第1話
どうも、高谷海斗です。投稿するのが遅くなってしまい申し訳ありません。
何とか書き終わったので投稿させてもらいました。それではどうぞ。
第1話
意識が浮上してきた。遠くから金属が打ち合う音が聞こえてくる。周りを見渡すと石造りの壁に窓が開いているが窓ガラスがはまっていないのを見るとそれ程裕福でない様だ。
どうやら今、部屋の中でゆりかごの中で寝ているようだ。次に体の状態を確認してみよう。口の中に歯がないので恐らく乳離れ前なのだろう。
手はまだグーのままのようだ。どうやら無事に転生できたらしい。
しばらくして、ガチャというドアが開く音がしたのでそちらを向くと金髪にそこそこ整った顔立ちをした26歳ぐらいの女の人が入ってきて、
「あら、ウィル起きていたの?ウフフ。そろそろおっぱいの時間よでちゅよー。」
と言って俺を抱き上げた。
どうやらこの人が俺の母親らしい、見た目はそこそこの美人だ。驚いたことに今まで聞いたことがないはずの言葉を理解している。だがよくよく考えればあのオカマ確か、現地の言語が最初から分かると言うような事を
言っていた気もする。まぁそれは置いておいて、どうやら俺はそろそろ授乳の時間のようだ。これからしばらく、差恥プレイを強制的にしなければならないようだ。
あー憂鬱だ次会う時まで精神がいかれていないのを祈ろう。
あれから5年が経った。時間が飛びすぎなのは、気にしないでくれ。あれから分かったのだが、俺の名はウイリアムだ。ちなみに父はゴードン、母はスザンヌと言う。
俺は今年で6歳になる。俺の転生先はどうやら田舎の村の鍛冶屋だ。最初に聞こえてきた、金属が打ち合う音は恐らく鍛冶の鉄をたたく音だった様だ。
他に兄15歳10歳が2人と13歳の姉が1人いる。後、母さんのお腹のには赤ちゃんがいる。俺はそこの末っ子の三男で家を継ぐ必要はないがいずれ自立しなければ、ならない様だ。
俺の1日はまず、朝の5時に起き、井戸から水桶に水を汲み、次に鍜治場の水槽に水を汲み。村の中を1周するように10週ほど走った後、朝食を家族みんなで食べ、
その後剣の素振りを200本振る。火曜と金曜と日曜以外は鍜治場に行き、1番上の兄アレンと一緒に、前世で鍛冶師の仕事をやっていたので知っているのだが、一応鍛冶仕事を父さんから昼食になるまで、教えて貰って
いる。
火曜と金曜は上から2番目の兄バーナードと一緒に村付の狩人のゲイリーさんと一緒に近くの山や森に入り狩りを教えて貰っている。
昼食を食べた後、月曜と水曜と土曜は村医者のメアリー先生に治癒魔法と医学と薬学の知識を教えてもらっている。他の日は、村長に魔法についてを教えて貰ったり、自己流の魔法を
試したり、近くの川原で自分の武器を作るための材料となる砂鉄を集めたりとか、釣りなどをして遊んだり日に寄ってバラバラな事をして過ごしている。
適当な時間になったら筋トレを行い、魔力を体の表面に纏ったり、目や耳など一部に魔力をこめて部分強化を行うなど魔力コントロールをかねた修行を魔力が尽きるまで行う。
その後帰宅し家の手伝いえをしながら過ごし夕食を食べて一家団らんを楽しみ、風呂に入ってから寝るのが俺の1日だ。
魔法についてだが、俺は遠距離系の魔法の才がない様だ。どんな魔法も2メートル以上飛ばすことが出来なかった。村で1番物知りの、村長曰はく
「魔法は基本、遠くの敵を攻撃するための物で近距離で使う必要が無いから存在しないのじゃ。」
だそうだ。しかし魔力が以上なほど普通より多くあるので、使わないのはもったいない。と言うことで、自力で近距離戦用の魔法を作ることにした。魔法は基本、魔力お練りながら呪文を唱えて発動させる。
つまり、呪文さえどうにかできれば問題ないと言う事である。
今の所2種類の魔法が完成している。1つは、剣などの武器に魔法をまとわせて攻撃する方法。俺はこれを魔剣技と名ずけた。もう一つは肉体強化系で、魔力を使って身体能力を強化する魔法だ。
俺はこれをブースト魔法と名ずけた。
今日は木曜日で鍛冶仕事の手伝いも終え昼飯も食べ終えたので、これから近くの川に釣りをしに行く途中だ。
川に着いてみると、先客がいた。相手は近所に住んでいる女の子で、名前はミリー同い年の幼馴染だ。顔は将来有望だが、今は美人と言うよりも可愛いの方があてはまる。
この村で数少ない俺と仲のいい同い年の一人だ。ミリーはこちらに気付くと、開口1番にこう言った。
「ウィル、おそいよぉ。」と言ったので、俺はミリーに
「すまんすまん、ミリーけれど別に遊んでいたんじゃないんだけどな。」と言った。ミリーは
「むぅ~。」とうなっていた。俺はミリーの隣に座り、頭をなでるとぷいとそっぽをいてしまった。
嫌われたのだろうか?俺はみりーの隣に座り、持ってきた釣り竿の糸をたらした。その後、俺はミリーと今日、どんな事をしたかとかあの家の誰それがこんな事していたなど、他愛のない話をして日が傾きだした頃に
一緒に村に帰った。
ミリーと別れた俺は普段修行ばにしている村はずれの空き地で筋トレと魔力コントロールの修行を行い、それが終わってから家に帰った。
家に着いた俺は玄関のドア開けて、
「ただいま~。」と言って家の中に入った。家の中からは、
「「お帰りー」」と母と姉のリーナが返事がかえってきた。
声の方角と臭いからすると、どうやら台所で夕飯を作っている様だ。俺は自分の部屋へ行きそこでメアリー先生に出された、宿題に取り組み始めた。
続く
いかがでしょうか?返事をほとんど書くことが出来ないと思いますが、
感想やアドバイスを頂ければ幸いです。