメ部隊への救いがあれば嬉しかったですね・・・。
オーダー「一斉防御」で突撃して拠点占拠、という手段がほとんどの場面で通用するので(まあ下手クソへの救済措置なので、なくなると困るんですけど)、最高ランクが簡単に手に入るもんだから、あれよあれよと終えてふり返った時にはご馳走を踏み散らかした有り様・・・
もし次のシリーズがあるのなら、「じっくり派のあなたへ」という別ボーナスルートを用意してくださいSEGAさん!
(めちゃくちゃ言ってるな・・・)




