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当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!  作者: 犬丸 大福
学園でのこと

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あま~いケーキ屋でする話

伯父様に教えて貰ったお店へ行くことに。

「うちの商会の系列店だけどな!若い子向けで出した店だ。なんか改善点有ったら言ってくれ」

とのこと。

あら、ケーキお持ち帰りありますわ。


「せっかく個室を用意してくださいましたもの、ミツバも一緒に頂きましょう。セリにはお土産買って帰るわ。

アン達にはミツバが持って行ってくれる?」

「うん、隣に立ってられたら落ち着かない。ミツバも座って。

ライ様は、ディの向かいに座って。その方がディが良く見えるでしょう?」

「なるほど!!!」

そう言って、お兄様は私の隣に座り、ライ様は向かいに座りました。

ミツバはライ様の隣です。

皆それぞれ好きなケーキを注文、紅茶とのセットにして貰います。


「ライ様にお聞きしたいことが有ったんですの」

「なんでも答えます」

即答ですわね。


「ライド家のフロスティ様と交流がございますの?」

「妹達の仲が良いです。私はまぁ、護衛を兼ねてでしょうか?

両親達が話してる間は、子供達で交流しろとまとめて置かれたので、妹2人とフロスティ、女性3人が集まると、まぁ、賑やかでして。私には入れません。暇だったので、腕立て伏せとかスクワットとかしてました。

私の性格わかってたんで、ほっといてくれましたよ」


「「それだ」ですわ」


「??どれでしょう?」


「フロスティ様と同じクラスですの。

フロスティ様から見たライ様の評価が低かったものですから、何故かと思いまして」


「ああ、私は愛想も面白味もないですから、同じ兄妹でこうも違うのか、と良く言われましたね。

でも、従姉妹からの評価より、リアとリオ殿からの評価が気になります。

どんどん直します。いくらでも言ってください」


「よし、言ったな?!

強いのは助かる。ディを守るのにうってつけだ!辺境伯様くらい強くなって欲しい!!

他の女性に一切興味がない事も評価しよう!これからもディ一筋でいるように!!」


「もちろんです!!!!リア以外要りません!!!」

ガッと手を握られましたわ。あら、私、顔が暑いですわ?


パンっと小気味良い音がして、ライ様の手が弾かれ、お兄様に包まれましたわ。

あら、安心します。


「ライ様からディに触れて良いのは、エスコートと緊急事態のみ!!!

まだ、それだけだ!!許さん!!!」


「エスコートの栄誉は賜れるので?!!!」


「婚約者だからな、それは…許す」


「ありがとうございます!!!」

渋々なお兄様と、無表情の中にも嬉しそうなライ様。


「で、直して欲しい所は、もう少し、表情筋、ガンバレ?

せめて、俺たちの間では笑って欲しい」

ビックリしたのと、嬉しいので、お兄様に包まれてはいましたが、私から思いっきり、お兄様をぎゅーーーっっとしてしまいましたわ。

ライ様もミツバも、ビックリしてお兄様を見ています。


「お兄様、大好きですわ。

お兄様にこう言わせる程になったライ様も、大好きですわ!!!

ライ様、私達の事を大事に思ってくれてありがとうございます!!!」


「リアが、大好き。リオ殿に認められた…」

そう言うと、ボンっとライ様の顔が赤くなり、椅子ごと後ろに倒れそうな所、ミツバが支えて元に戻しましたが、その拍子にゴンっと机に突っ伏してしまいました。


「オイオイオイオイ、この程度で、倒れるようじゃぁ、ディを任せられないな?

今すぐ起きないと、エスコート取り消すぞ?!」

お兄様が脅します。


ガバッと起き上がるライ様。


「もっと強く成ります!!!」

「精神面を鍛えろよ!!!」

「ナルホド」

えぇ、チィちゃんもですけど、ライ様も失神しないようになっていただかないと。


「ついでに私達の強化にもなる訓練方法があるんですが、ご提案させて頂いても?」

ミツバが言い出しました。


「おおぅ、どうした?まぁ、言ってみ?」


「ハイ!!シラヌイ様の強さは我々世代では群を抜いてます!

なので、シラヌイ様に私達が本気で挑ませて頂けたら、かなりの鍛練になるのです!

でも、普通にやったらハジカミ、セリと3人で挑んでも勝てません。

そこで!!!

私とハジカミがカツラをかぶって、エミリオ様とユーディリアお嬢様に変装して、セリは遊撃隊として3人で挑みます!

ライ様は精神面を、私達は普通に強化訓練、どうでしょう!!!」


「「なかなかに鬼畜…」」


「でも、シラヌイ様の強み兼弱点は、お二方です。

本気の暗殺者にバレたら、シラヌイ様はきっとユーディリアお嬢様の変装した人物にヤられますよ?」


「その提案、お受けしよう」


「ッシャァ!!では、後程ご連絡致します!!

ちょうどケーキも来たようです!

ありがとうございます、後は私が致しますので!!」

そう言って、ミツバが、るんるん♪といった感じで受け取り、セッティングしだします。


「ライ様、トラウマにならない程度にお願いしますね?」


「私が本物と偽物を見間違う訳がない、大丈夫です」


「うん、そうなんだろうけど、なんか変な胸騒ぎが?」



お兄様、変なフラグ立てないでくださいまし。

お読み頂きありがとうございます!

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