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赤き血潮2
警察のヒーローであるユニット5が戦っている戦闘音が遠くから響いてくる。
現職の男性警官のみで編成されているが、その戦い方は実に豪快であり、悪く言えばただ強力な武器をぶっ放しているだけであり、流れ弾による建造物の破壊被害は総額で億はくだらない。
その華々しい活躍を思えば、耳朶に響く音は花火程度だろう。
「だから嫌なんですよ」
敵を前にして名乗りもなければ、チームで戦おうとしない。そんなのは朱音のヒーロー観からすればありえない。
もちろん現実の戦闘でそんな事をする余裕がないのは理解できるが、それでもやはりヒーローを名乗る以上は期待してしまうのだ




