表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

赤き血潮

 浅緋朱音ウスキヒ・アカネは都内の高校に通う青春真っ只中の女子高生なのだが、その中身は女子高生としてはやや表に出しにくい趣味があった。

 腐っている方向ならばまだ同好の士が見つけられるかもしれないが、彼女は腐っていない。


 彼女は正義に燃えている。


 もっと端的に言えば彼女はヒーローに憧れている。そう日曜朝のあの時間帯が大好きなのだ。

 しかし、この趣味を表に出すことは当然ながら憚れる。花の女子高生が特撮ヒーローが好きなど声を大にして言えない。もし衝動に任せてぶちまけてしまえば、あと二年もある高校生活は実にほの暗いものになってしまうだろう。

 だが、この日本の新東京には本物のヒーローが存在する。それがまた彼女の神経を逆なでしているのだ。


 その名を『警察特殊ユニット5』


 権利の関係で△△戦隊○○レンジャーと名付けられないという事で当時の長官が名付けられたのだが、名前に関しては不満はない。一般市民からはダサいとの声が上がっているが、むしろ一昔前のヒーローを踏襲しているようで朱音としては満足している。

 気に入らないのは実在する彼らを好きというのは許されて、子ど向け番組というだけでテレビのヒーローが忌避される事が許せないのだ。

 

 そもそも警察が設立したヒーロー部隊そのものがパクリなのだ。


 遡ること十年前。


 まだ国が、警察が迫りくる〝敵〟に無知だった頃


 次元を超えて現れる異世怪人と戦う名もなきヒーロー達がいたのだ。

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ