とある四月の映画について
4.29
ここをもし、雑記の方で読まれている方がおられたなら、二次元ネタが続いており、申し訳ありません。
しかし、先日放送された深夜映画がとても佳作であったので、ここで批評させて頂きたいと思います。(偉そうに・・・)
若い方は「おいおい」と思われるかもしれませんが、その作品名は「四月物語」!
ーー ほぉぉ!
・・・ふん。
パ・・・パチパチ。
そう、そんな感じの反応が帰ってきそうな、わりとしみじみ系の映画でした。
長くて疲れるだけのものを最近つづけて観ていたせいか、60分ほどの短い作品というだけで、僕には贔屓する理由が成り立ちます。
20年ほど前の映画ですが、何しろ流れの優しさが素晴らしい。
出会う人、出会う人のすべてが「鬱展開の始まりか?」と思わせられるんですが、後でふり返ればただの素通りだったり、クスッと失笑させられる程度のものだったり。
そして、映像と音楽でみずみずしさと休息を感じさせてくれる、まさに疲れた時のホッとするお茶のような作品でした・・・!
ストーリーは特に解説するほどでもないし、(やるとなると難しいですが、ほんとにささやかな話で)松たか子さんもあまり好きではないのですが、この映画は最近では一番心に残りました。
(『帝一の國』、すごかったし面白かったんだけど、二度観ることはない疲労映画なので・・・)
『四月』はエンディングが流れないのが残念だったので、どこかのブックオフ的な店でみかけたら、購入したいと思います。
・・・それでは、また押し売り日記になってしまいましたが・・・有り難うございました!




