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当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!  作者: 犬丸 大福
学園でのこと

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消えたアイツ

「クズの製造元、死にそうってなんなんだぁぁぁあああ!!!」


ハジカミからの衝撃の報告書を読んだ瞬間

お兄様が壊れました?


「ナターリエを正式に侯爵家に入れた?継がせる爵位もなんもねぇぞ?

なのに、なんでヘドロの婚約者候補にしてんだよ?!

まだ、教育途中だったよな?!」


「途中というか、年相応になってきた所だって言ってましたわ。

ってか、あの子、私達のパティシエになるって料理人と仲良くしてて、

どうも手伝いに来てる料理長の息子と良い雰囲気でしたわ。

まぁ、パティシエが先か、良い雰囲気が先か、謎ですが。

私達の2つ上の子でしたわ。ミツバも応援してたのに」


「うわぁ。あの子の事、なんも見てねぇんだな。

クソ親父、なんで王家にすり寄りだしたんだ?なんも良い事ねぇぞ?」


「…ギャリクソンの入れ知恵ですかねぇ」


「クズの製造元を消して、中継ぎだろうと一時的にも侯爵の権力欲しい?

王家の後ろ楯で、俺らを外す?センバと全面戦争する気か?王家が?」


「ギャリクソンがセンバと全面戦争の可能性なんて考えてますかね?」


「…考えてねぇから出来たのか?

だから、王家は領地を混乱させようとして噂を流した?

俺らに領地を任せられないぞ、って?民意を味方にしようとした?」


「で、うちの領地の不安定さに気付かないで、そんな噂流したから魔物が大量発生して危うく滅びかけた?」


「そんな所かぁ…俺らがコレ納めたら、どうするつもりかね?

ってか、クソ親父、納める気、ねぇだろ?権力が欲しいなら、義務も果たしやがれ。

はぁ、俺らは俺らのやることやるか…。


森の近くの村は、軍が出て、全滅する前に、森の中へ誘導したらしい。

ホネのテリトリーだからか、大人しく?誘導されたんだと。

で、今、森をうろついて居るのを潰してる状態。

サンショウが頑張っている。

そんなに大きな村じゃない。半壊した家が8世帯分。怪我人も居る。

あと1ヶ月で新年を迎える。雪が降る前に、家は何とかしたい」


「木は森に沢山あっても、直ぐに使えないんですよね?

宿屋を貸し切ります?一冬そこで過ごして貰います?」


「ああ、そうしてもらうか。

ディにはその手配をギダルとして貰える?

イチミ!またディの護衛を兼ねて一緒に行ってくれ。

シチミは俺と一緒に軍へ行く。今日はそんな感じで。

あとは、ライ様達の報告を待とう。では行動開始!!」


「「「ハイ!!」」」


そうやって1日過ごしていたら、ライ様から鳥が来ましたわ。


「ディ!ライ様からの報告がある。

まず、最悪の報告。

1つの村が全滅。

ホネが言ってた生意気なクソガキが居た村だ。

生き残りを探したが見つからなかったようだ。

周辺の村3つは、無事だそうだ。

魔物が出た事すら知らない。

だから、魔物は山に行ったのかと思って、山を探索してるらしいが、

村一つ潰した程の魔物が見つからないらしい。


あまりにおかしな事だから、俺も早急にあっちへ行きたい。

サンショウと軍を連れて行きたいから、明日、俺も出て森の魔物の殲滅を行う。

ホネがいれば、闇雲に探さなくても良いだろう。


だから、その後の支援活動はディに任せる。

イチミとシチミは置いていくから、2人はディを頼む」




そうして、お兄様が山の村へ向かい、確認しましたが、



ホネ曰く生意気なクソガキ、あの転生者っぽい子は見つからないとの事。



そして、


彼の幼馴染みらしき女の子を含め、村人の遺体は見つかっおり、

遺体の供養と瘴気の浄化を込めて村を焼き、慰霊碑を建てることになりました。






彼は一人、何処に居るのでしょう?

お読み頂きありがとうございます!

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