表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!  作者: 犬丸 大福
学園でのこと

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
145/147

こんなところで有名だった

先生のアナウンスが入ります。

「少々、協議をします。

エアトル君、それから決闘代理人の方、こちらまで来てください」


地味に、私も向かって良いかしら?

「おっと、エアトル嬢もいらっしゃいました?

さて、どうしましょう、我々としては、来週にでも再開催とし、それまでにエアトル君が決闘代理人を立てる、という方向がいいと思うのですが」


先生が無難な修正案を提示してくれますが、お兄様が渋い顔です。

代理人ですよねぇ、ええ、わかります。


「やっぱり、代理人を立てられないんだな!!」

なんか殿下が嬉しそうなのが、ムカつきますわ。

なので、

「あのーー、発言、よろしいでしょうか?」


「どうしました、エアトル嬢?」


「お兄様の口からは言いづらそうなので、代わりに申しあげてもよろしいでしょうか?」


「はい?なんでしょう?」


「もし、お兄様が決闘代理人を立てるとしたら、私の婚約者が立つと思うんです。

そうなると、100%、私達が勝ってしまいますが、よろしいですか?」


「「は?」」

「100%なんて、そんなことあるわけないだろう!!」

先生方は不思議そうに、殿下はキャンキャン吠えてますが続けます。


「いやでも、代理人の方は、絶対辞退すると思いますわよ?」

私の言葉に、お兄様がウンウンとうなずいています。


「…え?どなたが立つんでしょう?」

先生が聞いてきます。


「…シラヌイ・センバ様です」


「「100%勝ち、ですな!」」「辞退します」

魔法科、騎士科の先生も声が揃いました。

代理人の方、顔をひきつらせながら「センバは無理です、センバは」と即答でしたわ。

なんだよ、誰だよソイツは!って殿下が地団駄踏んでますが、無視です。


「ちなみに、代理人の方、魔物討伐とかって、しますか?」


「はい、それで生計を立ててます」


「なら、このまま、私と代理人の方で試合をするのは如何でしょう?

私は、領地で魔物討伐も経験済みですので、

シラヌイ様をこの場に出させてしまうよりも自分で戦いたいです。

対人戦でどのくらい通用するのか、胸を貸して頂けるとありがたいです」


「ま、魔物討伐経験済みだと…」

殿下が顔を青くしてますわ。


「ですが、このままだと、殿下の方の評判が下がると思うので「なんでだ?!」

あとでバストン様にでも聞けよ。

ハンデを頂くってことで、

殿下側が勝った場合の条件を、

殿下に従う、から

殿下のお願いを1つ、エアトル侯爵家の双子が()()()()()叶える、に変えて頂けるとありがたいです」

とお兄様が言うと、


「1つだと?!せめて3つだろう!!」「欲張りすぎだろ!」

お兄様、殿下に容赦がなくなってきましたわ。

すると、あのニヤニヤ笑いの男子生徒がこそっと殿下に囁きます。

変な入れ知恵は、コイツか?!実家、まだ残ってましたの?!


「よし、わかった、1つにしてやろう!」

殿下にもニヤニヤ笑いがうつってます。

朱に染まればなんとやら、って染まるの早すぎません?




そんなこんなで先生のアナウンスが入ります。


「大変長らくお待たせしました。

決闘ですが、このまま、エアトル君と代理人で行います」

「「「「キャーーー!!」」」」「「「ワーーーーーーーーー!!」」」

会場から悲鳴とも歓声ともつかない声があがります。


「静粛に願います。

ただし、ハンデとして、というか、エアトル君より条件の変更の申請があり、それを殿下が受理されました。


殿下側が勝利した場合


殿下に従う、から

殿下のお願いを1つ、エアトル侯爵家の双子が()()()()()叶える、に変更になりました。

他の変更はありません。


では、両者、互いに定位置まで下がって下さい。

健闘を祈ります、始め!!」


「宜しくお願いします!!全力でいきます!!」

「ああ、こちらも手加減しない!!」



いよいよお兄様の試合が始まります。

お読み頂きありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ